【リンベリィ】

Last-modified: 2024-03-18 (月) 13:35:03

概要

【ゼクレス魔導国】に住む【魔族】の少女。演者は小倉唯(後にトレジャーズでモンスターボイスを担当)。
若いながらも国内有数の大貴族【ベラストル家】の当主を務めており、「ゼクレス社交界の女王」の異名を持つ。
なお、フルネームについては今のところ触れられていない。
 
先に登場していた【リゼロッタ】によく似た【人間】型の魔族だが、モデリングは女性子供【エルフ】のものが使われている。性格もリゼロッタをさらに尖らせたような感じである。
 
ゼクレスにおける価値観そのままに貴族主義であり下等魔族を見下しており、さらに相手の話をろくに聞かず自分の好きなように話を進めるワガママお嬢様。
親は金を稼ぐ術に長けたことで財を築き上げたが娘には非常に甘かったとのことで、それが原因でこういった性格になったことは想像に難くない。また金遣いが荒く、親が築いた財産を早々に食い潰す勢いだとも言われている。
 
一応親族には先王【イーヴ】の許嫁だった 【リズベル】がいることが判明しているが、具体的な血縁関係は謎である。
 
美・芸術に対する興味が強いことがうかがえる。
屋敷には様々な美術品が飾ってあるほか、骨董屋とも懇意にしている(余談だが、飾られている絵の一つは【大魔王マデサゴーラ】が描いたもの)。
また、ユシュカには「美男子」「磨けば最高になる」「召使いに雇ってあげる」、主人公には「みすぼらしい」と、外見により露骨に態度が違う。

活躍

【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0)

魔王アスバルが行方をくらませていると聞いた【ユシュカ】【主人公】が情報収集をしているところに通りかかった。
最初は邪険にしていたが、ユシュカの見た目を気に入って屋敷で行われるパーティーの招待状を渡す。
そのパーティーにユシュカから招待状を渡された主人公が参加したため激怒するが、贔屓にしている骨董屋店主の【シリル】に「私の連れ」と言われ謝罪されたことで怒りを収めた。
 
PVや事前情報では主要登場人物扱いだが、この時点ではまだ出番も活躍も少ない顔見せとしての登場のみとなっている。

【王の戴冠】(Ver.5.2)

ようやくストーリーに大きく関わることになる。
 
シリルの正体が魔王アスバルだと知ったようで、アスバルが正体を隠して自分に近づいたのは彼が自分に惚れているからだと思い込んでいる。
なお、自室はアスバルの写真だらけであり、どう見ても惚れているのはリンベリィである。…そこまで惚れているのに今更ながらにシリル=アスバルと気付くというのは、大貴族であるという点含めいささか遅すぎではないかと思うものの、それだけアスバルが表舞台に出てきていなかったということであろう。Ver.5.0のパーティー時や店経営時に誰にも気付かれなかったことからもそこがうかがえる。
【エルガドーラ】の死に塞ぎこんでいるというアスバルを元気づけるために城に向かったが、【オジャロス】に警戒されているためか会わせてもらえず鬱憤がたまっていた。そんな時、ゼクレス城に入るために協力を仰いできた主人公に目を付ける。
既に城の兵士を何人も買収しており、【しもべの証】を主人公に持たせ、アスバルに接触を図るよう命令する。
 
しかしアスバルの部屋にいたのは声の似ているだけの替え玉【ボッガン】であった。アスバルはオジャロスの勧めで既にアストルティアに旅立っており、それを知った彼女はエルガドーラが前王イーヴを追放したのと同じようにオジャロスがアスバルを追放したのだと確信する。
アストルティアへの転移魔法は自分でも1ヶ月以上かかると悩むが、主人公がアストルティアに行けるということを聞くと、アスバルを連れ戻す役を主人公に任せる。
 
その後、帰還したアスバルに直接会うが彼に突き放されてしまったため(もっともこれはオジャロスから注意を反らすためであった)、半ば八つ当たり気味に主人公からしもべの証を取り上げ、そのまま屋敷へ戻る。
その後は部下も不用意に近付けないほどの不機嫌モードとなっていたが、主人公からアスバルの目的を聞くと一変、王位譲渡の儀ではアスバルがオジャロスに罪を認めるよう交渉する間、周りの人に幻術をかけるサポートを行った。
転移魔法や幻術など非戦闘系の魔法が得意のようであり、敵を撃退するような魔法は会得していない模様。
 
全てが終わった後はアスバルの愛の告白をもじもじしながら待っていたが、かけられたのはそっけないお礼の言葉だけであった。
これに怒った彼女はアスバルを絶対にメロメロにしてひざまずかせてやると意気込み、「もぉ~ッ ムカツクぅ~ッ!!」と言い残して消えていった。
なお【イルーシャ】のことは一方的にライバル視しているきらいがある。
とはいえ、イルーシャが倒れかけた際には咄嗟に支えており、高慢な彼女が意味もなくそういった行動を取るとは考え難いので、少なくとも嫌っているわけではないようだ。
 
余談だが、リンベリィの部屋にある窓のところには全て白い花が飾られている。
そして、ゼクレス城の図書室にある「ゼクレス魔導国 典礼大辞典」によれば、ゼクレス王家の国王は妃にしたい姫君に詩を送り、姫君は結婚を承諾するならば白い花を、拒否するならば赤い花を窓辺に飾るしきたりがあるとのこと。
本人はとうに心を決めているということなのであろう。
 
後にクエスト【甘い言葉をささやいて】ではアスバルから丁寧なお礼の手紙を受け取っており、使用人に雇ったボッガンに読ませて悦に入っている。余程(声を)気に入っているのか、ボッガンについては色々とこき下ろしているものの辞めさせるつもりは無いとのことである。
また、大魔王の戴冠式にアスバルと一緒に出席した。【魔仙卿】が豹変した際は、アスバルに庇ってもらっている。そんな悠長な状況でもなかっただろうが、ちょっとした役得といったところか。
 
進行中は結構細かく台詞が変わるため、気になるならこまめに会いに行ってみよう。

【勇者復活】(Ver.5.3)

ストーリークエスト【大魔王の舞踏会】で登場。
「今のゼクレスの舞踏会ではイケてるダンスを踊れるものがスター」らしく、主人公が碌にダンスを踊ったこともないだろうということで、自身のパーティーに招待した際に結構イイ線をしていたという【砂の都ファラザード】にいる踊り子にダンスを習ってくるよう言われる。
ちなみに本人は【大魔王城】に来た目的を「内装が問題外なのでコーディネイトに来た」と言っているが、本命は間違いなくアスバルであろう。
舞踏会で主人公が披露した「始まりの大魔王の舞」とされるダンスにはやはりというか大笑いしていた。
 
本編での出番はこれくらいだが、ゼクレスで一番強い魔族を捜していた【白フードの集団】が、アスバルが不在ということでべラストル家のことを教えられて訪れたという。
その際に本人曰く思いきり悪口を言われたらしく、それに怒って「【大魔王】【ジャリムバハ砂漠】にいる」と嘘を教えたという。もっとも、大魔王城はジャリムバハ砂漠を越えた先にあるので全くの嘘を言っているわけでもないのだが。
エルガドーラの次に強い女性魔族としてべラストル家の名前が挙げられたということで、見掛けに反して強大な力を持った魔族なのは間違いないようだ。

【闇の根源】(Ver.5.5後期)

クエストNo.675【ライバルの帰還】で登場。久しぶりに帰国するアスバルの従者について調べてほしいと依頼する。
クエスト終了時には、アスバルから「僕には(主人公と)君が必要だ」と言われ… →【ぐふっ】

イベント・その他

美の競演! 第9回アストルティア・クイーン総選挙!(Ver.5.4)

大予選会では19位以内が確定していたが、10位に終わり落選。本戦には運営推薦枠で参戦した。
本戦最終順位は7位。

【モンスターバトルロード】

Ver.6.1より彼女のレジェンドバッジが登場。
交換にはリゼロッタ・光、ルコリア・虹、ベビーサタン・金にハッピーハートが30個必要になる。
装備するとパラメータは最大HPが30、最大MPが50、きようさが75上昇し、更に呪い、封印、混乱に75%の耐性が付く。
また、このバッジ専用の技【暗闇の旋風】も使用可能となる。技の詳細は当該項目参照。