【レクタリス】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 03:50:37

目次

概要

Ver.6.4ストーリー、【悠久のレクタリス】で登場した、神話時代の天星郷【古フォーリオン】にて初代【天使長】を務めた女性型の天使。
Ver.6シリーズのシナリオに登場するこれまでの天使は誰も持っていなかった、天使の光輪を頭上に持つ唯一の存在であり、その容姿は髪型と光輪を除けば【ユーライザ】と瓜二つである。声優もユーライザと同じ石川由依。
 
性格は人間や仲間の天使思いかつ穏やか。ラヴィエルを敬愛しているため一人称は「ぼく」で、口調も年若い男性のような朗らかな喋り方をする。
仲間の天使を亡くすたびに自責の念に駆られているためか、登場当初は鬱々とした言動が目立つが、主人公との冒険を経て、本来の明るい気質を取り戻していく。
手先がかなり不器用。儀式で使う衣を作成するのに機織り機を力まかせに動かして壊しそうになり、主人公に作業を代行してもらった際に自覚する。
 
レクタリスは【とこしえの揺り籠】の世界に居た"本来の天使"最後の生き残りであり、他の光輪を持たない天使たちと区別するため「旧き世の天使」とも呼ばれ、古フォーリオンの天使たちから尊敬されている。
(とこしえの揺り籠がジア・クト念晶体の侵略によって滅び、新天地を求めて逃げる際、永きに渡る旅路は人間たちには耐えられないと判断したルティアナが女神の果実を与え、天使に変化させたのが天星郷にいる彼女以外の天使たち。つまり皆、元はとこしえの揺り籠の人間である)
レクタリスは旧き世の天使でも最も若く、他の旧き世の天使からはたいそう可愛がられていたという。それ故に彼女を死なせまいと他の旧き世の天使から守られてきたが、自分だけが生き残ってしまったという事実は彼女の心に影を落とし、永く悩み続けていたらしい。
 
【ナドラガ】【エルドナ】とは友人のような関係で、これは女神ルティアナより彼らが産み出された時から見守っていたためと思われる。特にエルドナとは自他ともに認める親友で、事あるごとに互いを気遣う様子が見られる。
また、彼女の執務室である暁星の間の本棚には、【テトラル】に向けた手紙が挟まっている。テトラルを友達と呼んでおり、親しい関係だったようだ。
 
主人公やエルドナと共に【エルトナの混沌】【ナドラガンドの混沌】に赴き交流を深めつつ神具を完成させるための準備をおこなった。
 
【神具創成の儀】?に必要な最後の素材である天使の光輪は、旧き世の天使の命そのものとも言える物体で、儀式を行い【アストルティアの楯】神剣が生み出される際に自らの命が失われる事を承知済だった。
主人公に対してはこの事実を儀式当日まで伏せており(ナドラガとエルドナにも口止めをしていた)、最後まで希望と願いを捨てずに儀式をやり遂げ、無事に神具は完成。主人公に未来で神具を創るために必要となる光輪の核を託してその命を散らした。
その後エルドナはレクタリスの「人を愛し、人と生きたい」という願いを叶えるため、天使の魂を転生させる【転生の園】?を創り出した。
 
Ver.6.5前期ではクエスト【魂の形】をクリアするとユーライザの髪型に「レクタリス」が追加される。

Ver.6.5後期

クエスト【大空の向こう側で】にて先立って神化の儀を受けたユーライザに前世であるレクタリスの記憶が宿り、メインストーリーでユーライザが神化できる原因となった事が判明。
そしてユーライザがレクタリスが前世であると自覚した瞬間レクタリスの意識と入れ替わってしまい、このクエストの途中からレクタリスがユーライザの言葉遣いを真似て演じていた。
しかし二人の境界は曖昧になっており、神化の代償としてこのままではレクタリスの意識がユーライザを乗っ取ってしまうので最期に主人公と一緒に大空を羽ばたき、主人公に大好きだと告げて自ら記憶を消去した。
 
ユーライザが主人公に対してやたらと過保護であったのも、レクタリスの影響が少なからずあったのかもしれない。

能力

【邪精霊マガツカゼ】戦と【暁天竜ランビリズマ】戦で【NPC戦闘員】として参戦する。
レベル120、HP1020、MP980。職業表記は「天使」で、武器は両手剣を使用する。
使用呪文・特技は【天空斬り】【大聖光斬り】【イオマータ】【ザオリク】【マヌーハ】、暁天竜ランビリズマ戦では更に【星断剣】?が加わる。
 
【会心の一撃】時のダメージから攻撃力は1200前後と、【バイキルト】【風斬りの舞】でバフをかけてやれば火力は十分。
しかしどちらの戦闘でもレクタリスが戦闘不能になると即敗北という特殊条件があるため、とにかくレクタリスの生存を最優先にして行動したい。

イベント・その他

2023年版【アストルティア拾遺譚】

ここでは心に影を落とした原因が詳細に語られる。
 
エルトナの混沌に調査に出向いた際、強風に吹き倒された巨大な木から彼女をかばった彼女の護衛の天使、サニエルが倒木とともに谷底に落ちてしまったという。
サニエルはその際に、「天使長・・・あなただけは生き延びて・・・」と言い残した(その絶望に反応して【邪精霊マガツカゼ】が誕生した)。
 
サニエルの葬儀の後、エルドナに対して今まで押し殺していたいつも誰かに生かされてきたという本当の想いを打ち明ける。
天の船フォーリオンがまだ星の海をさまよっていたころ、レクタリス以外の旧き世の天使は、フォーリオンを維持するために自分の光輪をその動力源に捧げて死んだ。
彼女の師匠や先輩、同僚も、「レクタリス、あなただけは生き延びて」と言い残したという。
 
自分の使命のために誰かが犠牲になり、皆自分に「生き延びて」と言い残すことに彼女は絶望したが、主人公によってふたたび心に光が戻ったという。

【美の競演! 第12回アストルティア・クイーン総選挙!】

予選1位で本戦出場。彼女にそっくりなユーライザは3位で本戦出場を果たしており、直接対決となった。
チョコレートがどういったものか分からないらしく、投票すると貰える物は泥の塊のような物。
主人公曰く少し歯にくっつくが、ちゃんとしたチョコレートの味がするとのこと。
上記の6.4シナリオでのヒロインぶり故か、最終的な結果は2位のエルドナ神や3位の【ヴァレリア】を大きく離しおよそ200万票もの票(投票方式が現行のものとなった第7回以降では最多票)を集め、12代目クイーンの座に輝いた。