【ムッチーノ】

Last-modified: 2023-07-31 (月) 19:43:41

概要

【セレドの町】【リゼロッタ】に仕える、灰色の体毛に金髪をした半人半羊の執事。
リゼロッタ達が遊び半分でやった魔人召喚の儀式で現れて以降、敬虔な態度でリゼロッタに尽くし、子どもたちにお菓子を与えたり、完全な魔人を召喚する術を教えたりするなどしていた。
 
しかしその正体は【魔人エンラージャ】の家来であるずる賢い妖魔で、上述の行動や態度も全ては本当の主であるエンラージャ復活のための策略に過ぎず、エンラージャ復活後はどこからか角笛を取り出してリゼロッタを裏切り、リゼロッタが自分たちを利用していたのかと聞くと、本性を現して「あーーったりまえだろ!そうでなきゃ 誰が お前みたいな タカビー*1女の言うことを 聞くかよ!」と言い、大人である主人公を始末すべくエンラージャと共に襲い掛かってくる。
 
ドラクエでは典型的な権力者に取り入るタイプのキャラクターだが、子供の町ということでこいつの言動もかなりガキっぽくなっている。
系統は【怪人系】。豆知識によるとかつてはスリムな体型だったが、封印されている数年の間に太って現在の姿になったという。
色違いに【プークプック】【コサックシープ】【デスケルト】【アンゴラモーア】【笛吹き羊男】がいる。

戦闘

【たたかいのうた】【魔法の角笛】【おうえん】でエンラージャを強化してくる。
たたかいのうたはエンラージャと自身の攻撃力が1段階上昇し、魔法の角笛はエンラージャの攻撃呪文の威力を2倍にする。
速攻で倒したいところだが、先に倒してもエンラージャが【ザオリク】で何度でも生き返らせてしまうのでエンラージャから先に倒すこと。
戦闘中ムッチーノが突然増えるが、それは味方が変化させられた姿である。
名前もムッチーノに変えられてしまうのでうっかり攻撃しないよう注意しよう。
ムッチーノに変えられている場合は敵にたたかいのうたを使ってしまう。
なお怒らせると【痛恨の一撃】を使う事がある関係上、【サポート仲間】で挑むと【聖女の守り】やら【会心完全ガード】を使いまくるため、MPが減りやすい点には気をつけておこう。

Ver.2.1

魔人エンラージャ強戦で出現するムッチーノが2体に増加。【魔人のわざわい】もあるうえに範囲化しているのでかなり面倒臭い戦いとなる。
なお、「ムッチーノA」「ムッチーノB」といったアルファベット表記はなく「ムッチーノ」になるため、例えば「倒す順番は左から~」といった風に決めないと混乱を招く(眠らせた個体とは別の個体を攻撃するつもりが、眠らせた方を叩き起こしてしまうなど)可能性が高いので注意が必要。
また、誰かが倒れると結構な確率でムッチーノがザオリクを唱える事があり、本編と異なっている点に注意。特にムッチーノが残っている状態でエンラージャが先に倒れると高確率でザオリクを使うので、必ずムッチーノから始末するようにしたい。
その他、怒らなくても比較的高い確率で痛恨を出すようになり、怒ると通常攻撃感覚で痛恨を連発してくるようになる。
ただ、ムッチーノが2匹いる関係で、相方のムッチーノに魔法の角笛を使ったり、おうえんしたりとあまり意味のない行動もするようになったという弱点がある。
なお、たたかいのうたはムッチーノ化されたプレイヤーしか使わない。
ただ、おうえんをムッチーノにかけてもそれだけでは大した変化はないが、たたかいのうたと併用されると話は別でバカにならないダメージを受けてしまうことも。
 
痛恨を除けば基本的に耐久力は意外と低めなので、集中攻撃をして出来るだけ早く数を減らすようにしよう。
なお、【魅了】耐性が皆無なので、【ピンクタイフーン】などを使って魅了させれば、おうえんしたり魔法の角笛をこちらにかけてくれたりすることも。
 
あとムッチーノとは直接関係ないが、色違いの【コサックシープ】が真のセレドの町のストーリーに関わってくる。
「またこのグラフィックか」と思った人もいたはず。

Ver.2.3

【モンスターバトルロード】【執事召喚】を使うと出てくる。
こちらはちゃんと味方なのでご安心を。

【失われた時を探して】

かなり小さいので見落としやすいが第5話【災禍の光】でエンラージャと一緒に映っている。



*1 相手に対して高圧的なさまを意味する1980年代の俗語