【ロストスナイプ】

Last-modified: 2022-11-15 (火) 22:27:35

【弓スキル】

【マジックアロー】-【バードシュート】-【サンダーボルト】-【さみだれうち】-【天使の矢】-【シャイニングボウ】-【弓聖の守り星】-【ダークネスショット】-【ロストスナイプ】-【サンライトアロー】

概要

弓の【180スキル】で修得できる特技。

性能

対象の周囲に通常攻撃の2.0倍の物理ダメージを与えると共にテンションを0にし、怒りを鎮める。
消費MP8、CTはIで60秒(開幕25秒)、IIで45秒(開幕5秒)、IIIで25秒(開幕0秒)。
要は遠距離版【コードゼロ】。最大射程は20m。
CTは160~180スキルの特技の中では最も短い。

Ver.3.3前期

この頃は対象に通常攻撃の2.5倍の単体攻撃だった。
 
事前発表から散々言われていた事だが、他の180スキルの特技に比べてあまりに効果がショボイ。
前々から弓のロストアタックでわざわざ殴りに行くのはおかしいと言われてはいたが、それはロストアタックでの要望であり、別技で実装されてもお門違いと言わざるを得ないだろう。
しかも、昨今は怒りを鎮めることによるデメリットの方が大きいので、今更実装された所で遅すぎる。
せめて【激怒】を鎮められたり、ダメージ倍率が高かったりすればまだ使い道はあったのだが、激怒は鎮められず、倍率もさみだれうちとどっこい。
一応SHTを一撃で鎮めるという使い道もあるにはあるが、それならCTの無いゴールドフィンガーや零の洗礼、コードゼロの方が使いやすい。
しかもサポートまで怒りの解除だけならアタックで十分と判断するのかロストアタック優先で使ってくれないと言う有様だった。
【赤の巨人レドノフ】【護門将ゴウシルシャ】等のはどうガード持ちテンション使いには効果を発揮するが、如何せん限定的過ぎるし、何よりこいつらは頻繁にテンションが上がるのでCT付きのこの技では間に合わない。
これの実装後に追加された【Sキラーマシン】はSHTになる技を持っているので使えない事もない。
射程の関係でグレネーどりを押している間にも発動できるのが利点となるため、他の消去手段となる【ゴールドフィンガー】等とは十二分に差別化は可能であり、数少ない活躍の場でもある。

Ver.3.3後期

やはり酷すぎたと言う事で、性能が見直され、現在の性能に。
ちなみに範囲は思ったより広く(6m)、その長い射程もあり中々使い勝手は良い。
事前発表では相変わらず激怒を静められないということで激しく「そこじゃない」感が漂っていたものの、その評を黙らせる性能となった。
弓にはこれまで範囲攻撃がなかった為、IIIにセットすれば25秒毎だが範囲攻撃が可能になると言う点が利点になるだろうか。
サポートもそのように認識しているらしく、複数の敵がいれば怒り状態じゃなくとも使うようになった。
開戦時チャージ時間-10秒が発動しているとIIIで15秒になり、大体2、3ターンに1回と言うそこそこのペースで使ってくれるので、【スライムショット】との組み合わせは最適。
 
サポートは怒りの解除の目的には使わないのは変わらない。
提案広場での斉藤Dの回答によると範囲攻撃になったため、AIに使わせると意図しない結果を発生させてしまう事がある為、わざとロストアタックを優先させているとの事。
 
他の使い道としては、多段技メインの弓に珍しく単体倍率スキルの為、サンダーボルトの宝珠をつけておらず、かつダークネスショットのCTがたまっていない時のテンション用の技としても使えなくはない。
 
また、この強化によって弓で【メタル迷宮招待券】を(快適に)消化可能になった。
IIIにセットすることで初ターンに敵集団を一掃可能、打ち漏らしは通常攻撃で処理することになるが、その辺は他の武器も変わらない。
しかしやはりCT付きのハンデは痛く、特にボスの【メタルキング】相手に撃ち漏らしを多数出してしまうと非常に厄介なので、撃つタイミングには十分注意。開幕メタルキングにターゲットを合わせ、最速で選択すると動き出す前に命中してしまい端っこのはぐれメタルAとメタルブラザーズBを高確率でうち漏らすので、2秒ほど待ってからメタルキングに撃ち込むといい感じに全員巻きこめる。
武器スキルの取り方は人それぞれ、恩恵を受けるプレイヤーも多いだろう。
 
なお、消費MPが8と少々重い。普段はCT技と言うこともあってそれほど気にはならないが、魔法戦士がマダンテを撃った直後だとよっぽどMPを盛ってないと徐々にMP回復の1回分では賄えず、すぐには撃てなかったりする。レアケースではあるが若干注意。

Ver.3.4

ロストスナイプの極意が追加され、最大25%攻撃力を上昇できる。
宝珠込みで約2.5倍と修正前と同等程度の威力で範囲攻撃が可能となる。
弓の性能向上を求めるなら付けても悪くは無い。
入手先も転生モンスターの【パンプキャビネット】が確定で落とすので入手も割と楽。

 
後期の季節イベント【聖なる夜の大事件!? 急襲 星夜祭!】の「絶望の中で息絶える級」においては【ジングルヒドラ】のテンションを逐一リセット可能な技として光っている。
特にレンジャーは【まもりのきり】によるブレス無効化、【マヌーサ】による幻惑も加えて事故要素の軽減を一手に担ってオートマッチングによるランダム構成での持久戦を成立させている。
また、【震王ジュノーガ】もマグマの上という接近職の手出しが難しい場所でSHTになるため、遠距離から一撃でテンションを沈められるこの特技は有用である。

Ver.3.5

怒りが全員に連動するというプラチナキング戦において複数の怒りを同時に静めるという利点がようやく生きる事に。
今後もこのような敵が出てくるとするならば更なる活躍が期待できる。
 
また、【ぶちスライム】を乱獲してのレベル上げの際にもこの特技が活躍する。
このタイプのモンスターの乱獲の際はMP回復要員として魔法戦士を引き連れることが多いが、ロストスナイプIIIを習得したサポ弓魔戦を雇うと、CT技故に高確率で初手に使用してくれるため、乱獲の効率アップにも貢献してくれるのだ。
この点はのちにVer.4.2で登場した【ドラポヨロン】にも言える。
 
バージョンが進むごとに有用性が増していく技となった。

Ver.4.0

敵側の使用者に【リリアーチ】が登場。
こちらが使う物とは性質が大きく変わっており、敵単体に4回連続の物理攻撃+テンション1段階ダウンの効果になっている。
低威力だが、かなりの数で撃ってくるので守備力の低い職や防衛結界、大砲なんかはチクチクと削られる事が多い。
 
また、【アストルティア防衛軍】でこちらが使う場合は、テンションを乗せたロストスナイプが弓で可能な範囲攻撃としてもそこそこ便利な技になっている。

余談

「スナイプ(snipe)」と言うと日本では「狙撃」の意味としてほぼ通ってしまっているが、本来は「タシギ」という鳥の英語名を指す。
タシギは熟練の猟師でも仕留めるのが難しいと言われたほどに複雑な飛行をする鳥であり、そんなタシギを専門に仕留める猟師のことはいつしか「スナイパー(sniper)」と呼ばれるようになった。
その後、「スナイパー」が狙撃手そのものを指す言葉として定着し、狙撃することを「スナイピング(sniping)」と呼ぶようになった。
また、対人戦を主としたオンラインゲームにおいては配信者とゲーム開始時間を合わせて特定のプレイヤーと意図的にマッチングさせ、その配信者を追跡して撃破数を稼ぐ行為を指す。