概要
【バルディスタ要塞】で【ヴァレリア】の側近を務める、【ウェディ】型の男性【魔族】。CVは平田広明。
布部分を「オリーブ」に染めた【シュバリエメイルセット】を身に着け、【戦士の剣】を帯刀している。
圧倒的な武力を誇示するバルディスタ要塞の魔王の側近にはおよそ似つかわしくない飄々とした男で、酒場で酔いつぶれるまで飲み明かしたりするなど、そのいい加減な態度から配下の魔族やモンスターからの評判も散々。
戦いの面においても不意打ちや毒を用いるなど、真正面からのぶつかり合いを主とする国柄にあって「こんな方法はベルトロしか使わない」と兵の間で噂されるほどの異色の存在だが、物事がうまく回ることもあるという。
しかし一方で、酒場の女性に暴力を振るった輩を裏で懲らしめるなどやる時はやる面や、意外とマメで周りをよく見ているという部分を評価する者もいる。
また、ヴァレリアを半ば盲目的に崇拝し功を焦る【ヤイル】とは対照的に、突如として現れた【旅芸人ピュージュ】をすぐに信用せず、戦力が不十分だとして彼が唆していた【アストルティア侵攻】を最後まで反対を進言するなど、側近としての役割はしっかりこなしている。ふざけた態度も相手を欺くための彼なりの芝居で、なかなかの食わせ者である。ゆえにヴァレリアも彼を側近に重用しているのだろう。
公式から出版されている書籍:アストルティア秘聞録では彼とヴァレリア、どちらかが欠ければバルディスタは成り立たず崩壊すると語られている。
国家運営における縁の下の力持ち的存在ということだろう。
下記に記載された彼の策士としての腕前や主従の信頼関係からもそれが伺える。
【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0ストーリー)
ヴァレリアが人目を忍んで【月明かりの谷】の孤児院の子供たちと交流していることを知っており、自分から子供たちにひっそりと贈り物をしたこともある。ヴァレリア側もそのことを知っており、院長が腰を痛めた際には代わりに子供たちの世話を頼まれたこともある。ちなみに城の兵士たちからはサボりに行っていると思われていた。
明言はしていないが、国内の足を固める意味において、ヴァレリアが興味を示さなかった大魔王を決めるという主人公とユシュカの提案には賛成をしており、主人公と【ユシュカ】が最初の会談に失敗したのを見るや、「独り言」と称して月明かりの谷に行ってみるよう言い、打開の糸口を見出させている。
ヴァレリアが危険も顧みず魔瘴霧に侵された孤児院に飛び込んだ際には、「出世しておいしい思いをしたいから踏ん張ったというのに、ヴァレリアにもし何かあったら自分が矢面に立たされる」との愚痴をこぼしていた。
あくまで率先してトップには立たず、最も悠々自適な日々を送れる、ちょうどいい地位や立場に居続けたい、と言うのが彼の本音なのだろう。
【デモンマウンテン】の大魔王の試練では、主君を大魔王にすべく力の試練を乗り越えた先で主人公とユシュカに向けて【クモノ】での足止めからの大岩落としと言う、かなりえぐい不意打ちを敢行する。
しかし、その不意打ちを払ったのは他でもないヴァレリア本人で、「大魔王になるのに貴様らの手は借りない」と逆に彼女を怒らせてしまう。
流石にマズいと思ったのか、この時は部下共々即座に撤収している(一部、更に不意打ちをかけようとした部下がいたが、ヴァレリアの攻撃で吹き飛んでいる)。
【魔界大戦】(Ver.5.1ストーリー)
ヴァレリアとともに魔瘴塚を調べていたところ主人公らと遭遇、剣を抜こうとするもののヴァレリアに制止されその場は何事もなく収まる。その後ゴーラ領の冒険を終えた主人公らの前にヴァレリアと共に現れる。ヴァレリアの高圧的な態度に後ろの方でやれやれといった表情を見せていた。
ファラザードとの戦争を起こそうとするヴァレリアが去った後は、「こりゃあでかい戦になるぜ、俺生き残れっかなあ…」と愚痴をこぼしていた。
最後まで生き延びたものの、ヴァレリアがやられた際には「嘘だろ!?あのヴァレリアがやられるなんて!」と全く想定していなかった模様。全軍を引き上げた後、エピローグでは兵士に命令を出していたものの「あんたがいないんじゃあ…」とすっかり参ってしまっている。
なお、まだ正式に新たな魔王に即位した等という訳では無いようで、玉座には座らずに政務をこなしている模様。
実質的にバルディスタのトップになってしまった彼だが、町の人の会話では「ヴァレリア様がやられたのに自分だけは生き残って、なんというか流石だわ」と呆れられてしまっている。
戦争では他二国に不意を突かれ、【太古の魔人】によってヴァレリアが行方不明になったのを始め甚大な被害を受け、将軍や一部兵士が主人公に討ち取られてしまうなど魔界三国のなかでは最も痛手を被ったこともあり、彼の心労は計り知れない。
また前ストーリーでのヤイルの起こした事件の際に、上述した通り本音らしき言葉を漏らしてはいたが、本ストーリーではまさに自身が危惧した通りの結末を迎えてしまったことになる。
【王の戴冠】(Ver.5.2ストーリー)
ヴァレリア不在の中、無法地帯状態になったバルディスタを収めることも出来ず、頭を抱えてヴァレリア捜索を進めていたところ、復興支援に訪れた主人公とイルーシャにヴァレリア捜索を依頼。
自身も後を追って【トポルの村】に訪れたところ、【ティリア】と名乗る少女に寒気を覚え、ヴァレリアではないかと疑いを向ける。
ティリアとしての振る舞いは彼女を良く知る彼にとっては非常に疑わしく(上記にもあるが「寒気を覚える」)、その様子から簡単には立ち直れないと感じた彼は、自らが向かったと匂わせて【ギャノン兄弟】を誘い出し、村を襲撃させることでヴァレリアを奮起させようと計画(これには目障りなギャノン兄弟とその一派を排除する意図もあったと思われる)。
この計画は功を奏し、ヴァレリアを元の姿に戻すことに成功した。
勝手に主人公を相棒呼ばわりしたり、飄々と振る舞いながらもヴァレリアを奮起させ、かつ厄介者のギャノン兄弟を始末する計画を密かに立てる等、今回も食えないおっさんぶりを見せた。
しかし、思想が異なり、状況もヤイルのときより緊迫しているとはいえ、やったことがヤイルと同じ自作自演であり、まかり間違って村人が皆殺しにでもされていたら彼もヤイル同様ヴァレリアに粛清されていたことは間違いなく、またヴァレリアは村人を大切に思っていたために完全に立ち直れなくなっていた可能性もあったため、本人は「完璧」と言ってはいるがかなり危ない橋を渡っていたといえる。村に犠牲を出さずギャノン一味だけ壊滅する形に飄々とうまく収めてしまうところも彼らしいといえば彼らしいが。
ただし、ヴァレリアの正体を知っていたこともギャノン兄弟を誘導していたことも全てが片付いてから話しているため、後出しで調子のいいことを言っているようにも取れる。どう解釈するかはプレイヤー次第だろう*1。
また、クエスト【カワイ子ちゃんにご注意を】ではバツイチであることも判明した。
そのお相手はバルディスタの一区画に住んでいる【ラマンザ】。
ラマンザが酒場で働いていたころに出会って間もなく結婚したようだが、どうも女性に手を出しまくった挙句、愛想をつかされたらしい。
しかし街の様子をさりげなくベルトロに伝えたり酒場でたまに一緒に飲んだりしているらしく、ベルトロはラマンザに少し負い目があるようだが、ラマンザの方は既に割り切っているのかベルトロに対して悪い感情は持っていないようである。
【勇者復活】(Ver.5.3ストーリー)
ストーリークエスト【大魔王の征戦】で登場。
大魔王に反逆する勢力がいるとの情報を受けてヴァレリアの命令で捜索に当たっているが、しっぽをつかめないで困っていた所で会う。
そこで、(偽物の)【大魔王城】の見取り図を手土産に裏切りを画策するフリをして、件の組織「魔界解放軍」の首謀者【ゴッツェ】に協力の約束を取り付けるという彼らしい大胆な作戦を決行。
この作戦にゴッツェらはまんまと引っかかり、ジャリムバハ砂漠の砂塵の遺跡に勢力を集結させ、魔瘴で巨大化したゴッツェを主人公に任せて他を一網打尽にする。
作戦後、「いっそこのまま裏切ろうかと思った」と、それまでの彼の言動から見て本当にそう思っていたのか疑わしいような言葉を漏らす。もっとも、本当に裏切ったところで主人公やヴァレリアはおろか魔界全てを敵に回しかねないので、とても生き残れるとは思えないが。
また、この時生贄として捕らえられていた【ナラジア】も発見しているのだが、騒動後に姿を消してしまったため、「ただでさえ忙しいのに余計な仕事を増やすな」と愚痴りながら部下に探索の指示を出している。
ちなみに、この大魔王城の見取り図はもちろん偽物なのだが、城の建築に携わったグタクによると最初期に書かれたもので、煌びやかな装飾に【カジノ】まであるというムチャクチャな代物で、グタク自身はユシュカも(あの性格からして)気に入ると思って作成したのだが、当のユシュカから「真面目にやれ」と怒られて即刻ボツにされたとのこと。
これを見たベルトロは「むしろこういう城なら住みたいね」と好意的な言葉を漏らしている。
…こんな偽物にまんまと騙されるゴッツェ達も相当だが。
その後、白いフードの一団が現れた時は、他の兵士に大きな被害が出ることを危惧して、ヴァレリアの居場所が【大魔王城】であるとあっさり白状している。
ちなみにこの時の一団はかなり物騒な言動をしていたような描写があるが、これはすべてベルトロの述懐によるものであり、他の側近の話からしてかなりの脚色が含まれているようだ。実際、それを聞いていた主人公とイルーシャは呆気にとられている。
しかしながら後に大魔王城に現れた本人らの言動からすると、あながち脚色のし過ぎというわけでもないようだが…。
その後の彼は、酒の席で「白いフードの一団は自分が返り討ちにした」などと言いふらしているようだ。これも彼らしいといえば彼らしいと納得できてしまうのが何とも…。
【王冠を継ぐ者たち】(Ver.7.3ストーリー)
ゼクレスとの緊張状態について詳細を聞きに来た主人公たちにヴァリースタジアムで応対。【ポルテ】からは「おヒゲのおじさん」と呼ばれる。
ヴァレリアがゼクレスとの一件と新兵の不甲斐なさにより機嫌が悪いためここで一計を案じ、「大魔王が視察を兼ねて稽古をつけに来てくれた」と宣言して主人公を巻き込む。
なお参戦を申し出た【ラキ】については「大魔王の格が下がるし、ヴァレリアは子供が戦うのを嫌うから」と却下している。
新兵たちにとってはまたとない鍛錬となり、さらに結果としてヴァレリアの機嫌も直ることとなるなど、ここでも策士ぶりを見せつけた。
【深謀の荒原】で主人公が窮地に陥った際には、ヴァレリア率いるバルディスタ軍と共に駆け付け、【執行獣ジブアジブ】の呼び出した無数の魔物たちと戦った。
【創失を招くもの】が不完全版操心術を発動した際にも、飲まれることなく耐えきってみせた。バルディスタ軍ナンバー2の地位は伊達ではないようだ。
同バージョンにおける【ポルテのグルめぐり!】にて、バルディスタ要塞で撮影した写真にも、ベルトロが映り込んでいる。
左手に持ったジョッキを高々と掲げて実にいい笑顔を見せているが、後ろでヴァレリアが彼をにらみつけている。その後の彼の運命は想像に任せるしかない……。
ストーリークリア後に話しかけると今回の騒動について、ヴァレリア行方不明時のバルディスタ国内を思い起こし、創失によって混乱に陥ったゼクレスに同情する。
ただ、その際にティリアとなっていたヴァレリアの事までも思い出してしまったようで、「この記憶も創失しねえかな……」とぼやく。すぐ横のヴァレリアにも聞こえていそうだが。
【異界アスタルジア】
本人は直接登場しないが、ユシュカやヴァレリアのキャンプ会話で言及される。
ユシュカに副官の話題を振った時は、ベルトロを「切れ者」と評しつつ、もし自身の副官だったらすぐ裏切るだろうし、それ以前にヴァレリア以外の主を選ばないだろうとコメント。
また、ヴァレリアにもしベルトロが裏切ったら?と聞いた時は、「一度裏切った者に救いの手は差し伸べない」と答えつつも「死なない程度に痛めつける」「心を入れ替えて出直してくるなら話は別」となんだかんだで再度チャンスを与えるつもりらしい。
正反対の性格や得意分野ゆえに主従としての相性がよさそうな二人だが、その信頼関係は作中人物にも認められている模様である。
バッジ
バトルロード
| 効果 | 虹 |
| さいだいHP | +50 |
| こうげき力 | +30 |
| すばやさ | +50 |
| 瀕死時身かわし率+30% | 100% |
| 行動間隔短縮 | 0.5秒 |
| 行動ターンを消費しない | 15% |
| 身かわし率 | +3% |
行動間隔を短縮するバッジの一つ。
他の行動間隔短縮バッジと比べると身かわし率アップによる生存性能と行動ターン消費しないの値が高い。
余談
ヴァレリアの声優が榊原良子氏であることやベルトロのキャラクターから、2人の関係をジブリ作品「風の谷のナウシカ」の登場人物のクシャナとクロトワに当てはめるユーザーが少なくなかった。
実際「みんなでインするミナデイン! vol.3」のインタビューで榊原氏自身もベルトロの印象はクロトワにとても似ているという感想を抱いていたことを語っている。