Grotto

概要

ターンをまたぐ地下貯蔵庫であり、変則的な手札交換カード。
ターンごとの偏りを大きくするという意味では潮溜りや策士あたりにもやや似通った点がある。

利用法

• 引き切った後で勝利点などを脇に置く。
  • 脇に置いた勝利点はデッキに入らなくなりデッキがきれいになる上に、ターン開始時にドローまでできて好都合。
• 捨て札の枚数が任意になった代わりに捨てた枚数だけしか引けずアクションも出ない、小型化した策士のような感覚で運用する。
  • 序盤からいち早く高コストカードにアクセスしたい場合、1ターン犠牲にして次のターンに手札9枚にすることで強引に金量を出す。

• 捨て札にすることでリアクションできるカード(坑道、忠犬、村有緑地、進路、織工)と組み合わせるのも良いだろう。

詳細なルール

• このカードは使用したターンのクリーンアップフェイズには捨て札にならない。
  • ただし、Grottoの効果で脇に置くカードの枚数は0枚とした場合は、Grottoは使用ターンのクリーンアップフェイズに捨て札に置かれる。

• Grottoの持続効果は、①Grottoの上に置いたカードを捨て札にする→②捨て札にしたのと同じ枚数ドローする、という効果である。
  • ①と②は"一連の処理"である。(①の効果で捨て札になったカードの捨て札時効果が割り込む場合を除き)他のターン開始時の処理を割り込ませることはできない。
  • ①で捨て札にしたカードが捨て札時効果を持っていた場合、その捨て札時効果を処理するのは(②の後ではなく)①の直後である。
    • 例えば、①でGrottoの上に置いた村有緑地1枚を捨て札にした場合は、②のドローを行う前に、『村有緑地でリアクションし、即座に「+1ドロー、+2アクション」を得るか、次ターンの開始時に「+1ドロー、+2アクション」を得るか』を選択する必要がある。
  • ①でカードを捨て札にする際には、1枚ずつではなく、対象のカード全てを同時に捨て札にする＆捨て札時効果のリアクションは1枚ずつ処理する、ということに注意。
    • 例えば、Grottoの上に進路A、進路Bの2枚があるときに、①の直後に進路Aをリアクションにより使用し「+1ドロー、+1アクション」を得ることはできるが、そのタイミングでは必ず進路Bが捨て札に置かれている。
      よって、進路Aによる+1ドローでリシャッフルが発生する際には、進路Bもリシャッフルに混ざり、リアクション機会を失ってしまう。

コメント

• 地下貯蔵庫が持続になったらこんなに強くなるなんて -- 2023-01-15 (日) 06:32:59