【レビュール族】

Last-modified: 2022-07-23 (土) 18:48:03

概要

神話時代の【レンダーシア】に存在した有力部族。
名前から見て現在のレビュール街道のあたりを居住地にしていたと思われる。
 
悔恨の園と哀惜の砂漠のうつしよの境界地にいる【謎の亡霊】の話によれば、もともともう一方の有力部族の【ゼドラ族】と互いの強さを競い合っていたが、ゼドラ族に双子の【勇者】【アシュレイ】【レオーネ】が生まれたことによりゼドラ族が発言力を増し、二大部族の仲は険悪になってしまう。
そのため【巫女クラメ】が賜った予言に従い、弟のレオーネのほうをレビュール族に里子に出した。
これにより表面上二大部族は一致団結する形に至った。
 
その後レオーネはレビュール族を率いる立場の男に育てられ、兄と2代目巫女【ダフィア】、師である【剣聖ガーニハン】とともに【大魔王ゴダ】と戦い、討伐を果たすも、【石化】の呪いをかけられてしまう。
 

ネタバレ注意

やがてアシュレイにより【神聖ゼドラ王国】が建国されるが、ゼドラ族の強硬派により、勇者であるレオーネが敗れた事実を後世に残すわけにはいかないという声が高まったため、アシュレイはやむなくレオーネの称号を【盟友】に格下げする。
これらの件や、王国の実権がほぼゼドラ族に握られたことにレビュール族は怒り、レオーネの義兄である【トランブル将軍】を代表として「神聖レビュール王国」を名乗り、反乱を起こす。
アシュレイがトランブル将軍を倒して反乱は鎮圧され、レビュール族の分離主義者は事実上滅んだ形となる(以後は年月を経て神聖ゼドラ王国に同化していったと思われる)。
これらはレオーネの石化を含め、巫女クラメとダフィアによって仕組まれていたことが【ゼドラ王の黄昏】でのアシュレイの回想、および【盟友の虚無】でのレオーネの回想によって判明する。