【ティリア】

Last-modified: 2022-04-28 (木) 16:28:14

概要

Ver.5.2ストーリー【王の戴冠】で登場する【魔族】の少女。演者は小澤亜李
 
【トポルの村】で暮らしており、「クラムベリーのパイ」が得意料理で村人も絶賛しており、村の子供たちに月スミレのランプの作り方を教えたりしていた。
しかし、元々はトポルの村の出身ではなく、記憶喪失で彷徨っていたところを【フェアネ】?に助けられ、昔のことは何も覚えていないという。
また、村にやってきた【主人公】【イルーシャ】を妙に警戒し避けようとしている。

正体

その正体は、【バルディスタ要塞】の魔王【ヴァレリア】である。
見た目がそっくりで名前の下2文字が一致するので、気付いた人も多いだろう。が…同時に(ベルトロも疑うほど白々しかったとはいえ)彼女とは到底思えない言動や仕草に、本当にヴァレリア本人かどうかベルトロでなくとも疑ってしまうだろう。
 
【太古の魔人】の破壊光線で【ガウシア樹海】まで吹き飛ばされ、【呪いの泉】の水を飲んでしまったところ、呪いの水の「当人が一番恐れているもの(嫌悪しているもの)に変貌する」効果で、ヴァレリアが一番なりたくなかった「弱かったころの力なき子供の姿」になってしまった。
太古の魔人に敗北したことやこの子供の姿では魔王の資格はないと考え、記憶喪失を装ってトポルの村に辿り着き、そのまま村娘として残りの人生を過ごすつもりだったという。
しかし、トポルの村が【ベルトロ】を追ってきた【ギャノン兄弟】の襲撃に遭い、自分に優しくしてくれたフェアネや村人たちを守るために【ラーの果実】を食し、元の姿に戻ってギャノン兄や部下たちを一掃した。
その後はヴァレリアの項を参照。
 
記憶喪失は装っていただけなので、ティリアとしての言動は元に戻る直前の言動を見るに恐らく演技であると思われるが、過去の経験やフェアネの台詞から、子供の頃または本来のヴァレリアはこれに近い性格だと考えられる。
また子供の姿であっても完全に力を失ったわけではないようで、ギャノン兄の攻撃をフライパンで受け止め、そのまま打ち払った。
村の子供のキキによると、「何でもできる凄いお姉ちゃんだったが、絵だけはどれだけ頑張っても自分より下手だった」とのこと(偶然か意図的か、宿敵である【勇者姫アンルシア】もVer.5.4で絵が苦手なことが判明する)。
 
もし【ヤイル】が生きていてこれらの事を目の当たりにしたらどういう反応をしたのか、気になる所ではある。
しかし、彼はその前に子供達と交流するヴァレリアを見た後に彼女を堕落させまいとして月明かりの谷の孤児院を襲撃し院長と子供達を殺害しているので、恐らくその場合も同様の理由で村人全員を殺害していた可能性が高い。
 
また前バージョンの【ランテル】に続いて「ストーリー内で事実上の消滅をしてしまう少女キャラ」となっている。
両者ともバルディスタ要塞の関係者で、か弱い少女を演じていたという点でも共通している。

クエスト【4色ポップコーンを作れ!】(Ver.5.3)

彼女の使っていたフライパンが「慟哭のフライパン」というものだったことが判明する。
これは【大魔王マデサゴーラ】の作品の一つで、調理するときに食材の悲鳴のような凄まじい音が鳴り響くというもの。
ギャノン兄の攻撃にもビクともしないあの強度は、マデサゴーラの芸術の賜物であり、ヴァレリアは間接的に先代大魔王に命を救われたことになる。

【アストルティア・クイーン総選挙 大予選会!】

第10回からエントリーされるように。同一人物であるヴァレリアと共にエントリーされている。
彼女の紹介文は「猫かぶりフライパン娘」。フライパンはすっかり彼女の象徴のようだ。