【そうおもう/どちらでも/そうおもわない】

Last-modified: 2014-06-12 (木) 09:39:21

概要

DQXのプレイヤー専用サイト【目覚めし冒険者の広場】で取り扱われ
プレイヤーの意見をフィードバックさせるためのシステムである
【提案広場】(1.0以前は「投稿広場」)内で用いられる、ユーザーの意識に関する三種類の回答のこと。

ユーザーの意見に対し
同じユーザーがどのように考えているのかを端的に示させるためのゲージがあり
その選択の比率により、ユーザーの意見や考え方を周知させようという試みである。

選択意識
そうおもう同調
どちらでも無関心
そうおもわない非同調水色

それまでは、あくまで同調のみの【いいね!】というボタンを押させることで、ユーザーの関心を数字で示していたが
「ダメだと思う意見には反対の意思を示したい」といった要望の増加に伴い、本機能が実装された。

本機能実装に伴う疑念

しかし【提案広場】と名前を変えて以降は意見を提案するためには、広場内の自身のページを全面的に、かつ長期にわたり公開する必要があり
また、最も長くプレイしているキャラクター(すなわちメインキャラクター)でのみ提案が可能とし
ユーザーひとりひとりに用意され、運用は自由であるはずの【あしあと伝言板】をも他者に向け開放する必要があるなど、あくまでユーザー間のやりとりを強調するようなシステムに改変がなされた。

このためユーザー同士の意見交換こそ活発化したものの、
たとえばゲージが真っ青になるような意見を述べたプレイヤーの伝言板は
他者からの批判の言葉で埋まってしまうなど、およそ問題があるのではと思われるような
言論封殺の片鱗をも内包するシステムと化してしまう。

プレイヤーとして、自由に意見を述べられるはずの場において、あくまでユーザーの意見を吸い上げるのは運営・開発側であるにもかかわらず、ユーザー同士が言い合い、罵り合うといったような益体のない状況は、現在でも頻繁に見られるものである。

「スタッフからの回答済みの提案」をデカデカと載せて返信を期待させるような体裁にしておきながら、
「原則として返信はしません」と記載してあるという、ユーザーの心象を悪くする構成も問題となっている。
(返信できるものは限られているという意味かもしれないが)

恐らく提案者の身元を明らかにすることで無意味な提案や荒らし行為を予防する意図があってのことと思われるが、このシステムがユーザー間のトラブルを誘発しているのは皮肉である。

インターネット上では、こうしたユーザーに不自由やリスクを強要する現状を問題視する声も多いが
ユーザーの声を届けるのが当の提案広場のみである以上大きな流れとなるには至っていないのが実情と言える。