【アサナギ】

Last-modified: 2023-11-13 (月) 11:13:52
世界に 何かが起きているんだ。
○○との 勝負なんて
小さなことに こだわってる場合じゃない。

概要

アサナギは【エルフ】のキャラクター。男性。【ツスクルの村】【学びの庭】の生徒の一人であった。名前の語源は「朝凪」。

性格

【主人公(エルフ)】の身体の本来の持ち主をライバル視していたらしく、学びの庭の卒業試験「知の試練」「力の試練」において、人格が【主人公】のものと入れ替わっていることにこそ気付かないものの、その知性や思想の変化をいち早く察知し、何かと突っかかってくる。
しかし、試験が不合格で落ち込む【フウラ】や、【魔瘴】に触れた【若葉の精霊】を気に掛けたりと、決して根が悪い人物ではない。フウラや学びの庭の師たちの発言から、相当な勉強家である事もうかがえる。
師イズヤノイは主人公を「天才」と称した一方でアサナギを「秀才」と称している。秀才とは学問の優れた人物を指すが、天才は生まれつき優れた才能を持った者を指す。学びの庭創設以来の天才という大きな壁を乗り越えられないという劣等感を抱いてしまっているのかもしれない。

活躍

主人公やフウラらと同時期に【若葉の試み】に挑戦。合格者が3名でも多いと言われる知の試練を見事に突破する。続く力の試練では魔瘴騒ぎが起こった為、試練を受ける事自体ができなかった。しかし【勇者】の覚醒と、それが示す世界の混乱という状況を重く見た【巫女ヒメア】の決定により、【キュウスケ】と共に若葉の試みの合格を特別に認められ、学びの庭を旅立つ事を命じられた。この際ヒメアは、旅をして英知を育て、主人公の遺志を継ぐようにとアサナギに語っている。アサナギはヒメアが「主人公の遺志」と語った意味を理解できなかったが、世界に何が起こっているかを突き止め、またヒメアの言葉の真意を知る為にと学びの庭を旅立っていった。

その後、同時期に学びの庭を旅立ったキュウスケが【王都カミハルムイ】【キーエンブレム】入手ストーリーにて再登場する一方、アサナギは他のストーリーに一切絡むことは無く消息を絶ち、エルフを選択しなかったプレイヤーは、顔はもちろん名前すら聞くことが無いまま1stシリーズのエンディングを迎えてしまう。
ちなみに【Ver.1.2】のPVで本編のハイライトシーンが流れるが、そこでチラッと後ろ姿だけ見ることが出来る。

あまりの音信不通ぶりに「【キリカ草原】に出た途端、【サイクロプス】に踏みつぶされた」といった心ない噂も流れ、「えっと、あいつ誰だっけ。エルフのアサなんとか…」という扱いが恒例になっていた。
2014年8月2日の『DQXTV Ver.2 夏祭りスペシャル』質問コーナーで、バージョン2内での再登場が公式発表され、その後【Ver.2.4】のPVに登場した。

夢現篇

実はヒメアに【主人公(エルフ)】のかわりに失われた古代呪文を集めることを託されており、世界各地を回っていたようだ。
 
学びの庭から旅立つ際には【エルフの平服セット】を着ていたアサナギだが、【レンダーシア】への長い旅の中、流石に初期装備のままとは行かなかったようで、【高貴な紋付はかま】を纏っての再登場となった。学びの庭では生真面目な秀才で通っていたアサナギだったが、師や学友らと離れた後は、大ふくびき大会【ドレスアップ】で旅をエンジョイしていたのであろうか…
 
第4話【いにしえの呪文】【グランマーズ】の占いの言葉をもとに向かった先で出会えるが、【夢現篇】第3話までクリアしていた時点でそこに出現する。第4話のクエストを受けていないと、エルフ以外のキャラクターで話しかけても、旅人に話す事はないとそっけなくあしらわれてしまう。
エルフのキャラクターの場合は学びの庭での日々を懐かしむような会話があり、また、現在抱えている問題の解決を手伝って欲しそうな素振りを見せるが、主人公に頼る訳にはいかないと気を変えてしまう。
学びの庭にいた頃に比べて性格的にもやや丸くなったようで、主人公に突っかかってくるようなことはしなくなり、言動もかなり穏やかになっている。
 
第4話のクエストを受けていると、古代呪文のひとつを探し出す情報をつかんだまではいいが、(【偽りのレンダーシア】に転移したため)【古き神の遺跡】に向かう道が閉ざされ往生していたようで、やはり主人公の力を借りることとなる。
 
学びの庭で主人公と共に学んだ過去を懐かしげに語る等、主人公の魂が別人のものになっている事には相変わらず気がついていないようである。
 
続く第5話【夢見る男のお宝伝説】でも再び登場。主人公の依頼を受け、古代呪文【シャナク】【ドガ】に植え付けられた【ダークドレアム】の刻印を消し去る活躍を見せた。

【ジューンブライドはマリッジブルー!? 絶海のセレブ婚組曲!】

後半の結婚式に、参列者の一人として登場。
…しているのだが特に台詞もなく、背後から映されていたり、画面の角にギリギリフレームインしていたりと、初見での発見は困難。
悪目立ちしているリーネとかビョルンとかとは対照的である。

【闇の根源】(Ver.5.5前期)

ツスクル村では旅立った後のアサナギの所在は不明扱いのままらしく、ヒメアとの別れの宴には招かれていない。夢現篇を進行させ、【セレドの町】にアサナギを出現させている場合でもこれは変わらず、アサナギ自身のセリフにも特に変化は無い。
これに関してアサナギが在学していた頃に同室だった【トマジ】?は、アサナギは戻って来ないがヒメアの事を知っているのだろうか。知っていてもアサナギならクールに受け止めるだろうがといった内容のコメントをしている。
 
Ver.5と夢現篇をクリアした場合にセリフが変化する。
ツスクルの村に里帰りした際にヒメアの訃報を聞いたらしく、別れの宴に参加できなかったことを残念がる。
しかしヒメアから託された古代呪文の復活のために悲しんでばかりもいられないと、他の古代呪文を探す旅に出ることを主人公に話す。
もしかしたら、いずれドガのように後のクエストで出会う日が来るかもしれない。