【ランテル】

Last-modified: 2023-11-09 (木) 06:24:09

概要

【王都ネクロデア跡】で出会う【魔族】の少女。演者は柚木涼香
髪型はゆるめの三つ編みで、アタマ装備なしの【巨商のころもセット】を着用している。また、魔族だが目の色は白い。
 
【砂の都ファラザード】で暮らしており、【ゲルヘナ幻野】へ薬草を採取しに行っている最中にバルディスタとの戦が発生して戻れなくなり、帰路を探しているうちに迷い込み、ネクロデア跡で【グール】【リビングデッド】の群れに襲われていたところを【ナジーン】に助けられたという。随分遠回りにも程がある気もするが…。
なぜか、自身よりも年上に見えるナジーンを「可愛い」と評している。
その後はナジーンに護られる形でネクロデア跡にいるのだが、その正体はネクロデアを滅ぼした【ゾブリス将軍】の切り落とされた左手
いってみれば【ナドラガ】【総主教オルストフ】のような関係といっていい。
ゾブリスに刺さった【魔剣アストロン】を抜いたところで本性を現し、策に嵌ったナジーンを見下し、アストロンで結晶化したゾブリスと融合して正体を現す。
その後はゾブリス将軍の項を参照。
 
ゾブリス将軍を倒した後のおしゃべり好きの仮面の話によると、ナジーンがネクロデアへ弔いに訪れた頃、地べたをはいずる手のような魔物を見たという。
おそらく【マドハンド】【マッドフィンガー】に似た見た目だったのだろう。
ナジーンの動向を嗅ぎ回り、魔剣アストロンの入手の計画を知ったことで、いたいけな少女の姿で騙すことを思いついたのだろうと語っている。
 
また、ゾブリス将軍のまめちしきには「虐げられた少女が理想の姿へと変じた」との記述がある。
このことから、ランテルの姿こそが変身する前の本来のゾブリスの姿ではないかとも推測できる。
Ver.4の【ヤスラム】に続く「姿を隠して近付き、敵として正体を表すキャラ」であり出番が非常に短いのも共通しているが、本物が存在していたものの生前の彼に会えなかったヤスラムと違い、ランテルは完全に架空の存在である。
ちなみにランテルを襲っていたグールとリビングデッド達は「ひきかえせ!」と連呼していたが、恐らく彼女をゾブリス将軍に近寄らせないようにするためではないかと思われる。