【キュレクス】

Last-modified: 2022-09-17 (土) 19:21:44

概要

【エテーネ王国】初代国王、【レトリウス】の親友。
神がかりの英知を持ち、【ユマテル】とともにレトリウスの双翼と呼ばれた。エテーネの名を付けたのは彼である。
【キュルル】【キュロノス】と名前が似ているが、その関連性は【遥かなる未来への旅路】(Ver.4.5)のストーリー中で明かされた。
また、エテーネ王国の秘宝に「キュルスクル」なる物体があるらしいが、こちらとの関連は今のところ不明。

人物

【英雄の武勲を探して】

元は放浪者であったが、旅の途中、行き倒れているところをレトリウスに救われ、マデ氏族の集落で過ごすこととなった。
滞在の間にレトリウスとの友情を深めた彼は、やがてこの地に骨をうずめることを決め、レトリウスのために自分の知恵をふるうことを決意する。
 
やがてマデ氏族の族長となったレトリウスがティプローネ高地に住む毒竜ガズダハムの討伐を決意すると、キュレクスは友に大雨の日に討伐を決行するよう進言した。
その進言もあってガズダハムの毒の霧は大雨により無効化され、レトリウスはガズダハムの討伐に成功する。
 
その後、旗下に取り込まれたケミル氏族の大錬金術師、ユマテルと共にレトリウスの双翼と呼ばれるようになり、レトリウスが国を建てると、国名を異邦の言葉で「永遠」を意味する「エテーネ」と名付けた。

遥かなる未来への旅路(Ver.4.5前期)

本人が登場。キュルルを大きくしてやつれさせたような姿をしている(『英雄レトリウスと永遠の友』という本の記述をもとに考えると、レトリウスと出会ったときはこのやつれた姿だったのかもしれない)。口癖は「~キュレ」。
本人曰く、アストルティアとは異なる世界から来訪した異界生命体とのこと。
レトリウスを傑物と認め、彼女の死の直前に時渡りのチカラを与えたが、その時点では人間が世代を重ねる生物であることを理解しておらず、子孫にチカラが引き継がれること、そしてレトリウスほど高潔な人物になるとは限らないことを予見していなかった。時見が出来るはずなのに、そんな重要なチカラを与える前に未来を確認しなかったのは何故だろうか。
レトリウス亡きあと、キュレクスを介さず自由に時見を行うことを欲したレトリウスの子孫、【ギリウス】(第15代国王)にたばかられ、【時見の源泉】を奪われ【マデ神殿】ごと封印されていた。
 
時見の源泉を返すと、勢いよくそれを吸い込み、キュルルがそのまま大きくなったような丸々と太った真の姿を取り戻す。
そして700年ぶりの時見を行い、隕石の落下によりエテーネ王国が滅亡する未来を主人公たちに見せる。
滅びを回避すべく【メレアーデ】【永久時環】の起動法を伝授しようとするが、そこにキュロノスに操られた【マローネ】が現れる。
キュロノスによる攻撃を防ぐものの、この騒動で目を覚ましたキュルルが現れ、それに気を取られて致命傷を負ってしまった彼は、キュルルに知識と能力の全てを与え、消滅する。
キュレクスは死亡してしまったが、その後はキュルルが引き継いだ知識をメレアーデに教え、永久時環を起動させる。
キュルルはキュレクスの死を見て初めて悲しみを理解し、その後メレアーデやパドレの気持ちを汲むことができるようになった。キュルルがキュレクスから継承したものの中には「感情」もあったのかもしれない。