【バージョン】

Last-modified: 2015-01-05 (月) 17:12:44

概要

コンピューターゲームにおいては「版」を意味する用語。
数字やアルファベットの組み合わせで「プログラムがどこまで変更されたのか」を表す。
オンラインゲームであるDQ10はオフラインゲーム以上にプログラムのアップデート(追加・修正)が頻繁に行われるため、バージョンの進みも速い。
 
DQ10では「xx.yy.zz」の形でバージョンが表記される。
xxとyyはそれぞれ数字、zzは数字単独か数字とアルファベットの組み合わせである。
数字はxxは1から、yyとzzは0から始まり、いずれも1ずつ増えていく。
アルファベットは何も付いていない状態からa,b,c,…と進んでいく。

各表記の意味

メジャーバージョン

xxは追加販売されるような極めて大型のアップデートで数字が進む。
単にVer.1やVer.2と書いた場合、このxxの部分の数字を意味している。
開発ではVer.1を1st、Ver.2を2nd、といった具合に呼んでおり、それに合わせてプレイヤー側でもこの表現が用いられる。

マイナーバージョン

yyは大型アップデートで数字が進む。
定期的に実施され、Ver.1.2以降はアップデートの内容を表現したサブタイトルやPVが作られている。
新しい要素が追加されるのは基本的にこのタイミングとなる。

ビルドバージョン

zzの数字部分は不定期なアップデートで数字が進む。
既存の要素の補強や修正が主となるが、タイミング次第では新しい要素も追加となる。
またVer.1.4以降で明示的に行われるようになった「中期」「後期」といった区切りのアップデートもこれに含まれる。
 
zzのアルファベット部分は細かい修正が行われたときに進む。

プラットフォーム別バージョンアップ事情

Wii U版が発売した当初は、Wii版のバージョンアップはすぐ終わるのにWii U版のバージョンアップは数時間かかるという状況であり、Wii版をプレイしながらWii U版を更新するというプレイヤーも少なくなかった。これはWii Uの本体側がシステムを更新したことによってだいたい改善されたが、Windows版が発売されて以降はWii版の更新が一気に遅くなってしまっている。
2ndディスクのインストールとVer.2.0へのアップデートではWii版のみが膨大な時間を要し(更に一部のUSBメモリで認証トラブルも発生)、スタートに間に合わないWii版プレイヤーが続出した。
 
現在のバージョンアップ速度はプレイヤーの環境にもよるが、Windows版>Wii U版>Wii版でほぼ固定されている。
また、Wii U版は本体がスリープ状態であれば自動的に更新を検出してアップデートしてくれるようになったため、アップデート直後でない限りは待ち時間ゼロで遊ぶこともできる。
 
なお、Windows版のアップデートは原則として管理者権限が必要で、アクセスレベルにもよるがランチャー起動時にランチャー自身のアップデート、そしてゲームプログラムのアップデートと2回もユーザーアカウント制御画面が表示される。