【ツォンデム主任】

Last-modified: 2021-04-18 (日) 13:15:13

概要

【帝国技術庁】第一庁舎にいるNPC。【ウルベア地下帝国】で帝国技術庁大型魔神器開発部の主任研究員を務める技術者。17世紀の欧州によくあった金髪のクルクルカール髪。
【ウルベア魔神兵】とも呼ばれる戦闘用の大型【魔神機】が専門で、【ウルベア大魔神】【魔神兵ゼェード】も彼の部門が開発した。
 
才能は本物だが、その本性は自らの兵器の破壊力に酔いしれ、自らの技術を誇示するために戦争を望む、悪い意味で【ドワーフ】らしさ全開のマッドサイエンティスト。
先の戦争では【グルヤンラシュ】から大魔神の取り扱いを一任されていたが、暴走した彼は大魔神の出力リミッターを外した上で実戦投入し、【ガテリア皇国】を焦土に変えてしまった。
【砂上の魔神帝国】における一番の悪役はグルヤンラシュこと【クオード】だが、彼も悲劇の元凶の一人である。本人に明確な罪悪感や処罰の描写が無いという点ではいっそうタチが悪い。
【ザグルフ】【ディアンジ】はクオードの正義感が受け継がれた部下たちであるが、ツォンデムはクオードの1番悪い部分が見事に引き継がれてしまっている。
 
グルヤンラシュ処刑後は、軍縮を唱えて魔神兵生産中止や大魔神引き上げ禁止の命令を出す【ウルタ皇女】に露骨に不満を示し、直後に否定こそしたものの「戦争が起きないなら起こすまで」という発言まで残している。
そして、その後帝国はウルタの代で滅亡する。確証が無いため彼らが再度暴走したと断定することはできないが、非常に不穏である。
 
クエスト【シックに着こなして】では、3主任の中で彼だけが「今の帝国技術庁の中で一番優秀な自分こそが筆頭研究員に最も近い」と考え、ノリノリで【筆頭研究員の服】を着てくれる。
しかし、彼の着た姿の写真を見た仕立て屋は呆れ「こんな人に着られたら服が泣く」とまで言われ、彼にはこの服は相応しくないと断言されてしまう。

Ver.5.5前期

現代から3051年前の【古ドワチャッカ】よりしばらく前の風景「記憶の帝国技術庁」に役職が付かない「ツォンデム」として登場。
当時の主任はチャッカバという人物で、彼は大型魔神器開発部の予算の一部を横領していたようだ。
ツォンデムは表面上おべっかを使いながらこの横領を上層部に報告済みであることを独白、チャッカバ主任の逮捕と自身の主任就任を予測している。