【ネフェルニシア】

Last-modified: 2023-11-16 (木) 10:58:00

蒼天のソウラ

【ゾフィーヌ】の献義体で、一見すると鳥の頭部と翼を持った大柄なミイラだが、その中身は【ディオニシア】の妹。
名前の由来はネフェルトだろうか。
 
極高純度の霊体を持ち、物理的な破壊は不可能。更に霊体にもかかわらず物体である包帯を生成できる。
外見通りの怪力だけでなく呪文をも使いこなし、包帯は破壊してもすぐに本体から生えてくるが、霊物返還の効率が不安定であり、下手に力を使いすぎると霊体の消耗を招いてしまう。
 
かつて自分たち【墓守の一族】に降りかかる滅びの災厄(魔獣)を回避すべく、一族を救ってくれるという未来の人物【ユルール】に出会うため、姉と共に特殊な呪いを自身にかけて長い眠りについていた(ただしネフェルニシアは一族のありように疑問を持ったものの、姉と一緒にいたいが為にしぶしぶと承諾)。
しかし自分だけは失敗してしまい、肉体が朽ち果てて砂となり、シアが目覚めて去った後、魂だけが拘束された状態でゾフィーヌに目をつけられて今に至り、シアを含む自身の一族を憎んでいる。
後日談では姉とユルールの仲が気になっており、手合わせを重ねてユルールに一定の理解はしたものの、自分達の一族と同じ種族であるユルールに救われたくないと思っている。
しかしゾフィーヌはメンテナンス以外の事は色々と残念なので……。
 
Dragon Departureの8話では何度も対戦した姉と【アマセ】に魔法の術式を研究されており、包帯から本体にクラッキングされ、霊体に不純物を混ぜ込まれて物理攻撃が通るようになりユルールに押さえつけられ、魔獣である【ヘルゲゴーグ】が倒された事と謝罪の言葉を告げられた事で姉と和解し、成仏した。
12.竜の門出では魔博士が少しがめた龍の血により目つきの鋭い【ホイップゴースト】として生まれ変わった模様。*1



*1 ちなみに姉は眷属としてホイップゴーストを従えていることから、彼女らには何か縁のあるモンスターなのかもしれない