【ダブルすれちがい】

概要

3DS版【ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ便利ツール】（後の冒険者のお出かけ超便利ツール）との連携要素のひとつ。
便利ツールを使って【すれちがい通信】をしたユーザーと、DQ10内のキャラ同士でさらにすれちがうことで3ポイント（サポート仲間の場合は2ポイント）手に入った。
一定のポイントがたまったら【旅のコンシェルジュ】に報告すると各種プレゼントがもらえた。
　
想像に難くないと思うが非常に難度の高いミッションであった。
まず、でかけ先ですれちがうのが困難である。都会に住むユーザーならともかく地方ユーザーはまず絶望的。
運良くすれちがいできたとしても、同じ人とゲーム内で再びすれちがうことも困難。すれちがい推奨サーバがあるとはいえ、インする時間帯の違い、冒険するエリア等々クリアするハードルが高い。
対処法としては3DSのメッセージ欄にすれちがう時間や場所を記入しておく方法があったが。
運営もその状況を察しており、Ver.2.4前期までは景品の追加やシステムの改善を行う様子が見られなかったが、Ver.2.4後期でリニューアルが実施され、Ver.3.0後期で獲得ポイントがアップされた。
しかしその後のテコ入れはなく、終了までほぼ忘れられた機能となっていた。

Ver.2.4後期

景品が一新され、ポイントが0にリセットされた。
なお、同日アップデートされた超便利ツールにはすれちがいリストが消える不具合があった。
　
景品一覧

Ver.3.0後期

通常のダブルすれちがいのポイントが1ポイントから3ポイントに、サポート仲間とのダブルすれちがいのポイントが2ポイントにアップされた。

Ver.6.0

3DS版冒険者のお出かけ超便利ツールのサービス終了に伴い、ダブルすれちがいの機能も終了することになった。
既に受け取っているポイントは強さメニューでの確認はできないが、コンシェルジュからは確認が可能で、ポイントさえあれば景品の受け取りは可能。
なお、こちらも2022年度中に終了の予定が発表されており、プク姫様つきの畑も将来的に別の手段で入手できるようになる予定。

ダブルすれちがいイベント

時折公式に【ふうせん三姉妹】とダブルすれちがいできるイベントが開催された。
手順はおおよそ以下の通り。

• データ配信期間とダブルすれちがい期間・場所が事前に発表される。
• 配信期間中に3DS版おでかけ便利ツールのダウンロード機能を使ってふうせん三姉妹のデータをダウンロードする。
• 受け取ったデータとすれちがったことになるので、その状態を送信する。
• ダブルすれちがい期間にそのキャラがゲーム内で登場するので、指定された場所に行ってダブルすれちがいを達成する。
• 達成後、特定のNPCから記念品を受け取る。

これによるダブルすれちがい達成は3人分の達成としてカウントされるため、ある程度ポイントの足しになった。

豆知識

3DSのすれちがい機能は非常に優秀で、有効射程範囲はおよそ7~12m(公式は約30m)。
条件を満たしてさえいれば、なんと行き違う電車内ですら認識可能。
速度が遅ければ、片方が走行中でも認識する（流石に互いが逆走行中は無理のようだが）。
　
この為、必然的に恩恵を一番受けられるのは電車を利用して大都市中心部に通勤する社会人プレイヤーであった。
他にはスーパー・デパートのフードコート及び玩具売り場・大型カメラ店なども比較的チャンスが多かった。
　
因みにすれちがい推奨サーバーは19・20の2つあったが、東日本は19、西日本は20と言うのが暗黙の了解となっていた。
3DSの『すれちがい熱』は人気タイトルが発売されるタイミングで活発になったが、肝心の3DS版DQ10はそのプレイ環境上、「DQ10が発売されたからすれちがいが活発になる」とは言い切れなかった。

すれちがい通信中継所

2013年8月6日に開始され、2018年3月28日10:00をもって終了した任天堂のサービス。
　
本作に限らないが、すれちがい通信はその仕組みから、都市部なら成立させやすいが地方のユーザーは中々楽しめないという難点があった。その状況を改善するため、セブンイレブン・マクドナルド・TSUTAYA・家電量販店・一部私鉄の駅など、任天堂のサービスが受けられるアクセスポイントの近くに3DSを持参すると、以前そこに訪れた人のデータのダウンロードや自分のデータのアップロードが行われ、その名の通りすれちがい通信が中継できるようになっていた。
現在は利用できないため、今後は従来どおり3DS同士で普通にすれちがう必要がある。