【テンションバーン】

Last-modified: 2023-09-03 (日) 08:56:54

【とうこん】

【とうこん討ち】-【クイックアーツ】-【もろば斬り】-【無心こうげき】-【天下無双】-【テンションバーン】-【ミラクルブースト】-【灼熱とうこん討ち】-【古今無双】

【テンション王】

【ためる】-【テンションリンク】-【テンションバーン】-【超ちからため】

概要

DQ9で初出の特技、あるいは同名特技や類する特技によって発生する状態変化のこと。
一定時間自分がダメージを受けるたびにテンションが上がるようになる。
毒などのスリップダメージ以外なら物理呪文などの手段を問わず反応するが、【ためる】などと同様に既に1段階目以上になっている時はテンションアップに失敗することがある。
 
初登場時は敵専用の特技だったが、Ver.2.1後期の職業【130スキル】開放により【バトルマスター】も使うことができるようになった(証の存在のためスキル拡張発表当時より予想されていたが)。
Ver.2.4後期実装の仲間モンスター【ブラウニー】も使用可能。
そのほか、【魔法の迷宮】ではラッキーフロアの効果としてテンションバーン効果を得ることがある。
敵サイドは、同名特技のほか、キングヒドラの【話し合いをはじめる】や敵が技として使う【テンションリンク】でテンションバーン状態になることがある。

味方サイド

消費MP8。初回【CT】25秒、2回目以降は75秒(ただしブラウニーが使うものはCTなし)。
60秒間テンションバーン状態になり、さらに【攻撃力プラス】2段階の効果を得る。
【バトルマスターの証】と重複した場合の挙動は未検証。
 
初期は「敵が使うと非常に厄介だが、こちらが使ってもいまひとつ」という特技の典型だったが、Ver.3.0や4.5前期の上方修正で使いやすくなっている。
とはいえ、攻撃を受ける機会が少ないと効果が薄く、昨今の敵の火力とバトマス自身の脆さを考えれば積極的に範囲攻撃に飛び込むわけにもいかないため、タゲ指定のある攻撃や回避困難な攻撃を多用する相手に用いるなど意識した運用が必要。
【紅殻魔スコルパイド】戦では、【ザオトーン・アビス】による縦横無尽に現れる設置系ダメージによりガンガン発動を狙える。
なお、ガード率をあげる両手剣特技の【ブレードガード】とは相性が悪いため注意。
また、消費MPがやや重いため、MP回復手段が限られる状況の場合はMP管理に気をつけて使う必要がある。
 
テンションを吐きだす手段としては【全身全霊斬り】【デビルクラッシュ】といった単発のCT技を活用したい。
乱戦なら【ぶんまわし】【ランドインパクト】といった範囲攻撃を打つのもよい。
単体攻撃でも、主力となる【天下無双】【はやぶさ斬り】といった多段技はダメージキャップに引っ掛かりにくいため、実質的な攻撃回数を増やしていると取ることも出来る。
Ver.4.5後期に登場した【200スキル】【格闘スキル】以外は単発かつ高倍率な技が揃うため、テンションの吐き出し先の選択肢が大きく増えることになった。
その他、【ミラクルソード】【ミラクルブースト】も1段目の攻撃でほぼ確実に450回復出来るようになるため好相性。特にバトマスでのソロ討伐などで活躍してくれるだろう。
 
【達人のオーブ】の光の宝珠「果てなきテンションバーン」により、テンションバーン状態の持続時間を延長可能(Lv1で3秒、Lv6で18秒)。
宝珠Lv5以上なら効果時間がCTと同じ75秒になるため、効果が切れても即使用できるので実質常時テンションバーン状態になることもできる。
ただし、攻撃力プラスの方は延長されないため注意。バトマスはツメ装備でないため、当然ながら闇の宝珠「果てなき牙神昇誕」で延長することも不可能。
 
重大な注意点として、【ぼうぎょ】【やいばのぼうぎょ】で攻撃を受けて、テンションバーンの効果が発動すると、何故かテンションアップの演出が終わるまで防御を解くことが出来ずに動けなくなってしまう。
特に多段ヒットする攻撃を受けた時や、そもそもエフェクトの長い攻撃を受けた時に特に致命的で、【タゲ下がり】を主軸にした戦闘でこの現象を起こしてしまうと、【押し合い反撃】の範囲攻撃が避けられない事態に陥りやすい。
飽くまでも「テンションが上がった時」に起きる現象であるため、【スーパーハイテンション】だった場合には発生しない。

敵サイド

こちらはCT制限はなく、消費MP0で使用する。
使用者としては魔法の迷宮実装直後は【ハヌマーン】が有名だったが、Ver.2.0以降は【ヒポせんし】【カバリアー】がよく話題に上るようになった。
他には【ゴールドオーク】【ヒッポキング】【キマイラロード】【しろバラのきし】【ヒポポ・サードン】などが使用する。いずれも怒り状態時は使用頻度が上がる傾向がある。
 
【ゴールドフィンガー】【零の洗礼】の効果でテンション諸共消し去る事が可能なので、使い手がいるならこれが一番手っ取り早い。
消去手段が無くて、瞬殺する自信もテンションの乗った攻撃に耐える自信もない場合は効果時間が切れるまで待った方が無難である。
特に多段攻撃は、いくら2段階目以降は確実に上がらないといっても、一気に2~4段階までテンションを上げてしまう危険があるため厳禁。
【ロストアタック】を仕掛けても、テンションバーンの効果そのものは消す事はできない上に、ロストアタックのダウン判定の後にテンションバーンのアップ判定が発生するため無意味なので注意(一応怒りは消えるが)。
万一ハイテンションになってしまったら、【休み】【眠り】【マヒ】などで行動不能にしてリセットするのが吉。
ただし、これらの行動不能系状態異常にかかっている間も条件を満たせばテンションが上がっていくので、むやみに触らぬように注意しよう。

変遷

Ver.2.1

テンションバーン状態にアイコンがつくようになった。が、テンションアップと非常に紛らわしいので困る。
なお、テンションバーン効果によってテンションアップが1段階目になる際に受けた攻撃が眠り・マヒ等を伴う攻撃(例:スリープダガーや蒼天魔斬)だった場合は、テンションバーンの挙動が正しく働かず、眠り等が発生したかを問わずに必ずテンションが上がって即座に0段階に戻るという現象が確認されている。この現象はバトルマスターの証でも発生する。
ただし既にテンションが1段階以上あがってる状態で上記攻撃を受けた場合は正常通りにテンションが上がるため注意が必要。
この現象は少なくともVer.2.1後期で確認されているが、それより以前のVerにおいては不明ではあるが未だに修正はされていない。

Ver.3.0

テンションアップ率が大幅上昇し、使い勝手が向上した。
この技で上がったテンションに、同じく改良された【とうこん討ち】によってテンションを上乗せし【スーパーハイテンション】からの一撃を狙うという今までと違った流れでも戦うことができる。
ただし、この調整は敵サイドにも適用されている。カバリアー系統がやや強化されたといえる。

Ver.4.5前期

本Ver.で味方サイドのものに攻撃力プラス2段階の効果が付いた。
【牙神昇誕】と同じ効果を向こうより短いCTで使用できるというわけで一見強そうに見えるが、実はそこまで強いわけでもない。
そもそもなぜ牙神昇誕が強いのかといえば、【ツメ】は攻撃力が低いため攻撃力+60の恩恵が大きく、倍率が高い【ライガークラッシュ】 による瞬間火力にダメージの大部分が集中するからである。
一方でバトルマスターは攻撃力が高いために攻撃力+60の恩恵が相対的に小さく、ツメと比べ瞬間火力も乏しい。
特に【天下無双】をひたすら使うようなプレイスタイルの場合、攻撃力アップ目当てでテンションバーンを使ってもその1ターンのロスを効果時間内で回収するのが困難であり、テンションバーンを使っている暇があったらその分で天下無双を使った方がずっと火力が出るのである(ロスを回収するためには効果時間60秒で天下無双を15回ぐらいは使う必要があるが、モーション時間的に不可能である)。
新たに追加されたこの効果を活用するためには、天下無双が出来ないような短い隙や【フォースブレイク】切れの合間にテンションバーンをねじ込む、などの工夫が必要になるだろう。
もちろん、これまでと同じく被弾によるテンションアップによる火力増加そのものは決して馬鹿にできない。一撃死するような攻撃を受けて死んでしまっては元も子もないと言う問題点こそ引き続きあるが、決して使い勝手が悪くなって封印推奨の死に技になったとかではなくむしろ純粋な強化であるため、戦術によっては引き続き有効に活用できる。
 
また、あくまでバトルマスターの攻撃力が高すぎるせいで無駄になりやすいだけで、高倍率で連打できる天下無双との相性はむしろ良かったりする。
育成中などの理由で攻撃力が低い場合には有効に活用できるかもしれない。
 
攻撃力プラスが付いたためか【サポート仲間】も使用するようになった。
しかしこれによってテンションバーンと【ミラクルブースト】の使用でターンを割くことが多くなったため、少々戦闘のテンポが悪くなってしまっている。
ミラクルブーストの方は作戦を「ガンガン」にすることで使わせないようにすることも可能だが、テンションバーンはどの作戦でも使ってしまうため封印することは事実上不可能と言う悩ましい状況になっている。

Ver.5.0

【万魔の塔】では大量の敵を素早く処理する必要があるため、テンションの存在が決して無視できない。
バトルマスターで挑む場合は極力使える時に使っておくように心掛けるべき。
上述したサポート仲間の挙動も、むしろ万魔の塔ではプラスに働いてくれることが多い。

関連項目