【アシュレイ】

Last-modified: 2023-12-02 (土) 22:23:07

概要

神話時代の人物でゼドラ族の族長の子として生まれ、【グランゼドーラ王国】の前身となった国、【神聖ゼドラ王国】の初代国王にして【アストルティア】の初代【勇者】担当声優は松岡禎丞(少年時は櫻庭有紗)。
ゲーム内の名前表記は今までの勇者と違い、そのまま「アシュレイ」。
双子の弟に【レオーネ】がおり、彼の事を「レオ」と呼んでいるが初代巫女である【巫女クラメ】の神託で幼い頃に引き離されている。
【大魔王ゴダ】の討伐後には2代目巫女である【ダフィア】と結ばれた。
 
アンルシアをはじめとしたグランゼドーラ王家の遠い祖先でもある。

Ver.5.3

悔恨の園と哀惜の砂漠のうつしよの境界地にいる【謎の亡霊】たちから彼の生い立ちについて聞くことができる。
いわく初代巫女が神より賜った予言により勇者として【大魔王】を倒す運命を背負いレオーネとともに【ゼドラ族】の母の元に生まれた。
しかし争いを避けるために【レビュール族】に弟を里子に出され、弟と離れ離れになることになる。
 
その後、弟レオーネと2代目の巫女、師である【剣聖ガーニハン】とともに【大魔王ゴダ】と戦い、討伐を果たした。
しかし、レオーネがゴダの散り際に石化の呪いをかけられこれが弟との永遠の別れになってしまった。
その後2代目の巫女を王妃として迎え、神聖ゼドラ王国を建国した。
 
なお謎の亡霊からは、幼少のみぎりより双子の勇者は共に2代目巫女と懇意にしていたことや、アシュレイが明るい性格でよりウマが合っていたことも語られる。

【天星の英雄たち】(Ver.6.0ストーリー)

【英雄】として【天星郷】に招かれている。
 
最初は【紺碧の試練】で彼のことを聞くことができ、【ホーリーキング】を強力な一撃で下して8匹のスライムに分裂させて弾き飛ばしてしまったという。
実際に出会うのは「浄罪の泉」で、そこでアシュレイがみそぎを行おうとしたところで汚水が噴出してしまいみそぎが中断してしまう。
【天使長ミトラー】に報告にいったところで【主人公】と共に原因の調査を丸投げ依頼されることに。
図書館で浄化の手段である【清めの大玉】?の記述を見つけるが、アシュレイは魂から復元された仮初の命のために天星郷から出られないため、必要な材料の収集を主人公に任せて材料を調合できる者を探しに行く。
 
清めの大玉を入手して泉の水源がある【神代の遺構】に入ろうとしたところで弟のレオーネと再会する。
最奥の「ルティアナの清泉」ではレオーネが水をくみ上げるポンプを守っている間に汚染の原因である【汚染源ヘドロヌーバ】達を主人公と手分けをして下す。
【神都フォーリオン】の回生堂では兄弟共々2階で待機している。
 
そして【神化の儀】の当日、儀式を進めるも突如異変が起こって【悪神】と化し、人類を滅ぼすと宣言してレオーネと共に天星郷から姿を消す。

【暴かれし相貌】(Ver.6.1ストーリー)

謎の場所で【ヘルヴェル】の一件を観察しており、そしてヘルヴェルのおかげで準備が整ったことを静かに宣言してVer.6.1ストーリーの幕が下りる。

【ふたりの勇者】(Ver.6.2ストーリー)

アシュレイの【悪神の心域】として【紺碧のピラー】内に【勇者の曙光】が現れる。
主人公に協力を要請し、自分の記憶を見て考えろという。
 
これまでに伝えられている通り、レオーネ・ガーニハン・ダフィアと共に【ドラクロン山地】で大魔王ゴダを撃破。
この戦いでガーニハンが自ら犠牲となり、レオーネも【石化】してしまった様子が描かれる。
 
先に進むと、魔物を使役しピラーからエネルギーを吸い取っている彼と出会う。
ここで一度【勇者アシュレイ】との戦いとなるが、撃破後のイベントで【神剣レクタリス】の一撃を喰らわせるもののその力をもってしても邪炎を切り離せず、逆に神剣にヒビが入ってしまい取り逃してしまう。
 
続いて【黄金のピラー】内に現れた心域【ゼドラ王の黄昏】では、その後ダフィアを妻とし、神聖ゼドラ王国を建国してからの出来事が語られる。
国名をゼドラのみとしたり、レオーネを勇者から盟友に「格下げ」したことが【トランブル将軍】をはじめとするレビュール族の怒りを買い、国家分裂の危機を招く。そして最終的にはトランブル将軍をその手にかけてしまう。
これにはレビュール族を排除しようとしたダフィアの暗躍が深く関わっており、それが明るみに出た際にはダフィアに対し怒りを隠さなかった。
 
ここの最深部でもピラーのエネルギーを奪っており、主人公に協力を拒まれると【悪神アシュレイ】の姿と化して襲い掛かってくる。
敗れたあとは憑き物が落ちた様子で神剣レクタリスを受け入れる。邪炎の切り離しには成功し、彼の魂はフォーリオンへ還っていくものの、神剣は砕けてしまうのだった。
 
ダフィアには「御しやすい」と見なされていいように操られ、トランブル将軍からは「暗愚の王」と呼ばれ、悪神アシュレイのまめちしきでも「王としての資質に欠けていた」とされてしまう。本人にも自覚はあったようで悪神アシュレイ戦後の会話では自身を「王としては無能」と述べている。
アシュレイがレオーネを盟友として格下げした理由は、名前だけでも後世に残す為であったが、悪神アシュレイ戦後にはそれどころかゼドラ王国や自分の名前すら伝わっていないことを「ダッセぇよな。」と自嘲している。
それでも自身の暴挙を止めた主人公の存在から「盟友」を残せたことは正しい判断だったと述べている。
 
それらの後悔とレオーネに対する負い目により、ピラーのエネルギーを奪うことで【とこしえの神殿】に存在する【アストルティアの楯】を入手及び破壊し、【ジア・クト念晶体】を呼び寄せようとするレオーネに協力していたことが明らかになる。

【魔眼の月が昇るとき】(Ver.6.3ストーリー)

【結晶の塔】で待ち受ける【ジア・ルミナ】との決戦時、他の英雄に先駆けて飛来。レオーネを相手取ることになる。
ルミナ撃破後、彼女のコアを奪って取り込み【ジア・レオーネ】と化したレオーネに主人公ともども吹き飛ばされるが、【ユーライザ】の創り出した光輪の上で戦うことになる(【NPC戦闘員】として参戦)。
撃破後は弟を気にかけながらも、人々のために戦う勇者としての強い意志をもって「世界に仇なす道を選んだ」レオーネにとどめを刺し消滅させた。
 
その後、限界を迎え落下するユーライザを受け止めるが、そこにジア・クトの本隊が襲来。
ボロボロの状態で立ち向かおうとするも、そこに飛来した他の英雄たちと、レオーネが遺した羽根飾りのおかげで撃退に成功する。
 
なおお揃いの羽根飾りは幼少期に二人で狩った【スターキメラ】の羽根から作ったことが判明している。

【天に煌めく星のごとく】(前編)(Ver.6.5前期)

ネタバレ注意

冒頭で話しかけると、一度天命を全うした身であることから、英雄化後の日々は人生のオマケのようなものと考えていると語る。
実の弟であるレオーネのことを手にかけたショックから、そうでも考えないとやっていられず、死に場所を探しているようにさえ見える。
 
そしてストーリー終盤の【念晶巨人】戦から続く一連の戦いでは、【創生巨神】【神剣レクタリス】へのエネルギー供給に加え、巨人コアから放たれた砲撃から主人公と当代の勇者であるアンルシアを守るため勇者の盾を展開するなど大奮闘。
しかし、それらの激闘により命脈を使い果たし、英雄たちとアンルシアに看取られながら消滅。冒頭で建てた死亡フラグが回収され、弟レオーネに続いて二人目の英雄からの殉職者となってしまった。
最期は座りながら俯いて何も言わないレオーネに、次はもっといい羽飾りを作ると言い、その後師匠は気が短いと生前の思い出を語るような事を言いながら息を引き取った。

【第10回アストルティア・ナイト総選挙!】

大予選会では28位で落選してしまった。予選会時点ではまだ悪神化が解除されておらず、キャラクターの掘り下げもまったく行われていなかったことを考えれば当然の結果か。
しかし、6.3での活躍の影響からか運営推薦枠で出場。【戦闘のテーマ】をBGMに登場している。
この出場経緯は【美の競演! 第9回アストルティア・クイーン総選挙!】【リンベリィ】以来となる。
参加できなかったレオーネの分も頑張ろうと奮闘している様だ(なおレオーネは影で兄のことを見ている)。
 
投票すると貰える物は、師匠がたまに食べさせてくれていたという素朴な形のクッキー。
形にそぐわぬ優しい甘みがなつかしい味とのこと。
最終順位は7位。本編の活躍も、予選落ちからの大逆転にはつながらなかったようだ。
とはいえここしばらく運営推薦枠が最下位に沈み続けてきたことを考えれば、最下位を回避しただけでも健闘したと言えなくもないか。
その後行われた第11回予選は、27位とあまり振るわなかった。
しかしこの順位、弟のレオーネより1つ下という奇跡が起こっていたりする。

能力

Ver.6.3のラスボス戦において【NPC戦闘員】として参加する。
Lv120、HP1024、MP512。職業表記はもちろん「勇者」。HPとMPがプログラム上の基本である2進数の桁と同一だが、適当に設定してたりするんだろうか…
使用特技は【ギガスラッシュ】【ギガデイン】【勇者の剣舞】【ギガソード】【ザオラル】【ベホマズン】、そして敵の大技を防いだ後に【勇者の覚醒】を使用し、HPが400上昇し、【雷刃】を使用するようになる。ザオラルとベホマズンを使用する際はそれぞれセリフが入る。推定攻撃力は1000前後。
 
勇者らしい技のラインナップであり、威力もギガスラッシュやギガデインで1500前後、更に固有技の勇者の剣舞は【バイキルト】込みなら3000前後、ギガソードに至っては5000前後の凄まじいダメージを叩き出す。
蘇生呪文が【ザオリク】ではなくザオラルなのは、歴代作品の勇者の蘇生呪文がDQ5・11を除いてザオラル止まりだったリスペクトか。なお、蘇生時のHPは最大値の51%なので、他のNPC戦闘員が使うザオリクと性能はほぼ変わらない。