Demesne

概要

Joustの効果でのみ入手できるRewardカードのひとつ。アクションとしても使用できる特殊勝利点カード。
2アクション、2購入、金貨獲得の使用時効果を持ち、かつ所持している金貨の枚数に応じて勝利点が増える。
Rewardである関係上、最大でも2枚までしか獲得できず、勝利点をDemesneのみに頼る戦法は基本的に成立しないので、購入権＆金貨入手手段＋勝利点底上げ手段と見るのが良いだろう。

利用法

• Demesneを所持していると、金貨1枚が1勝利点の価値を持つことになる。
  • 改築で金貨を属州に変換したり、引揚水夫で金貨を金量に置き換えることで属州を買う動きは、実質+5VP行動となってしまう。
• Demesne以外でも金貨獲得の効果を持つカードやイベントがあるゲームでは、Demesne1枚で属州1枚分以上の勝利点を狙える。
  • 廷臣や掘出物で継続的に金貨を獲得できるとよい。予言者なら使用するだけで相手と2VPの差がつくことになる。
    • 山賊でも使用するだけで金貨を獲得できるが、相手の山賊のアタックで廃棄させられる可能性がある。
    • レプラコーンも調整抜きでは金貨とともに呪詛がついてくることが多く、リスクが高いといえる。
  • 隠し財産を使用して勝利点カードを購入・獲得すると金貨1枚がついてくる。値切り屋でも属州購入で金貨獲得を選択可能。
  • ラクダの隊列は獲得時に金貨1枚を追放できる。使用時でも金貨を追放することを選択可能。
  • 同じく、ラクダの習性がある場合は、任意のアクションカードを実質+1勝利点トークンにすることができる。
  • 剣客に付随する宝箱は、保持している限り毎ターン金貨1枚を獲得するため強力。
    Demesneがアクションを増やすカードで、剣客がドローカードであり、なおかつDemesneの使用により捨て札がある状態を作れるので、相性がかなり良い。
  • 宝の地図のアクションを成功すれば金貨4枚獲得(4VP)。意外な授かり物も達成すれば金貨3枚獲得(3VP)。ただしいずれも達成条件は厳しいので、狙うかはサプライのカード次第といえる。

詳細なルール

• Demesne使用時、金貨の獲得は強制である。
  • サプライに金貨が無い場合、何も獲得しない。

関連カード

余談

• Joustの元となった馬上槍試合には「褒賞カード5種の内の1枚or公領獲得」という効果だったが、これがJoustでは「Rewardカード6種の内1枚獲得」に変わっている。
  よって、Demesneは金貨袋＋公領の効果がデザインされているとも言えるだろう。
  ※1種類減った分はCoronetが追加されている

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