【ミステリドール(仲間モンスター)】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 08:23:56

未転生ステータス

LvHPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
11500505030303054070
50350150130170909060110100150

転生上昇量

HPMP攻魔回魔素早さ器用さ魅力重さ
+20+20+10+17+14+17+14+24+10+3

取得スキル

【石膏】
【ハニワ】
【ブーメランスキル】
【ブーメランの極意】(転生7回目)
【ドキドキ戦士】(転生8回目)

概要

仲間を強化する特技を
多彩に使いこなすサポーター。
みのまもりときようさが
大きく伸びていく。

仲間になった【ミステリドール】。スカウトの書は【シャコウ鬼神】の通常ドロップ。
Ver.4.5前期で設定されたデフォルトネームは「ミステル」。
 
【冥闇の聖塔】【オルセコ王国領】に出現する。生息場所の都合上、タマゴロンのたまご販売所への追加以前はVer.3のストーリーを進めていなければ仲間にできなかった。
冥闇の聖塔では【みのがす】不可の上出現場所も狭いため転生探しの効率がよくなく、行けるなら広範囲に多数生息しているオルセコ王国領のほうが仲間にしやすい。
しかし実装時オルセコは最新のマップだったため、ストーリーに入る前に仲間にしたい人などによって聖塔が芋洗い状態になったことも。
 
仲間モンスターリスト2ページ目の解説では、魔物達の貯金箱にされていたが冒険者に狩られてやめたと書かれている。
これは初登場作品のDQ4では1匹300Gという大金を持っていて資金源として狩られていたが、DQ5以降は平凡になって狩られなくなった事が元だろう(それでも本作以外では初めて出会う時期において十分に金持ちのモンスターではあるのだが)。

特徴

武器はブーメラン+小盾。土の身体でどうやって使うのかと言えばブーメランと盾が周りをグルグルと浮遊している。
ステータスは力と攻撃魔力以外が伸びていくバランス型。すばやさもスキルで伸びるため意外と悪くはない。
固有の耐性として転び100%に加えて土耐性20%を持つ。仲間モンスター中単独トップで【ドラゴンベストセット】も装備できるので、耐性を得られるアクセサリーが存在しない土耐性100%のハードルは最も低いと言えるだろう。

固有スキルの石膏では【天光の護り】相当の【石膏ガード】や、【スクルト】2段階(&範囲【ズッシード】)相当の【石壁の護り】【フバーハ】【マジックバリア】各2段階相当の【結界の護り】を習得。
もう一方のハニワでは【夢幻のひとみ】【グランドショック】といった妨害系に、【ハッスルダンス】を習得する。
追加固有スキルのドキドキ戦士では【プラズマリムーバー】【超ハッスルダンス】という回復特技の最上級の物を習得する。
パッシブも特技範囲増加、【岩肌】【ストーンボディ】による被ダメージ合計30軽減、【固まり魂】による勝ちどき効果、浮遊術による【足元攻撃無効】と優秀なものが揃う。
ブーメランスキルはスライムと異なり初期スキルは【パワフルスロー】がない代わりに【バーニングバード】を12、【デュアルカッター】を40で、極意は【フローズンバード】が無く、代わりに【デュアルブレイカー】を12で、【レボルスライサー】を40で覚えるというより強力な構成になっている。
 
職業イメージはブーメラン【どうぐ使い】だが、総合的なイメージとしては【設置型】補助技や火力支援能力を削った代わりに【旅芸人】【ガーディアン】の一部職能も追加された守備特化型バッファー兼サブヒーラーといったところ。
仲間モンスター内での比較においては、【エンタシスマン】をより耐久支援と回復に特化させたという感じである。
これらの耐久バフに加えて自身も浮遊持ち、盾装備可能、十分な最大HPとスキルで大きく伸びるみのまもりを持つため、物理特技・ブレス・呪文のいずれにも高い耐久力を見せてくれる。
 
難点は攻撃・回復能力の低さ。特に回復はハッスルダンスとCT短縮もない超ハッスルダンスしかないので防御バフ込みでも大きく削られるような相手との戦いだと回復量は明らかに足りない。
また、かつてはエンタシスマンなどと同じくサブヒーラーながら回復・蘇生呪文を習得しなかった。そのため、バトルロード外では蘇生をさせようとすると優秀な固有ラインのどちらかを捨てる羽目になり、まんたん要員にもできないという欠点が存在していた。
この点は運営にも疑問点だったらしく、Ver.7.0にて【ベホイミ】を習得した。回復出来るようになったとはいえ所詮はベホイミ止まりのため、戦闘の際は使用不可能にしておくと良い。
また同バージョンで実装されたフリーバッジのキングスライム・壱を装備すれば【ザオラル】を習得出来るようになるため、追加ラインの枠を使わなくてもまんたん要員として任せられるようになった。

攻撃性能に関しても、防御系のバフに特化した反面、攻撃力は片手武器のブーメランとあってあまり高くない。
大抵のバフは効果が一度に2段階上がるもので一度使えば十分といった感じになるため、暇を持て余してAペチやグランドショックを連発する光景もよく見られる。
ブーメラン技やグランドインパクトのような攻撃スキルの倍率も高くないため、大抵はダメージより追加効果に期待して使う事になるだろう。基本成功率も高く異常付加率も上げやすいため、転び耐性の低い相手なら高い頻度で行動を封じることが出来る。
 
固有スキルラインがどれも非常に優秀であり、サポート型ながらデュアルカッターのために武器ラインにも振りたいという都合上スキルポイントは非常にカツカツ。
Ver.6.4までは最大の「転生14回+なつき度300」でのスキルポイント174でも有用な特技の全習得には全く足りず、補助、回復(もしくは浮遊)、デバフのどれかは切り捨てることになっていた。
Ver.6.5後期でスキルポイントが大幅に増えたので現在は一通り取れるようになったものの、追加部分のパッシブも地味にありがたいものが多いので配分には悩むこととなる。
 
防具は軽装系。
ハッスルダンス系統を活用したいならやはり【巨商のころもセット】から続く回復量アップ装備で少しでも回復量を上げたいところ。きようさ補正があり特技範囲増加もつく【プロディトスーツセット】は最適解だろう。【かぜのマントセット】もすばやさ補正が嬉しいので悩ましいところではあるが…
夢幻のひとみなどのデバフを活用したいなら【空賊のシャツセット】【グレイスフルコートセット】という選択肢もアリ。

育成

補助・回復型

ブーメランによるデバフ撒きは捨て、多彩なバフスキルとハッスルダンス系を活かす。
ハッスルダンスはベホマラーと違って回復量を上げる手段が少なく、回復量としては【ホイミスライム】【モーモン】には大きく劣るが、そもそもの被ダメージを大きく抑えることができ、プラズマリムーバーで状態異常を回復できるという強みもあるのでサブヒーラーとしてなら十分通用する。

スキル振りはブーメランは当然いらないので、石膏でバフスキル、ハニワでハッスルダンス、ドキドキ戦士でプラズマリムーバーと超ハッスルダンスを習得する。
追加スキルは【いやし】を持たせて蘇生も可能にするか、ブーメランの極意で有用な特技2つを覚えるかが悩ましい。(フリー)バッジが使えるならそちらで蘇生を覚えよう。
一応きょうかを持たせてバイキルトも可能にする手もあるが、スクルトとフバーハが石膏スキルと被る。
なおハッスルダンスはかなり回復量に不安があるため、プラズマリムーバーを重要視しないのであればいっそドキドキ戦士を捨て、【かいふく】ラインを取るのもあり。
どちらにせよ装備は【プロディトスーツセット】系の回復量が上がるものがいいだろう。特技範囲の増加も嬉しい。
 
ハッスルダンス、プラズマリムーバーなどは範囲が狭いため石膏43ptの特技範囲増加は是非とっておきたい。
転生回数が足りない間は石膏寄りならば攻撃スキルを一切持たない為、完全な補助・回復特化型に、ハニワ寄りならばグランドインパクトである程度攻撃も出来る型になるが、ミステリドール自体の攻撃力にあまり期待は持てないので、前者の方が無難か。
十分に転生できているのならハニワに48pt、石膏に43pt振って特技範囲増加と【足元攻撃無効】を取るのが良いだろう。フィールドなどで連れ回す想定なら浮遊は諦めて【固まり魂】もあり。
ブーメランスキルは敵の守備力が高くレボルスライサーがmissになるのを防ぐ場合でもなければ振る必要はないので他のパッシブに振っておこう。
 
バトルロードではハッスルダンスの回復量が流石に物足りない上になぜか超ハッスルダンスはCT100秒になるので、バッジで【ホイミスライム】・金などの回復量アップや【グラコス】・虹のハッスルダンス強化、あるいはバサラーナのベホマラー+セラフィの聖なる祈りなどを持たせるとよい。

デバフ型

各種バフに加えて夢幻のひとみの幻惑・麻痺、グランドショックの転び、ブーメラン特技を利用したデバフ型。
こちらはブーメランの極意を当然40振り。
ハニワIIで浮遊術を取る場合は多用することになるグランドインパクトのダメージを少しでも上げるためにもう2pt使って50振っていいだろう。
バッジや錬金で攻撃時異常付与をつければデュアルカッターでデバフをばらまけるので、この場合はハニワはとりあえず最低3ptで良く、ブーメランスキルに40pt振ろう。スキルポイントに余裕があればぜひ固有の強みである石膏にも振っておきたい。
威力は基本求めないのでブーメランスキル/極意の43pt以降は振る必要がない。
 
残りの追加スキルは状態異常回復のドキドキ戦士の他、フリーバッジの枠を節約できる【いやし】、すばやさを補う【すばやさアップ】やレボルスライサーの成功率を上げるきようさアップも候補となる。
ただしスキルポイントはカツカツであるので、どれを切り捨てるかは悩みどころ。
ブーメランの極意を必須としても、デュアルカッター、浮遊術+グランドショック、【結界の護り】、追加ラインのどれかあたりは育成終盤までは両立できないことになる。
敵に応じてスキルを振り直し、必要ないものを諦めるようにしたい。
夢幻のひとみはCTつき、グランドショックは転びのみで攻撃時効果は乗らないので基本はデバフ錬金+デュアルカッター&ブレイカー特化型とするのがいいだろう。
 
防具は状態異常確率アップや行動間隔短縮、チャージ時間短縮効果があるものだと嬉しい。【大怪傑の装束セット】【聖域の闘衣セット】は相性抜群。盗賊など向けの装備は器用さが上がるのも嬉しいところ。
ブーメランも攻撃力不足を補う為、最新の物を持たせたい。
同時期に登場した【アカシックウィング】は相性が良い。Ver.6.4現在では行動間隔を補える【輝天のブーメラン】【セーラスエッジ】、きようさプラス効果がある【ゴッドスロウ】といずれも有用。
 
幻惑役だけなら【やみしばり】などの方が優秀だが、こちらは強力なサポート能力が強み。
デュアルカッターを使う場合は【盟友カミル】・光も相性がいい。通常のバトルで枠を使うほどではないが、攻撃時に高確率のルカニ効果と低確率だがバトルロードで貴重な【全属性耐性低下】が発動するため特に同盟での強敵相手で有効。

変遷

Ver.4.2

このバージョンで実装。
前Ver.で追加された【キラーパンサー】が攻め特化の構成だったのでこちらは防御特化にしたとも取れる。
キラーパンサーが前Ver.で大活躍したため、同性能クラスの活躍を期待して落胆したプレイヤーも多い。
とはいえ前述通りサブとしての性能は(しっかり育てれば)充分。大活躍しすぎなキラパンが異常なだけである。

Ver.5.0

【万魔の塔】のサポート攻略で脚光を浴びる。
【石膏ガード】の被ダメージ-100効果は、敵が大量に出現する万魔の塔の戦闘システムと相性が良く、HPダメージだけでなく【ギガマホトラ】のMPダメージも大きく減らすことができるので非常に優秀。
【石壁の護り】【結界の護り】による守備力・呪文耐性2段階上昇効果も頼もしい。
このバージョンで実装された【竜のうろこ】や打たれ名人などと併用すれば最大162ダメージも軽減できる。
ただし、【バトルマスター】がパーティにいる場合【テンションバーン】発動のチャンスも失われるので、バトルマスターとの相性はあまり良くない。

Ver.5.1

転生時にプラスされるステータスが増加。
HPやMPの上昇量が2倍以上になったが、それ以上に魅力が上昇するようになったのが大きく、ハッスルダンスの回復上限となる回魔とおしゃれさの合計値1000まで到達させることも容易になった。

Ver.6.4

【天光の護り】に合わせ石膏ガードの効果時間が30秒から60秒になった。
ほとんどの時間効果を維持できるため補助能力が大きく上がった。

Ver.6.5前期

転生時にプラスされるステータスが増加。総合的な増加量は後述の強化もあってか他と比べると少なめだが、HPの大幅な増加によりかなり攻撃を耐えられるラインが増え、さらにきようさも大きく増加したことでレボルスライサーの成功率も上げやすくなった。
更にまたもや天光の護りに合わせて効果時間が120秒になった。頻繁に死亡やバフ消去がなければ維持できるようになり、更新に使うターンも半分ほどに減った。

Ver.6.5後期

転生時に獲得するスキルポイントが増加し4スキルを最大まで振ることが可能に。ミステリドールは威力面ではブーメランスキルに頼らないため、固有スキルをすべて取得したりデュアルカッター含めた一通りの欲しいスキルを全て取ったりできるようになった。
【石膏ガード】のCTも撤廃され、消費MPや発動時間以外は【天光の護り】と同等になった。
現時点ではガーディアンのサポート仲間は天光の護りをあまり使用しないが、ミステリドールはこれを積極的に使用してくれる。
他にも行動時魔結界とバーハ、呪文と特技の回復アップなども取得できるようになった。高い耐久力をもって防御系範囲バフと回復をしてくれるのでバトルの安定感が大きく上がる。
【グランドショック】は効果範囲こそ狭いままだがスキルでの強化量がアップしダメージが安定するようになった。
効果範囲に関しては【プロディトスーツセット】を着用し、特技範囲+2mのスキルを取得すればランドインパクトやギガスラッシュと同等となるため実際には殆ど気にならないだろう。
プロディトスーツセットは回復量+30%のセット効果もあるため相性抜群である。
万魔の塔ではその強さを存分に発揮してくれるだろう。

Ver.7.0

サブヒーラーの立ち位置ながら回復呪文を習得しなかったためまんたん要員になれなかった点が調整され、【ベホイミ】を新たに習得。これに加えて同バージョンで実装されたフリーバッジのキングスライム・壱を装備すれば【ザオラル】を習得出来るようになるため、ブーメランの極意とドキドキ戦士を取りつつまんたん要員として任せられるようになった。
他のフリーバッジでは攻撃時与ダメージ減少や全属性耐性低下など強力な状態異常を付与できるようになったため、デュアルカッターでのデバフ撒き運用もさらに優秀になっている。きようさを上げるバッジが多いのも嬉しい。
他にもミステリドール・壱やモーモン・壱はバフ・回復特技の効果量や範囲を強化でき、やみしばり・壱で状態異常付与率を上げたりほのおのせんし・壱など特技ダメージ増加を重ねたバーニングバードでそれなりの単体火力を出してみたりと、ビルドの幅も広がっている。
なおベホイミを習得した影響でスキルラインから消えた常時おもさ+20のスキルは基礎ステータスに上乗せされた。

関連項目

【仲間モンスター(システム)】
仲間モンスター