【グランゼニス】

Last-modified: 2026-07-04 (土) 09:56:27

概要

勇気の神でもある【人間】【紡がれし勇気の絆】で存在が明かされた。
 
【女神ルティアナ】の五男で、種族神の末弟にあたる。
 
ソーラリア峡谷の奥にある【古き神の遺跡】は、人間たちがグランゼニスを祀るために建てたものである。
その存在があまり知られていなかった前作と比べ人間たちにかなり信仰されていたようだが、現在ではその神の名も失われていることからすると、グランゼニスは遥か昔に力を失ったようである。
【ダーマの神】とは友好的な関係であったようで、姿を消す際に【神の緋石】をダーマ神に託していたことがダーマの大神官から語られている。
この神の緋石を守るためにダーマ神が作らせたのが【ダーマ神殿】らしい。
 
ちなみにアラハギーロのピラミッドの石碑には、神の緋石はレンダーシアを悪しき物から守るために自分の血をつかってグランゼニスが作ったものとかかれている。
また、グランゼドーラ王家に受け継がれる【勇者】の力と、主人公が持っている【盟友】の力は共に神、即ちグランゼニスから与えられた力であることがグランゼドーラの書物によって分かっている。
 
【天馬ファルシオン】は彼の眷属である。

ストーリーにおいて

Ver.3.5後期

かつて神代の戦いにおいて、五種族の神の意志を剣に宿し、邪神に堕ちた兄【ナドラガ】を引き裂き封印した存在であることが判明。
しかし、それが原因で彼は力を失い、長き眠りにつくことになった。
 
また、彼は種族神の中では最後に生まれた末弟であり、女神ルティアナの厚い加護を受けていた。
それゆえに、兄ナドラガから妬まれていたという。
 
各種族神の神像がナドラガとの戦いの歴史を語るシーンでは、光るシルエットとして登場しており、長剣を手にしてマントを羽織った青年(?)のような姿である。
一人称は「私」、二人称は「あなた」。

Ver.6.3

【勇者姫アンルシア】が結晶化した後にシオンの元を訪れると、自分は現在来るべきときにそなえ、全神経を集中して主の気配を追っているため動けないと語り、クリア後もアンルシアを救出した主人公を讃えるも依然として集中を続けている。

Ver.6.4

ここのメインストーリーで神話時代に時渡りすることになるが、まだ誕生前のため登場しない。

Ver.7.1

女神ルティアナは【果ての大地ゼニアス】を去る際に、父・グランゼニスと同じ名を付けた息子を将来ゼニアスに帰し、継承者とさせる誓約をしたという。
 
【創失】の呪いの根源を断つために主神グランゼニスが消滅したのち、ゼニアスの新たな主神の座をこちらのグランゼニスに継承させる案が出るが、その時点ではどこで眠っているのか不明であった。

Ver.7.2

CV:中村悠一(復活直後~過去の自分を断罪するまではアンルシアの身体を借りているため早見沙織)
神の緋石を再生した後、アンルシアの身体を借りて精神のみが目覚める。
肉体の復活には神器である【断罪の剣】が必要であり、剣の修復のために主人公一行に手を貸す。
断罪の剣の中では母ルティアナから神器を賜り断罪の剣と名づけ、ナドラガに敗北したが兄弟神から力を賜って立ち上がり、ついにナドラガを断罪する三つの過去を垣間見る。
【執行者ガンガブラ】とその主を退けた後、【エステラ】に降臨したナドラガと話し合って剣を修復してもらい、【神々の間】にて己の罪を断罪したことで本来の姿を取り戻す。
 
その姿は赤いマントを羽織った黄色い長髪の美男子。話してみればアンルシアの身体に宿っていた時のような大仰な口振りではなく、柔らかい物腰の青年であった。
目覚めた際はアンルシアの可憐な姿だったので、せめて神らしく物々しく振舞っていたとのこと。
 
一行からゼニアスに渡り主神の座を継ぐことを依頼されるが、先にアストルティアに残留する創失の呪いを完全に絶たねばならないことから一旦はこれを断る。
そして「ゴダの後継者」に会うべく去っていった。
【ポルテ】曰く「すごくせっかち」で、その気質はシオン曰く「ずっと傍観しかできなかったため」だという。

Ver.7.3

【グランゼニスの試練場】に誘い、勇者姫アンルシアと当代の大魔王である主人公に「ゴダの後継者」である【代行者ヨナ】を紹介し、主神の王冠の試練を課す。
 
【ゼクレス城】で魔王となっていた【リンベリィ】に話を聞いてもらうために、シオンを連れていくために一度城のテラスに戻ってきた時に、眠っている間の人間の成長に感動して、サムズアップしつつ「チョベリグ」と死語ダジャレをかます。
人間の文化を深く愛し、精通しているからとシオンがフォローするが、アンルシアから「1万年以上前に使われていた言葉だと歴史の授業で教わった」と聞き、時代の移り変わりの早さに少々ショックを受ける。
 
その後、シオンの【白き導き手】に宿り、連れ添う形でこっそり魔界へと来る。
ポルテからの呼び名がこの時に「まごゼニス様」から「グラさん」へと変わるが、ナウい響きがお気に召したそうな。
リンベリィにシオンがガン無視された際にはシオンの事を「当て馬」と揶揄するが、それに対しシオンからは「ウマい事を仰る」と返されている。何かにつけて会話が掛け合い漫才な緊張感の無い主従である。
 
【創失を招くもの】によって無理矢理起動させられた【バルメシュケ】の操心術を、いとも簡単に解除してみせる。
(アストルティアと魔界との争いには原則介入しないが、「魔界をアストルティアから切り離した神々の罪を償う」という名目で関与した)
 
これによって主神の王冠を取り戻し、ゼニアス主神の継承権を得たグランゼニスは【誓約の園】に向かうが、ゼニアスのことを余り知らない自身より、元々ゼニアス主神の娘である【女神ゼネシア】の方が新たな主神に相応しいとして彼女に主神の座を譲ることを提案し王冠を譲るが、突如として豹変したゼネシアに石化の呪いをかけられてしまう。

Ver.7.5

ゼニアスにやってきたアンルシアの尽力によって、石化が解かれ復活。直後に彼女が倒れお通夜ムードの中、挙手して話題に入り込むとアンルシアはまだ生きていると告げる。
勇者に与えた力はほんの一部で、自分が還元されて復活できた量も同等程度らしいが、力そのものが大きくなった理由は君たち勇者のおかげだと感謝した。
そして崩れたゼネシアの像に断罪の剣を向け、その罪を裁く決意をする。
 
【創失のガナン帝国領】では師匠人格のポルテを優しいと諭したり、【創失のガナン帝国城】のバリアや湖の橋のギミックにすぐに気づいたりと気配りが行き届いている。
 
そうしてたどり着いた城の玉座では、【継承者のオーブ】は譲れないと再確認し、堂々と倒すことを宣言。ラキに向けられた創失攻撃を止めようとしたポルテを制止させ、彼が主神として目覚めるのを見届けて、「だから連れてきて正解だった」と得心する。
その後ポルテと強力して結界を張り、中でラキと主人公たちが【創失の主神ゼネシア】と存分に戦える環境を作った。
 
その後、疲労の溜まった彼女に背後から斬りかかるも、王笏で受けられて何度か剣戟を繰り広げる。隙ができた彼女に一撃入れようとすると、彼女の姿をポルテと重ねる幻を見て、断罪の剣を落としてしまう。
ゼネシアは主人公がトドメを刺したものの、その場に現れた【創失を招くもの】に主人公が攻撃しようとしたのを体を張って自ら止めに入る。
そして奴の正体がポルテ自身(の第三の人格)だと、断罪の剣を通して理解したことを周りに話す。このことは主人公・ラキ・師匠ポルテ・後々伝えることになる【マギエル】を含む5人だけの秘密にして、他の人たちはもちろん、普段の人格のポルテ自身にも伝えないことを周知させる。
その苦労をマギエルから労われると、さすがに神でも許容できないほど冗談にもほどがあるようだ。
今のところまるっきりノープランだが、いつか奴がポルテをまた乗っ取って計画を実行しようとする前に、作戦を決行するべくアストルティアに戻った。
また、ゼネシアに対しては母の姉であるため、一応「伯母上」と呼んで敬意を払っていた。
 
ラキの目覚めや創失を招くものの正体を見越していたなど、神としての役割はしっかり果たしている。
…のだが、以前から匂わせていた通り旧い流行語(現実の現代日本における所謂「死語」)にドハマリしているらしく、真面目な話をしている最中にも度々そうした言い回しを交えるという悪癖も見せる。
その言動の軽さから威厳に欠ける印象を受けるが、ドラクエ世界には真面目な戦闘シーンと思いきや一発ギャグやらステテコダンスやらでウケを狙ってくる唯一神なんかも存在するため、神として堅苦しくなり過ぎないよう多少ふざけたキャラ作りをするのもドラクエの神としてはよくあることなのかもしれない。

以下、ストーリー中のグランゼニスのセリフより
  • 助かったのは君たち勇者のおかげ。サンキューベリーマッチョと言わせてくれ。
  • ……いいね。君たちのその覚悟……アゲぽよだ。
  • む、これはヤバたにガーデン*1。このまま進まない方がよさそうだ。
  • チョベリバ(超ベリーバッド)にもほどがある。……まさに冗談はよしこさんだね。

Ver.7.6前期

主人公と【パドレ】【リンジャの塔】へ向かうよう指示し、そこで待つ古き友人から試練を受けるようにも告げる。
時渡りの力を成長させ戻ってきた二人を神々の間でポルテとともに迎えるが、いきなり彼女を首トンで気絶させ、起こさないように周知させるためシーッと指を立ててから計画の説明をする。
キュルキュル鳴く見えない存在から聞いたそれを、二人の時渡りのチカラの使い手に理解してもらって、世界に影響を及ぼさない結界を貼ってもらい、中にいるポルテの時間のみを巻き戻し、ポルテの中に眠る創失を招くものの誕生した時期を探り誕生の瞬間に断罪の剣で切り捨てポルテと世界を救おうとした。
途中の彼女の反応から、少なくとも神代の戦争よりも前から存在するだろうことを察すると、更に時間を巻き戻すように促すが、そのタイミングで創失を招くものが覚醒。
ポルテ自身が抑え込んだことで被害は少ないが、負傷してしまったパドレを家に送りつつ、二人にはゼニアスで別の手段の手がかりを得るよう指示した。
 
その後は【沖の孤島】から、【創失の塔】最上部から溢れ出る大量の創失の呪いを、どうにかアストルティア中に広がらないように抑えてこんでいた。戻ってきた二人に対しては爽やかに答えるが、流石の種族神と言えど余裕のよっちゃんとはいかないらしい。
 
そして二人を見送った後、暗雲が晴れて青空が広がるのを確認すると、塔に繋がる道を歩いて戻ってくる主人公に声をかける。
平和になった世界を喜ぼうと話していると、【執行者ザジザディリ】によって目の前で主人公が創失してしまう。
断罪の剣を振り払っても、創失を招くもの本人の力が由来らしく無意味で、完全に消えてしまった後に「くそっ……」と悔しがりながら地面を殴った。

この創失をきっかけに世界情勢が一変。魔界との関係が一触即発状態にまで急転したため、グランゼドーラ城の秘密会議室にアンルシアとユシュカ達三魔王を招集して、休戦を提案する。主人公のあまりの偉業故に代わりとなる存在が立てられず困惑していることも伝えつつも、その場ではお互いが手を取り合うことには成功した。
 
しかしそれでもアストルティアと魔界の戦争を抑えることはできず、アンルシアと魔王達も命を落とす。そして、世界中に蔓延した絶望と憎悪により実った女神の果実が変じた呪われた黒き果実とポルテの人格が吸収され、創失を招くものを【創絶を招くもの】へと変貌させてしまう。
復活早々、アストルティアを消し去ろうとしたかの存在を止めるため、英雄神と共に立ち向かうグランゼニスであったが、1つの世界そのものが主神の力・女神の果実・世界中の絶望を吸収し、進化した創絶を招くものと創失の呪いより遥かに強力な「創絶の呪詛」の前には神でさえなすすべなく、まとめて消し去られてしまった。
 
その後復活した主人公とポルテが【創絶の崩界竜】を倒し、ゼネシアによって創失の呪いに侵されていないポルテ、すなわちアストルティアが創生し直されたことで復活。
アストルティアの化身本人とヒトの子が世界を救ったことを見て、これからのアストルティアに神々のチカラは必要ないのかもしれないと語り、飛び去って行った。

能力

【怨念の邪竜】【処刑人衆】【執行獣ガンガブラ】戦ではアンルシアの身体を借りた状態で戦う。装備はアンルシアが装備しているものを用い、武具のステータス、特殊効果も適用される。
Lv130、HP1280、MP990。素の攻撃力は1200程度。職業表記は「神」。また、怨念の邪竜と処刑人衆戦では全ダメージ半減、執行獣ガンガブラ戦では被ダメージ軽減100を持っている。
使用特技はアンルシアが習得しているものと変わらないが、「勇者の○○」という特技は「勇者神の○○」という名前に変わっている。
 
行動はアンルシアのときと同じだが、攻撃力は倍近くになっているので、その火力は圧倒的。【ジゴデイン】は7000以上の威力になり、さらに覚醒時には【雷刃】で3000~4000のダメージを凄まじい速さで連発する姿はまさしく神。



*1 ※正確には、元ネタの流行語は「やばたにえん」。微妙に弄られているのは、その更なる元ネタが実在の企業名であるがゆえの配慮だろう。