【コウモリダコ】

概要

さかなの一種。

一般分野におけるコウモリダコ

深海に棲む頭足類。8本の足の間にコウモリの羽のような膜があることからこの名で呼ばれる。
実は太い8本足の他に糸のように細い2本の足があり、本当は10本足。それゆえ学名を「Vampyroteuthis infernalis（地獄の吸血鬼イカ）」と称する。
だが実際はタコでもイカでもなく、これらが明確に分かれる以前、1億年以上前の形態をそのまま残している生物だと判明した。吸血鬼イカという呼び名も不気味な外見からの連想でしかなく、プランクトンの死骸を集めて食べるおとなしい生き物だと考えられている。

DQ10の【釣り】におけるコウモリダコ

【血潮の浜辺】で釣れる。
初期距離は70～100m未満。行動パターンはじたばた暴れる（くいつき度10程度減少）・必死に泳ぐ（15m程度）とシンプルで、難易度は決して高くはない。問題があるとすれば、初期距離に幅があることも相まって、おなじ釣り場で釣れる【イカ】や【タコ】と見分けづらいことだろう。現実のそれと同様、判別困難な生物なのである。