Dark Willow

Last-modified: 2020-11-02 (月) 04:21:19

最終更新7.27d

概要

Disable(ディセーブル、無効化)とは敵ヒーローの移動(振り向き含む)、攻撃、スキル・アイテム使用を妨害する各種ステータス効果。

大きく分けてHard DisableとBasic Disableがある。

赤太字はHard Disable、

無力化系

移動、攻撃、スキル使用、アイテム使用全てに影響を与える。

  • スタン(Stun)
    対象の移動、攻撃、スキル・アイテムの使用を不可能にし、チャネリングを中断させる効果。
    最も一般的な状態異常効果にして最も強い状態異常効果である。スキル、アイテムのキャストモーション中の対象はモーションが中断される。ただしパッシブのスキル・アイテムの効果を無効にすることはできない。またプレイヤーがゲーム画面を動かすことを妨げることはない。
  • シャックル(Shackle、拘束)
    効果自体はスタンと同じだがこちらはチャネリングが必要など詠唱者が不利益を被る。その代わり非常に強力なスタン効果を持つスキル。
  • ミニスタン(Mini-Stun)
    スタンと効果は同じだが非常に短い(0.1秒など)。もっぱらチャネリングを中断させる目的で使用される。
  • サイクロン(Cyclone)
    影響を受けた対象の攻撃や移動をできなくさせるが、無敵状態にする状態効果。
    サイクロン状態では通常攻撃やほとんどのアビリティの対象にならず、一部のAoE効果やPudge?のMeat HookはCyclone状態の対象に影響を与えるがダメージを与えることはない。CycloneはBasic Dispelも同時に与える
  • スリープ(Sleep)
    効果時間中連続して影響を受けている対象が完全に無力化される状態効果。Sleep状態のユニットにダメージを与えることによってこの状態を終わらせることができる。Nightmareはスリープ状態のユニットに対して物理攻撃でダメージを与えたユニットを無力化するという追加効果を持つ。ユニットが無敵状態で眠っている場合このSleep状態を終わらせることはできない。Bane?のNightmareは対象を1秒間無敵状態にし、Naga Siren?のSong of the Sirenは効果時間中対象を無敵状態にする。無敵状態のユニットのスリープ状態を終わらせる方法はPurgeのみである。
  • ヘックス(Hex、呪い)
    影響を受けたユニットを無害な生物に変化させる状態効果。Hexを受けている間、そのユニットの基礎移動速度は140(Shadow Shamanのみ100)に減少アイテムの使用や通常攻撃、スペルの使用などヒーローのできる行動ができなくなる。トグル式スキルを切り替えることをできなくさせられるがOFFにする効果はない(ON状態のままなら発動しっぱなしになる)。6.84よりブレイクを失ったため、パッシブスキルを防ぐことはできない。靴を含めた移動速度を140(100)にするため、Yasha、Thirstのような移動速度ボーナスのアイテムやスキルがある場合、移動速度を若干上げることができる。またヘイスト状態やShapeshift使用中は、元々の速度が維持される。
    アーマーや魔法耐性によるダメージ軽減率は本来の値をそのまま引き継ぐ。また、Hexは基本的にキャストポイントが無いため、強力な逃げスキル持ちから先手を取る際に非
  • ハイド(Hide、隠蔽)、もしくはバニッシュ(Banish、追放)
    ユニットを一時的に消し去る状態効果。対象は移動、詠唱、アイテムの使用を阻害される。ハイドでスキルや投擲物を避けることが可能。ほとんどの場合、無敵状態もつく。例外的にDisruptionは効果中でもSoul CatcherやShadow Poisonの対象となり、Astral Imprisonmentは効果中でもSanity's Eclipseの対象となる。また、Hide状態中でも経験値やゴールドを得る事が可能。
  • タウント(Taunt、挑発)
    「対象を強制的に特定のユニットに通常攻撃させる」効果。タウントの効果を受けたユニットは効果時間中操作を受け付けなくなり、アイテムやアビリティも使用できない。また、タウントでチャネリングスペルを妨害することができる

サイレンス系

主にスキルの使用、アイテムの仕様に影響を与える。

  • サイレンス(Silence)
    対象が持つアクティブスキルの使用を封じる。詠唱中のスキルも止めることができる。トグル式スキルはOn/Offの切り替えがはできないだけでOnの場合はそのスキルの効果は続く。
    他の無力化アビリティよりも効果時間が長い傾向があり、敵を倒すのに十分な時間を稼げるのでブリンクやインビジのスペルを持っているヒーローをガンクする時役立つ。アビリティを組み合わせて使用することを妨害するので集団戦でのサイレンスは短時間であっても非常に効果的である。
    サイレンスを受けてもアイテムの使用はできパッシブアビリティも発動することに注意。
  • ブレイク(Break)
    対象が持つパッシブスキルを無効化する効果。なお一部の特殊なパッシブスキルは無効化できない。またアイテムのパッシブ効果は無効化できない。
  • ミュート(Mut)
    対象が持つアイテムのアクティブ効果の使用を封じる。パッシブ効果を封じることはできない。Town Portal Scroll?のようなアイテムの起動に伴うチャネリングもキャンセルする。また、Power Treads?のようなToggle型のアイテムの切り替えもできなくなる。

移動阻害系

主に移動に影響を与える。

  • 移動速度低下(Movement Slow)
    対象の現在の移動速度を一定割合減少させる状態効果。単に「スロー」という場合、移動速度のみの減少を指すことが多い。Unique Attack Modifierでない移動速度低下は相加的に重なり、移動速度の計算式や攻撃速度の計算式に従う。(移動速度低下の最大値は移動速度の最低値である100、攻撃速度の最低値は-80)全てのHexアビリティはヒーローの移動速度を100または140にする。
    ヘイスト・ルーンのような一部の効果はSlowの効果に関係なくヒーローの移動速度を最大にする。Purgeアビリティはユニットの移動速度を100にするが、Slowの効果時間中に徐々に回復していく。
  • ルート(Root、根絡め)
    対象の移動と移動スキルの使用を封じる状態効果。 多くのスキルは透明状態を看破する。一部のスキルは詠唱中のチャネリングを止めることができるが、効果時間中にチャネリングを開始することは可能である。一部のスキルはキャストアニメーションを中断する。※以前EnsnareとEntangleに分けて呼ばれていたものがRootに統一された。
  • リーシュ(Leash、束縛)
    対象を紐のようなものである1点に縛り付ける効果。束縛された対象は移動スペルを唱えることができなくなり、通常移動可能な範囲が制限される(移動を防止するものではない)。また、Town Portal ScrollやBoots of Travelの詠唱を阻害する。PuckのDream Coilは範囲外に出た場合、スタンを与える。他のスペルや通常攻撃、範囲内の通常移動は制限を受けない。
  • 強制移動(Forced Movement、フォースド・ムーブメント)
    強制的に移動させる状態効果。移動のスピード、距離はそれを与えるスキルに依存し、対象のユニットの移動速度は全く影響しない。ほとんどは対象を行動不能(スタン)にする。またほとんどの場合、後から与えられたForced Movementが優先され、先のものはキャンセルされる。Forced MovementはそのBuffまたはDebuffがかかっているときのみ働き、それがDispelされると止まる。上方向(鉛直方向)にユニットを動かす場合、追跡するタイプの弾が到達するまでの時間に影響する。
  • パージ(Purge、浄化)
    移動速度に強烈なスローを与え、さらに相手のバフを取り除くアビリティ。効果時間中低下した移動速度はゆっくりと回復する。味方ヒーローをPurgeすると即座にデバフを取り除くことができる。敵ユニットをPurgeした場合、即座にバフを取り除き、一定時間移動速度スローを与える。アビリティによっては攻撃速度スローも与えるものもある。例外としてOracle?のFortune's Endは移動不可を与える。ヒーローに対するPurgeのほとんどはそのユニットの移動速度を最初100にし、多くの場合その後徐々に回復する。回復する速度は効果時間の長さによって決定される。これは更新頻度と呼ばれ、移動速度が回復していく段階数のことを表している。この値は1から5の範囲を持つ。例えば、Diffusal Blade?のPurgeは5段階の更新頻度となっている。ユニットが350の移動速度を持っていてPurgeを受けた場合、100/140/210/280/350という段階を追って移動速度が徐々に回復して行く。この各段階の移動速度は1段階ごとに回復する元の移動速度の割合から計算される。更新頻度が5段階であれば1段階ごとに20%、3段階であれば1段階ごとに33%回復する。Demonic Purge, Stone Gaze, Unstable Currentは移動速度に加えて攻撃速度も100まで低下させ、これも移動速度と同様に段階を追って回復していく。Diffusal BladeのPurge, Stone Gaze, Demonic Purgeを非ヒーローユニットに使用することで最初の3秒間Pause状態にすることができる。Diffusal Blade?のPurgeは召喚されたユニットやイリュージョンを即座に消し去り、Satyr TricksterのPurgeはそれらに対して400ダメージを与える。
  • トラップ
    ユニットの周囲を完全または部分的に囲い、移動できなくさせたり逃げることをできなくさせる状態効果。Trapは攻撃やアビリティ・アイテムの使用のような対象の行動を妨げることはない。

攻撃阻害系

主に攻撃に影響を与える。

  • 攻撃速度低下
    対象の現在の攻撃速度を一定割合減少させる状態効果。
  • ブラインド(Blind、盲目)
    影響を受けた対象に通常攻撃がミスする確率を与える状態効果。ヒーローが回避能力を得るアビリティを習得している場合や、アイテムで回避能力を得ている場合、その両方を同時に得ている場合このBlindの効果はそれらの回避能力と重なる。Monkey King Bar?によってTrue Strikeを得ている場合は全てのBlind効果を完全に無力化する。
  • ディスアーム(Disarm、武装解除)
  • エーテリアル(Ethereal、エーテル化)、もしくはゴーストフォーム(Ghostform、幽体化)
    通常攻撃できない且つ通常攻撃されないようにする状態効果。効果中はあらゆる物理ダメージを無効化する。この効果を受けたユニットはスペルの使用はできるが、Magicalダメージを増幅して受ける。EtherealはUrsa?Anti-Mage?のようなオートアタックによるダメージに依存しているヒーロに対して非常に有効である。また、特定の対象に最大限Magicalダメージを与えるためにも使うことができる。影響を受けた対象から通常攻撃能力を失わせる状態効果。スペルは使用できる。

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