【スカラベーダー】

概要

強大なフンコロガシのモンスター。
同種に【げんじかぶと】【かっちゅうアリ】【アイスボンバー】【スカラベキング】がいる。
スカラベーダーとは「コガネムシ科」という意味。カブトムシもフンコロガシもコガネムシ科に分類されている。
岩などを転がして自身のすみかを形成する。「ベーダー」は匠の証でもあるという。
名前からして【スカラ】を使ってきそうだが、あくまで「スカラベ」なのでそんなことはしない。

託された希望

ガタラ外伝クエスト【動き出した時間】第5話のボス。
【最果ての地下遺跡】にて【ビャン・ダオ】が世の無常を嘆いているところに、しんみりとした雰囲気をブチ壊すかの如く登場。
おそらくは自分の住居に入ってきた外敵を排除しようとしたのだろう。
　
高い攻撃力と守備力を持ち、【吸血】･【岩石おとし】を使用する。守りを固めながら、魔法攻撃のパーティで行くのが理想的だろう。
ステータスは高いものの単体な上に状態変化を使わないので、1つ前のボス【魔鳥の頭目】よりは御しやすい。
当時よりもレベルキャップが大きく引き上げられた現在ならば特に苦戦する要素もないだろう。

燃えるロマンの宝石

【灼熱の溶岩窟】の奥「カルデア空洞」にいるボス。戦闘前のカットインでは「スカラベーダーズ」と書かれる。
【リュウタ】が【NPC戦闘員】として参戦する。Ver.4.3では（こちらはサブストーリーだが）唯一のNPC戦闘員がいるボス戦である。
　
【古代ウルベア魔神兵】たち同様、数の暴力で押してくる（最大Zまで出る）。
とにかく湧きだすスピードが半端なく速く、こちらが1体倒せるかぐらいのペースでどんどん増える。
初期出現は3匹だが、あっという間に7～8匹くらいのスカラベーダーに埋もれることになる。
視界を埋め尽くす大量のスカラベーダーがカサカサとした虫らしい動きで押し寄せてくるため、虫が苦手な人はかなりきついかもしれない。
　
単体でも上記のクエスト時とは比べ物にならない強さにまでパワーアップしており、範囲攻撃の岩石落としも300近いダメージになっている。
幸い搦め手はもたないので、岩石おとしを軽減できる土属性の耐性を持った装備で固めて挑みたい。
それでも岩石おとしを数匹にくらわされると、いくら土耐性があっても一気に全滅までもっていかれてしまう。
乱戦になるので、特に物理職で対象を指定する攻撃を使用する場合、きちんと目の前にいるものをターゲットに指定しないと、攻撃をうまく発動できない。
全滅の原因にもなりうるので、ターゲット指定は慎重に行うこと。
　
この時の生き残りが3000年間でウルベアからガテリアまで移動したのだろうか。
また、戦闘BGMはなんと【神に挑みし者】。何を思って選曲したのだろうか。まさかツノ繋がりなのだろうか。

豆知識

GBAの「ドラゴンクエストモンスターズ　キャラバンハート」に、既に同名のモンスターが登場している。
自然系最強の仲間で、高い状態異常耐性を誇った。姿は違うが、角や殻の配色が良く似ている。
直近作では「ドラゴンクエストモンスターズ　ウォンテッド！！」にも出ているので、興味があればそちらを調べてみよう。