【万魔の塔】

Last-modified: 2023-11-12 (日) 18:41:35

概要

読みは「ばんまのとう」。
Ver.5.0.1a(2019年11月11日(月)12:00実施)から実装されたコンテンツ。
【ピラミッドの秘宝】【アストルティア防衛軍】に続く、次々と押し寄せる敵をなぎ倒す【エンドコンテンツ】
 
【砂の都ファラザード】の裏通りにいる【ギラム】が案内役。彼と話して塔内部から参加できる。
参加職業レベル100以上でファラザードに到達していれば特にクエストをクリアする必要はない。
【サポート仲間】や仲間モンスターでも参加できるが、オートマッチングはない。
塔内には紹介人と預かり所にダーマ神官、回復の光があるので転職、サポートを入れ替えに外に行く必要はない。
入口の隅にあるので多少気づきにくいが【アビスゲート】があるので、初訪問時に登録しておこう。
上記の施設が密集し利便性が高いため、バトルコンテンツとしての目的だけでなく魔界のストーリー攻略などでの拠点としても非常に有用なので覚えておきたい。
 
Ver.6.1時点では第一の災壇から第五の災壇まで挑戦可能であり、数字が大きいほど難度が高い。
戦闘が始まると災いと呼ばれるピラミッドとは比べ物にならない圧倒的な数のモンスターが押し寄せてくるのでこれを倒していく。
モンスター毎にスコアが設定されており、倒していく毎にスコアが加算されていく。
最終的に

  • 完全制覇
    • 押し寄せるモンスターを時間内に全て倒す
       ※モンスターは時間が経つと逃げ出すが、それは対象外となる。ただし、雑魚、ボス問わず制限時間が過ぎた時点で一匹でも残っていれば無効。
  • 制覇
    • 制限時間内(初期設定7分)まで生き残る
  • 生還
    • 退避エリア「安息の領域」(戦闘開始から3分経過で解放)に、パーティメンバーの誰か1人が移動する
       ※ サポート仲間や、仲間モンスターは対象外
       ※安息の領域到達と同時に戦闘不能になった場合も他の仲間が生き残っていれば生還扱いになる

上記三つのいずれかを満たせばスコア加算条件との合算で最終的なスコアが算出される。
全滅した場合はハイスコアを出していても無効となるが、最終的なスコアが何点だったかは参考程度に教えてくれる。
五つの災壇のハイスコアの合計で報酬が得られる。報酬の中にはここでしか手に入らない紋章アクセが含まれる。
挑戦自体は何度でも可能だが、ハイスコア、及びハイスコア合計の報酬は日曜6時にリセットされる週課方式。
なお、戦闘開始時に回復はしないので、消耗したまま突入しないように注意。
 
これまでの大量討伐系エンドコンテンツと違い、ここでは一部のボスや特殊な敵を除き出現モンスターの名前が一般モンスターと同一になっている(中身は完全に別物であることがほとんど)が、ここで討伐したモンスターは後述するボスを除き討伐リストには載らず、討伐数にもカウントされない。
しかし【チームクエスト】【大魔王の代筆家】の「○○系討伐」、【モンスター討伐隊】には反映される。
クリア後に経験値も一応もらえるが、これだけ大量の敵を倒しても一の祭壇で5万前後くらいしかもらえないので、経験値稼ぎは全く期待できない。
ちなみに【元気玉】は対応しておらず挑んでいる間は残り時間が停止したままになる。ピラミッドとは違いゴールデン系などのボーナスモンスターはいないので元気効果がなくてもさして困らないという判断だろうか。
【食事】【温泉】効果は対応しているので利用可能。
 
累計スコアスコアリセットのタイミングは日曜日6:00を回った後にギラムに話しかけた時(≒戦闘開始時)。
強ボスの【オーブ】などと違い、5:55頃から一つめの災壇に挑戦していたとしてもスコアの新規獲得とはならず、それどころか【経験値の聖典】を得られるギラムソウルも消えてしまうため完全に時間の無駄となる点に注意。

災壇

特殊なモンスター

モンスターの中には【恵みのはぐれ者】や「時増しの○○」といったオーラを纏う特殊なモンスターが出現する。
時増しの○○は特定の災いで出現し、HPを始めとしたステータスがボスクラス並に高く倒すと時間が1分延長される。
ある程度時間が経過すると逃走するため、単体用のCT技を駆使して確実に仕留めたいが、ボス並みのステータスというだけあって、出てきただけでガタガタ崩れだしてきてしまうことも。
更に、最後の災いに到達した時、加えて三の災壇では最初から5分30秒までの間「カラミティ○○」というボスが登場する。これらのボスは倒すとモンスターリストに載り、カラミティサン以外を倒すと称号も得られる。

スコアの加算条件

条件ポイント
第○○の災い到達500×(階層-1)
○○を △0匹倒す10匹ごとに100~600
強いモンスターほど点数が高い
誰も死亡しない3000
味方の死亡数 1回以下1000
以降死亡するごとに-100
モンスターを倒した数 ○00匹100匹ごとに5000
与えたダメージの合計 ○○000突破与ダメージ50万で1000
以降1万ごとに+100
アイテムを○個取得1000×○
全モンスター討伐達成10000

報酬一覧

スコア合計報酬
30,000P【ふくびき券】×5
60,000P【万魔の箱】
90,000P【万魔の紋章の破片】×2
100,000P【万魔の大紋章の破片】×5
120,000P万魔の紋章の破片×3
150,000P万魔の箱
180,000P万魔の紋章の破片×3
210,000P万魔の紋章の破片×1
240,000P万魔の紋章の破片×3
250,000P【万魔の大箱】
270,000P万魔の紋章の破片×3
300,000P万魔の紋章の破片×5
330,000P万魔の大紋章の破片×3
360,000P万魔の紋章の破片×3
390,000P万魔の大紋章の破片×2
420,000P万魔の紋章の破片×3
450,000P万魔の大紋章の破片×1
480,000Pふくびき券×10

ギラムソウル

Ver.5.2より獲得スコア1000Pごとに1個貰える(ハイスコアではないので複数回生還すればその分貰える)。
ギラムソウルを消費することで「ギラムマジック」を発動可能。
「ギラムマジック」が発動する災壇は実装時点では一の災壇のみ、Ver.5.4から二の災壇が、Ver.5.5後期から三の災壇が、Ver.6.1から四の災壇が追加。
「ギラムマジック」は自身とサポート仲間、モンスターに発動するため、ソロプレイ向きの救済策といえる。
設定できるのは1つだけで、他の効果を選ぶと設定済みの効果は上書きされる。

効果必要数
ギラムマジックの効果を解除0
特技と呪文のダメージ+5020
受けるダメージを20軽減20
10秒に1回HPが50回復20
敵を倒すと10%でためる20
コマンド間隔ー1秒20

ギラムソウルとギラムマジックの効果は、日曜朝6:00をまたいだ後、ギラムに話しかけるとリセットされる。
 
また、以下のアイテムとも交換可能。
Ver.6.2~Ver.6.3の期間は10周年期間、2022年9月18日 6:00~9月25日 5:59は万魔フィーバーとして特別なアイテムと交換可能。

アイテム名必要数備考
【ふくびき券】30枚500週1回のみ
万魔の箱50
万魔の大箱200
万魔の紋章の破片15個25
万魔の大紋章の破片15個50
万魔の大紋章の破片15個50
【経験値の聖典】50
【万魔の塔印章】201回のみ
【10周年記念ふくびき券】10個20週1回のみ
10周年期間のみ
任意の紋章(5種類)各10各1回限り
万魔フィーバー開催時のみ
任意の大紋章(5種類)各20

攻略

基本

全災壇・全職業共通で、【機神の眼甲】と体上の呪文耐性錬金、宝珠「打たれ名人」「共鳴のテンションアップ」「勝ちどきMP回復」の5点が必須級。
証は【ガナン帝国の勲章】【夢幻魔王の勲章】のどちらか悩ましいところ。ガナン帝国の勲章ならHP盛り、夢幻魔王の勲章なら行動時テンション消費なし盛りが無難。
一の災壇では【ホースデビル】【ザラキ】対策に即死、二の災壇では【スライムナイト】【マホトーン】対策に封印耐性と【メタッピー】【魔道砲】対策にマヒ耐性、三の災壇【カラミティサン】【ラリホー】対策に眠り耐性も欲しい。
 
雑魚敵のHPも【ドラキー】等通常攻撃一撃で倒せるものを除けば序盤から3000前後、中盤以降は4000前後もぞろぞろ現れ始め、高いものでは5000近くまで行き、テンションが上がっていなければ処理に時間が掛かってしまうため、全員が眼甲と共鳴宝珠を付けることでテンションアップの試行回数を増やしていきたい。
装備・耐性さえ整っていれば死者が出ることは多くなく、また死亡回数が増えるとスコアが減少するためできるだけ死者を出さない立ち回りが求められる。そのため、復讐系の宝珠は優先度が低く、宝珠ポイントは他に回したい。
後述するが性質上【聖女の守り】がほぼ意味を成さないため、眼甲の合成効果は耐久力の底上げにHP埋めがあればベスト、無ければためるの方が良い。
 
個々の敵が固くてそこそこMPを使わされる上、各災壇共通してMP吸収攻撃が多いため、勝ちどき宝珠によるMP確保も欠かせないが、それさえあれば余程MP吸収が集中しない限りMPが枯渇することは無くなる。
能動的なMP回復については、余裕のある時に支給されたアイテムを使ったり、スティック持ちが【スピリットゾーン】を使ったりする程度で良いだろう。
逆に言えばこれに類するパッシブスキルがないキラーパンサーのような仲間モンスターは不向きとなる。
 
同様に全災壇にわたって頻繁に呪文が飛んでくるため、呪文耐性も必須レベル。【ギガマホトラ】の威力も弱めることができる。
初めのうちは初級呪文ばかりでダメージも精々2桁だが、塵も積もればなんとやらで大量の雑魚から一斉に喰らえばどんどんHPが削られていく。それでも一、二ぐらいであれば【竜のうろこ】【マジックバリア】さえ積めば何とかなるが、三や四辺りになると上級呪文も容赦なく飛んでくるようになり、しかもこれに【ディバインスペル】の弱体化や【魔力かくせい】の強化を併せてきて耐性が無いと即死も有り得るので、マジックバリアに加えて耐性も無いと話にならなくなってくる。
首アクセサリーは【金のロザリオ】があまり役に立たないため、【被ダメージ軽減】のある【竜のうろこ】を優先。耐性次第では敵の呪文攻撃を無効化or一桁ダメージにできるので生存性が飛躍的に上がり、MP吸収に対しても効果があるので三の災壇のメッサーラの魔力かくせい+ギガマホトラ以外は怖くなくなる。一の災壇ならば火力重視で【忠誠のチョーカー】【智謀の首かざり】を装備してもよい。
併せて職業【180スキル】の被ダメージ軽減があると更に安定する。なるべく180にセットしたいところだが、賢者やデスマスターは他の効果との選択が悩ましい。
盾を持てる賢者、天地雷鳴士、占い師は智謀の首かざりを通して装備するのもあり。この場合は盾にもしっかり呪文耐性を付けておきたい。
Ver.5.3から登場した呪文の反射効果を持つ【ミラーアーマーセット】【ひかりのローブセット】は攻防両面の強化につながるのでできればセットで揃えたいところ。最悪呪文耐性錬金で固めた上だけでもあれば呪文耐性に加えて常時5%で反射が付くのでかなり違ってくる。
なお、三以降は上級【ブレス】も飛んでくるので、ブレス耐性も必要になってくるが、呪文耐性と部位が完全に被っていて付ける余裕はないので、これはもう各自の【心頭滅却】【フバーハ】に頼るしかない。四の【シルバーデビル】【かがやくいき】を除けば【炎属性】ばかりなので、【炎光の勾玉】【ファイアタルト】で炎耐性を高めるのも非常に有効。
三や五ではそこら中から飛んでくる弱体呪文対策に【幻界王の首かざり】も選択肢に入る。竜のうろこが装備できなくなるが、【キラキラポーン】による対策の必要が無くなるのでその分【天地雷鳴士】の行動に余裕ができるようになり、死者が出た際のリカバリーの手間も軽減できるようになる。ただ、竜のうろこのダメージ軽減が無くなるのは少なくない痛手でもあるのでどちらも一長一短と言ったところ。
 
敵の数は多いが一発一発のダメージはそれほど高くはないため、聖女の守りはほぼ意味を成さない。ここでは【いやしの雨】【きせきの雨】を使える賢者がメインヒーラーとして最適である。
高いスコアを出すには高火力で敵を手早く倒していくことも重要であり、制限時間を延ばす時増しの○○を手早く処理するために単体の火力も求められ、更に与ダメージ数に応じてスコアも加算されるため、火力役は単体・範囲火力共に高い職業が適任。
なお、範囲攻撃の多くが「対象指定型」であり、対象に選んだモンスターが他のプレイヤーの攻撃で既に倒されていた場合、コマンドがキャンセルされてしまうため、対象指定型の特技メインで立ち回るためには高いスキルが要求される。
本コンテンツでは対象に到達するまでに一撃で倒せる雑魚も多いため、これが頻繁に起きて行動に支障をきたすほどになる。
更に大量のモンスターの中から対象を選ぶ必要があるため対象のモンスターが何処にいるのかを把握する必要も有り、特に【ぶんまわし】【オノむそう】のような射程が短い物理範囲攻撃の場合は他のモンスターに移動を邪魔されて対象に辿り着けない事態も頻繁に発生する。
このため、【ランドインパクト】のような対象を指定せずにその場で発動する攻撃や、【マヒャド】【めいどうふうま】のような射程があって対象周囲を攻撃する範囲技がここでは扱いやすい。
 
呪文をはじめとした遠距離攻撃を主体にした敵が多いため、敵はこちらから距離を取るように動く傾向がある。
こういった敵に対してはこちらから近づくのではなく、ある程度向こうから近寄って来るのを待ってから接近すると移動時間の短縮になる。敵が動く前にこちらから接近してしまうと、敵に余計に距離を取られて時間をロスしてしまう場合が多い。
遠距離攻撃ができる天地雷鳴士やデスマスター等は、フィールドの外側の敵を優先して狙った方が近接職が大きく移動しなくて済む。
脚には移動速度系の錬金や宝珠「始まりの移動速度アップ」を付けておくのもある程度有効。
 
サポート攻略だといっそ攻撃はサポートに全部任せてしまい、自分はバフ掛けに回った方が良いぐらいである。
ただし、時増し系や、第三のカラミティサンにはサポートの攻撃対象がそれるため、時増し系、及びカラミティサン以外の雑魚に自分が攻撃して誘導してやる必要はあるが。
他、サポート攻略で自分がアタッカー職をやらない方がいい理由としてスコアを稼ぐ為にはアイテムの回収も必須となるが、自分がアタッカーだとこの間、火力が大幅に減るので撃破速度が減ることで被ダメも増えて大変危険。似たようなことはヒーラーでも言える。バフ役ならば回収前にかけなおしをしっかりしておけば離れても何とかなるので自分はバフ職を担当するのが一番安全なのである。
自分が攻撃する場合は離れた敵を無理に攻撃しに行くと敵が分散してしまってサポートの範囲攻撃の効果が薄くなってしまい、かえって時間がかかるのでアイテム回収時以外はなるべくサポートから離れず、近づいてきた敵を迎撃する方がスコアを伸ばしやすい。基本的に中央付近に陣取っておけばバフ呪文もサポートを範囲に捉えやすい。
 
合計スコアは万魔の大箱が手に入る250,000ポイントが一つの目標となる。
サポート仲間の場合は一の災壇、二の災壇でアイテムを全回収したうえで制限時間一杯まで戦っていれば十分に達成できる数値。足りないなら三の災壇でアイテムを回収して生還を選べば問題ないだろう。
 
破片をすべて獲得できる点数である合計スコア45万点を目指す場合は一の災壇と二の災壇の両方で完全制覇を達成し、三、四、五で合計20万点程度を獲得する方法が良い。
一の災壇と二の災壇で完全制覇&アイテム全回収、更にはぐれ者のスコアアップ込みで合計で26~7万程になるため、残りは18万~9万程度。十分な火力があるなら五の災壇で15万前後稼げるため、あとは三か四で撤退まで雑魚敵を倒しておけば十分に達成できる数値だろう。
三以降で完全制覇を狙えるようになった現在は三~五だけで一つ16万以上は出せるので、十分48万を狙える。五でギラムソウルを得た後で四も両方完全制覇できれば大体36万ほどになるので、後は一でも完全制覇すれば達成可能。
第九、十四、十九の災いでアイテムが大量に出てくるが、1個1000点と下手なモンスターを倒すより高いので確実に全部回収しておきたい。
 
サポート仲間3人で攻略する場合、ギラムマジックは「コマンド間隔-1秒」ほぼ一択。プレイヤー操作ではあまり恩恵を感じられないこの効果もAIには効果は絶大。
 
なお、全災壇で恵みのはぐれ者を全て倒して完全制覇を達成してもスコアは800,000前後のため、ギラムマジック+ふくびき券+万魔の箱・大箱+紋章・大紋章の破片を全部得られる895,000を稼ぐには全災壇をクリアしたうえでもう一度どこかの災壇をクリアしないとまず届かない。

パーティ構成と各職業の役割

Ver.5.5後期現在、スコア合計45万以上を狙う場合は、魔剣士×2~3に天地雷鳴士、賢者、デスマスターから1~2枠加えた構成が主流。
サポート攻略の場合は自分が天地雷鳴士で、サポートとして魔剣士×3または魔剣士×2+旅芸人orデスマスターを入れる構成が主流。
魔剣士の装備については、プレイヤー操作の場合はほぼ鎌一択だが、サポート仲間の場合は鎌と片手剣でそれぞれ違った利点がある。どちらを選んでも基本的にスコア45万以上は到達可能なので、武器種は好みで選んでよいだろう。

武闘家

雑魚敵は【扇スキル】【アゲハ乱舞】【ピンクタイフーン】【百花繚乱】【ヤリスキル】【狼牙突き】【ジゴスパーク】で蹴散らし、ボスには【一閃突き・改】などの単体攻撃で対処する。
ハンバトでは一撃で仕留めきれない中型の雑魚敵もジゴスパークであれば一掃できる上、百花繚乱による幻惑ばら撒きや自己回復まで併せ持つ。
ヤリはハンマーと比べ隙がかなり小さく、中ボスの攻撃回避がしやすい。さらに武器ガードのおかげで各種ボスや三の祭壇の【キラーパンサー】が放つ【痛恨の一撃】に対してある程度の保険になり、ボス対処に向いている武器である。また、一閃突き・改で恵みのはぐれ者も簡単に仕留められる。狼牙突きやジゴスパークで雑魚敵への対処も可能だが、いずれも攻撃範囲は狭め。
扇は全体的にモーションが長めだが攻撃範囲が非常に広く、雑魚処理に向いている。【CT】のない範囲攻撃はアゲハ乱舞のみだが、序盤の雑魚敵であればアゲハ乱舞の火力でも一撃で倒すことができる。中盤以降はアゲハ乱舞だけでは火力が心許ないので、敵が出現しこちらに向かってくるまでの待ち時間にはテンションを溜めておき、CT技を惜しみなく使っていきたい。二の災壇の時増し系やカラミティスコルプには幻惑が有効なので百花繚乱が活躍する。
 
対ボスではヤリ装備一択だが、対雑魚では雑魚敵の数やタフさに応じて武器を使い分ける必要があるため、ハンバトと比べると難易度の高い職となっている。
ハイスコア30万狙いであればハンバトでも問題なく到達できるため主流の火力職とはなっていないが、土属性耐性持ちの雑魚が多い三の災壇の完全制覇狙いでは武闘家が起用されているケースが多い。初めて三の災壇の完全制覇を成し遂げたパーティにも武闘家が採用されている。

旅芸人

ブーメラン装備で高い範囲回復力やそこそこの威力の範囲攻撃ができ、【レボルスライサー】による火力支援ができるので相性が良い。
「チャージ時間-20秒」のおかげでCT技の使用サイクルも早いため、【デュアルブレイカー】を躊躇なく使用して雑魚敵の数を早めに減らしたい。
【アストルティア防衛軍】白宝箱【幻惑】埋め尽くしのブーメランを入手出来ていれば三の災壇のキラーパンサー対策に有用。

バトルマスター

【テンションバーン】を使うことで頻繁にテンションを上げることができ、【ミラクルブースト】による自己回復である程度のゴリ押しも可能。
【天下無双】の手数と会心率の高さのおかげではぐれ者も仕留めやすい。
また、Ver.6.1で【すてみ】に代わって習得した【クイックアーツ】【移動速度上昇】を掛けられるため、フィールド上を大きく移動する必要がある本コンテンツでは相性が良い。【カラミティスコルプ】が使う【カラミティウェーブ】【移動速度低下】を打ち消せるのも地味にありがたい。
武器は片手剣かハンマーを使用。両手剣は単体火力に優れるが範囲攻撃が扱いづらいので、使うのであれば片手剣かハンマーの裏に仕込んで対ボス用武器にすると良い。
片手剣は守備力無視の【ギガスラッシュ】【ギガブレイク】を持ち、【光属性】の攻撃に弱い敵も多いので安定してダメージを与えられる。左手に武器ガードの錬金を付けておけば物理攻撃に対するガード率も高まる。ハンマーは【土属性】に耐性を持っていたり守備力の高い敵が多いのでダメージが安定しないが、豊富なデバフ技を持つので火力兼支援役として対ボスで安定した強さを発揮できる。
また、どちらも【二刀流】の追撃ダメージで非CT技でも2000以上のダメージを狙えるという点で他の火力職に勝る。
 
防具はテンション時にダメージを底上げできる【レギオンメイルセット】か、CT技の使用サイクルと行動間隔を少しでも早めるための【ガナドールスーツセット】【聖域の闘衣セット】を推奨。
CT技は時増し系や災壇ボス用に温存したくなるが、雑魚は手早く処理していかなければ危険であり、テンションが上がっている状態では躊躇なく使用したほうが結果的に早く安定することが多い。ただし、それも状況判断であり、四、九、十四等、時増し系の出現が近い時に溜まっていたら流石に温存しておくべきである。
 
サポで起用する場合、武器の持ち換えができない代わりにAI故に対象選択の手間がないので【行動間隔短縮】がある片手剣が強く、ギラムマジックの「コマンド間隔-1秒」と併用することで踊り子と同等以上の殲滅力を発揮する。
 
竜のうろこでダメージを無効にした場合はテンションバーンの効果が発揮されないため一見相性が悪いように見えるが、万魔の塔ではそれ以上に物理攻撃やMP吸収系が痛く、それらの攻撃を軽減できるメリットの方がデメリットを大きく上回るため、首アクセも余程のことが無い限り竜のうろこで問題ない。もちろん、合成効果は攻撃力の方を重視したい。

賢者

きせきの雨の効果が切れると途端に厳しくなるので、雨を切らさないことが重要。CTのクールタイム中は下位のいやしの雨も有るのと無いのでは雲泥の差が出るため使っていくこと。どちらかといえばいやしをメインに使い、時増し系やボスが出てくる辺りできせきを使う方が効果的。
呪文攻撃も頻繁に飛んでくるので、プレイヤー操作であれば【マホステ】も切らさないようにしたい。
いっそ賢者2人できせきの雨を交互に使うのも手。この場合2人共回復選任ではスコアが伸びにくい為一人をブーメランで回復役、もう一人を扇か両手杖で攻撃役等二人の役割を分けておく方が良い。
両手杖での【活命の杖】のHP増加や早詠み【ベホマラー】も有効。
テンションが上がっている状態での【イオナズン】【イオグランデ】も効果的だが、あくまでも回復優先での立ち回りを忘れないようにしたい。
扇持ちで火力役としてみると攻撃魔力は杖持ち魔法使い並みにあるが、メラ系、ヒャド系に比べるとダメージ上限が低い分、火力は落ちる。しかしイオ系は敵に近づく必要があるものの対象を指定しないタイプの呪文であるため、入力で邪魔されることなく発動可能である点で有利になる。
Ver.5.1でダメージ上限が引き上げられたため、雑魚の殲滅力が向上した。

どうぐ使い

パーティ全員で【磁界シールド】の上に陣取ることで安全に戦える。さらに【スクルト】【マジックバリア】をかければより盤石になる。
時増しの○○やボスには【レボルスライサー】【強化ガジェット零式】で火力支援ができ、恵みのはぐれ者は【一閃突き】で仕留めることが可能。
道具が出現したら積極的に回収しに行き、スコアを稼ぐのも役割となる。これは他の補助職も同様。
自身も【ジゴスパーク】【デュアルブレイカー】などで、ある程度の火力を出すことができる。
道具類は一切持ち込みできないが、特定のタイミングで大量に道具が出現するので優先的に拾うと良い(【どうぐ最適術】などで強化できるため)。特に三の災壇ではMPの消耗が激しくなるので聖水系は確実に確保したい。
仲間モンスターはMP回復系のスキルを持たないものが多いため、【チューンナップ】による強化と併せて仲間モンスターを起用する場合には非常に相性が良い。

踊り子

【ガルーダテンペスト】の二刀流により、素早さと攻撃範囲が上がるため、本コンテンツにおける殲滅力が非常に高い。
【200スキル】に行動間隔短縮-1秒と2.0%でターン消費なしを置くと凄まじいスピードで敵を殲滅していく。ただし、攻撃力も欲しいところなのでうたには力+20、扇スキルには扇装備時攻撃力+10も入れておくこと。これに【神速シャンソン】がかかると更に速くなる。
特に二の災壇では百花繚乱による幻惑によって安定性も高まり、非常に相性が良い。装備や能力値次第では完全制覇も見えてくるほど。
サポート仲間は行動間隔が短い利点を生かしきれるが、プレイヤー操作だとコマンド入力や対象選択に時間がかかるのでサポートのような殲滅力は出しづらい。
また、扇は単体攻撃を苦手とするため、踊り子2人をアタッカーとする場合、時増し系やボスへの対処が遅くなり最悪逃がしてしまうこともある。プレイヤーはバトルマスターや武闘家など、単体攻撃力の高い職を選んでボスへの対処を優先したい。

占い師

二、三の災壇は幻惑や【眠り】が効果的なため、【月のタロット】【星のタロット】で広範囲に幻惑・眠りを撒けるので活躍できる。
ハンバトのテンションが頻繁に上がる関係上【恋人のタロット】との相性は抜群。テンション上昇状態で【塔のタロット】【死神のタロット】を使えば補助役の中でもトップクラスの火力を叩き出せる。
オーラ状態になればダメージの上限も4999になり雑魚敵を一掃できるようになるため、狙えるならできるだけ狙っていきたい。
確率で手札を消費しない【スウィートバッグ】【伝説の三悪魔】系列を入れておくとオーラを維持しやすいため、優先してこれらの【モンスタータロット】は入れておきたい。範囲や射程を伸ばすために【マッドスミス】【ミケまどう】も必須。【メカバーン】を2枚入れておけば被ダメージ10軽減できるので、余裕があったら入れておくと良い。
その他、【教皇のタロット】【審判のタロット】を入れておくと安心。
装備は守備を重視して片手剣+盾のスタイル。片手剣はガード埋め尽くしの【セイクリッドソード】があれば理想的。【はやぶさ斬り】系統の特技ではぐれ者にも対応できる。

天地雷鳴士

幻魔による支援と【めいどうふうま】【れんごく火炎】でそこそこの範囲火力も出せ、扇を装備すれば【風斬りの舞】による他職の支援もできる。
ただし、攻撃技のほとんどは対象指定型かつ発動が遅く、さらに土属性に耐性を持つ敵が多いことから、威力は落ちるが対象非指定型の【いなずま】を使うという手もある。宝珠や【戦神のベルト】で強化すれば、テンション次第ではカンストダメージも狙えるため、本コンテンツでは十分主力に添えられる。
四方八方から呪文が飛んでくる万魔の塔においてはマジックバリアが使える点も見逃せない。
立ち回りは幻魔とマジックバリアの維持を優先。マジックバリアが切れると一気に戦況が悪化する事も多いので、かけなおしはやりすぎるぐらいでも丁度よい。幻魔は攻撃の激しい三、四の災壇ではカカロンを維持すべきだが、一、二の災壇では回復役一人でも間に合うので、ドメディで攻撃役を増やして戦闘時間の短縮を図るのも良い。
時増し系やボスに対しては【幻惑】も効くため、【花ふぶき】【百花繚乱】での幻惑入れもやっておきたい。
サポート仲間にはピオリムも意外と効果が高いので、サポートかつプレイヤー操作ならピオリムも維持しておきたい。
サポート攻略ではピオリム、マジックバリア、幻魔の維持により、殲滅力、安定性の両面を得られるため、自分が天地雷鳴士をやるのが最も安定性が高い。
三の災壇の完全制覇を狙う場合は11の災い以降の【ディバインスペル】への対策が必須になるため、スティックに持ち替えての【キラキラポーン】とマジックバリアの維持が必要になり、更に攻撃やバフの更新も行うなど役回りが多い職となる。
Ver.5.5後期からは扇は開幕の風斬りと二の災壇で強敵に百花繚乱を入れる時のみとし、それ以外はスティックを持っていつでも【ザオリク】を使えるようにしておく方が良い。
Ver.5.5後期現在主流の1つである魔剣士×3、天地雷鳴士という構成では回復行動を事実上カカロン1体に任せることになるため、天地も場合によってはアイテムによる回復行動が必要になるため、積極的に回復アイテムは拾っておきたい。
特に三以降は天地役が戦闘不能になるとそのまま崩れる可能性が大幅に高まるため、常時【ファランクス】【アイギスの守り】などを使ってできるだけ死なない立ち回りが求められる。
Ver.6.0からは【せかいじゅの葉】【せかいじゅのしずく】が使いにくくなったため、スティックスキルによるザオリクの重要度が大きく上がり、より死なない立ち回りが求められるようになった。

デスマスター

死者が出てもバフを付与した蘇生ができ、【死霊召喚】により攻撃からサポートまでこなせる。
基本的な立ち回りは魔法使い同様にマヒャドやマヒャデドスで雑魚処理を行いつつ、【ベホマラー】で回復役の補助に回る。回復役が他に居ない場合は逆に回復を優先。
恵みのはぐれ者が出現したら【魂狩り】で一撃必殺も狙える。ぜひ魂狩りの極意の宝珠を最大まで振っておこう。
周囲を敵に囲まれている場合は【ハデスの宴】を使うことで周囲の敵を攻撃しつつ味方の回復もできるので、積極的に狙ってみよう。
時増し系やボスに対しては【ギラグレイド】による攻撃も有効なため、死者を極力出さないように立ち回れるなら一考の余地あり。
バンバン雑魚を倒す関係で【デスパワー】も非常に溜まりやすいため、【深淵の契り】も遠慮なく使える。【デスパワー解放】も維持して死霊を強化しておくと良い。
ゴーストは雑魚処理能力に優れ、【死霊の守り】使用中であれば眠りや幻惑を付与できる陣を敷いてくれたり【マヌーサ】を使ってくれることもあるため、全災壇において主力となる。
よろいのきしも補助系の呪文で生存性を引き上げてくれるため、攻撃の激しくなる二の災壇以降はこちらも選択肢に入る。そこそこの確率でマジックバリアを使ってくれる点も見逃せない。
がいこつは単体攻撃が主体の為、本コンテンツでは扱いにくい。最後に出てくる災壇のボスだけが残った際に、状況を見て呼び出すことがあるかもしれない程度か。
 
Ver.6.3からは新たな範囲技として【デスサイズ】を習得。
使用時にデスパワーを1消費するというデメリットはあるが、デスパワーを溜めやすい本コンテンツにおいては事実上デメリットが無い。
最大の特徴はCTが無いにもかかわらず【ダメージ上限】が2999という点で、範囲はやや狭めだが威力が高く、更に守備力無視で属性も無いので安定してダメージを与えられ、雑魚処理能力が非常に高くなった。
【血吸いの守り】やハデスの宴の攻撃時HP回復も有効なので、攻防共により優れた能力を発揮できるように。

魔剣士

【邪炎波】【ダークマター】の広範囲の攻撃能力と【暗黒連撃】【煉獄魔斬】といった強力な単体攻撃を持つため、アタッカー役として非常に強力。
本コンテンツでは【闇属性】に耐性を持つ敵が少なく、邪炎波は範囲が広いうえに射程もやや長めなので多少離れた場所からでも攻撃ができ、バイキルト無しでも攻撃魔力をしっかりあげておけば1000前後のダメージを出すことができる。しかも守備力の影響は受けないので、中盤以降に多くなる高守備力の敵にも安定してダメージを稼げる。ただし邪炎波は発動が遅いため、狙う敵をある程度考えておかないと攻撃キャンセルが頻発する可能性があるので注意。
時増し系やカラミティ系に対しても、ダークマターによる闇耐性低下や【闇のヴェール】による火力強化と併せれば一気に大ダメージを与えることができる。サポ魔剣士構成で行くと本気で自分から攻撃しに行く必要が無くなるほど
あまりに自分が攻撃しない(できない)ままだと【魔の波動】が溜まらないデメリットがあるため、サポと反対方向の敵を攻撃するといった工夫が必要になることも。
防具も鎧系を装備できるので耐久面は高く、四方八方から呪文が飛んでくる本コンテンツでは【ミラーアーマーセット】は攻防両面で相性が良い。
武器は邪炎波の威力を上げるために鎌を選択。【蒼月の守り】によるガード強化は多数の敵から攻撃されるこのコンテンツでは効果が馬鹿にならないので適時使っておきたい。【ハデスの宴】は単純に威力だけでなく、回復効果が特に魔剣士3人・天地1人の構成では生命線となる。極意で威力を上げるだけでなく、「果てなきハデスの宴」の宝珠を最大レベルで付けて効果時間を延ばすのを忘れないようにしたい。【爪牙の陣】も時増し系やカラミティ系への火力補助として強力。
痛恨が怖い三の災壇の第十一の災い以降や攻撃の激しい四の災壇では、片手剣+盾のスタイルで守備力を重視するのも良い。この場合、【戦神のベルト】等で攻撃魔力や闇属性強化は目一杯高めておきたい。四の雑魚は属性攻撃が弱点なので、攻魔が400程度+闇13があれば片手剣でも邪炎波で1000前後のダメージが期待できる。
耐久の低めな【きりかぶこぞう】はともかく、【アークデーモン】【魔力かくせい】がかかると呪文攻撃が非常に痛いため、まとめて解除できる【いてつくはどう】もここでは有効。【五の災壇】で出現する【カラミティドラゴン】【竜眼】【打撃完全ガード】を掛けてくるため、使用を見たら即解除を心掛けたい。
必殺技【錬魔の秘法】も本コンテンツでは非常に有用な効果が揃うため、宝珠で発生率を上げて積極的に活用していきたい。

海賊

射程の長い範囲攻撃の【しびれ弾ショット】【火炎弾ショット】、対象を指定しない広範囲の【錨ぶんまわし】で雑魚処理能力に優れ、【大砲置き】によりある程度自動で敵に攻撃する手段も備えるので他の職と比べて手数が多い。
【レボルスライサー】による火力支援、しびれ弾ショットの【マヒ】【スタン弾ショット】【スタン】による妨害、【まじん斬り】によるはぐれ者の処理能力、盾持ちによる耐性の積みやすさと、万魔の塔と相性の良い要素を備えている。
欠点としてはテンションと相性の良い単発の高威力技に乏しい点。テンションの掃き口としては主に【オノスキル】のCT技や各種CT呪文に頼ることになる。
また、安定した単体火力にも乏しく、主力となる【散弾ショット】は敵が複数の場合は対象がばらけるため安定したダメージを与えづらい。時増し系やカラミティ系といったボスには大砲をうまく活用するか、或いは一旦他の火力職に任せて海賊は妨害や雑魚処理を優先するといった役割分担を考えたい。

ガーディアン

被ダメージを100軽減する【天光の護り】が本コンテンツと非常に相性がよく、ガーディアン自身も【マホステ】での呪文対策や【活性の祈り】によるHP上昇、重鎧や大盾を装備できるので耐久面が高く、職業特技で単体・範囲攻撃共に備えているので攻撃面も申し分ない。
【不屈の鼓動】ゾーン技【防塞領域】で短時間ながらダメージを無効化できるので、集中攻撃を受けても容易に切り抜けられる。
一方で【退魔の鏡】は四方八方から呪文が飛んでくる本コンテンツでは相性が悪い。

仲間モンスター

実装時点では仲間モンスター共通の弱点として宝珠の恩恵を受けられない為、どこかしらで人間には多少劣る点があった。
しかしVer.6.5前期で【パラメータ】が大幅に底上げされ、Ver.6.5後期で勝どき系のスキルが配られ、範囲火力を中心に大幅に強化されたため、並のプレイヤーキャラよりも強くなった。

ミステリドール

被ダメージを100軽減する【石膏ガード】や守備・呪文・ブレス耐性を強化する【石壁の護り】【結界の護り】、周囲の敵を転倒させる【グランドインパクト】など強力なサポート特技を併せ持つ。
サポート仲間なのでプレイヤー4人パーティには劣るものの、サポート攻略の際には非常に役立つ仲間モンスターである。
ただし安定性が上がる分、石膏ガードでテンションバーンの発動機会が減ってしまう点には注意。

キラーマシン

【ぶんまわし】による範囲攻撃と高会心の通常攻撃を確定2回行動で行えるため、雑魚狩りからはぐれ者の処理まで安定してこなせ、CT付きだが【ぼうぎょバリア】による【スクルト】+【マジックバリア】があるのでそこそこのサポート能力もある。
バトルマスターよりHPは下回るが大盾装備【戦士】並みの守備力により、竜のうろことスクルトさえあれば大半の雑魚敵の物理攻撃はシャットアウトしてしまえる耐久力が魅力。
ぶんまわしの燃費の良さとスキル版勝どきの【マルチポッド】によるMP回復もあるため、MPに関しても問題ない。
【渾身斬り】は隙の大きさとボス系には守備力の高さから会心率を高めた通常攻撃を連発させた方が強いため、使用不可にしておいた方が行動は安定する。
ミステリドールと並ぶサポート攻略の際には非常に役立つ一体である。

バトルレックス

自前のドラゴンビートにより機神の眼甲との組み合わせでテンションが非常に上がりやすく、攻撃時は常にSHTという状況も珍しくないので【オノむそう】でカンストダメージを叩き出しまくる。
HP、守備力も戦士並みに高く、MPもスキル版勝どきのドラゴンハートがあるので問題は無い。
会心技は無いがパッシブスキルで会心率を高められるのではぐれ者の処理もある程度こなせ、雑魚殲滅役としてはキラーマシンを上回るが、上記二体と比べてサポート能力はほぼ皆無。追加スキルできょうかを取ればピオリム、スクルトぐらいは取る余裕があるが、詠唱時間短縮をつけづらく殲滅力が下がるのでオススメはしない。
ボスや個別処理用に単体スキルを入れる場合は【蒼天魔斬】はモーションが大きいので、テンションとの相性はやや悪いが素早い【はやぶさ斬り】の方が良い。SHTの状態が多いので、はやぶさ斬りでも1999でカンストする蒼天魔斬と大差は出ない。Ver.5.2で強化されてからは一撃目でカンストも見えるのでむしろ上回る。
ただ、自前のバイキルトが無いので【武刃将軍のゆびわ】は必須。攻撃時バイシオン+死亡時に50%で消えない効果が付く【戦乱のオノ】や、敵を倒したときに5%でバイシオンがかかる【ネヴァンメイルセット】もあるとベスト。風斬りの舞のみに任せる場合、二人分は欲しい。
 
Ver.5.2でブレス系が強化され、しゃくねつはダメージが1999を突破するうえにバイキルトの必要性も減るが、テンションが乗るのが最初に当たった一体だけな上に範囲も前方扇状なため、オノ型と比べると安定感では劣る。
また、【竜のおたけび】も強化され、威力的にはオノむそうと互角以上で発動が速いため、こちらを主力にする選択肢も出てきた。この場合、オノスキルに振る分をきょうかに回してバイキルトも取れるようになる。その分呪文詠唱に時間を取られるので腕に発動速度+が欲しいところ。
 
Ver.6.5後期で更なる強化を得たことで魔剣士を上回る耐久力と殲滅力を得たことで魔剣士一人に変えてこちらを入れたほうが早いというほどに。三以降でもヒーラー一人入れてもサポートのみで完全制覇を十分狙えるレベル。ブレスはテンション時の威力と範囲の安定感は相変わらず竜のおたけびに劣るが、そもそも2体目以降でも邪炎波等を上回るほどの火力を得た為、ブレス特化でも全く問題がなくなった。むしろHPが高くなる後半の災壇でも対象にした雑魚はほぼ確実に落とせるという点で竜のおたけびより有利ともいえる。また、カラミティドラゴンに打撃完全ガードを張られても無効化されないという利点もある。防具はブレスと相性抜群のほのおのよろいセットがベストだが、安定性重視で基本のミラーアーマーセットでも十分行ける。

ドラキー

Ver.5.2で【りゅうせいよび】が強化されたことで、ネックだった対集団性能が向上。時増し系やボスなどの単体相手には、より威力の高いドルマ系呪文が刺さる。
加えて、【まりょくのうた】で呪文職の支援もこなせる万能なモンスター。勝ちどきMP回復相当のスキル持ちであるため、MPにも困らない。やや火力は落ちるが、追加スキルで蘇生呪文を習得するのもアリ。ぱたぱたバットは、足元攻撃持ちが出現する二の災壇で役に立つ。
物理系仲間モンスターと比べて打たれ弱く、はぐれ者への対抗手段がないので、その点には注意。

さまようよろい

キラーマシンを上回る守備力と、【マテリアルボディ】+【オートアーマー】+竜のうろこによりダメージを常時70軽減できるため、スクルトとマジックバリアがあれば雑魚の攻撃は殆どシャットアウトできる耐久力が魅力。盾にも呪文耐性をつけておけば、敵の呪文攻撃にはほぼ無敵になる。敵の火力が高くなる三の災壇以降で特に強さを発揮する仲間モンスターである。
武器が片手剣なので会心率を高めておけばはぐれ者の処理も安定してこなせ、Ver.5.2から強化された【いかずち】で雑魚の殲滅力も高い。特にいかずちは【雷属性】なためダメージを軽減されにくく、二の災壇で大量に出てくるキラーマシンにも効果が高い。
また、成功率がやや不安定だが【真・やいばくだき】を持つため、うまくボス系に入ってくれれば味方の被ダメージをかなり抑えることができる。
欠点としてはいかずちの範囲が狭めで、特技の燃費自体は良いものの勝どき相当のスキルを持たないため、適時アイテムや【スピリットゾーン】によるMPの回復が必要になる。
どうぐ使いなら【チューンナップ】による強化やどうぐ最適術によりMPの回復も一気に行えるため、どうぐ使いと組ませるとその強さを最大限に発揮できる。

設定

元々はとある魔王が建てた娯楽の殿堂。
かつては奴隷や罪人が自由と褒美を賭けて魔界の濃い【魔瘴】から生み出された仮初の魔物と戦う、「災いの宴」と呼ばれるショーが毎夜行われ、魔王と取り巻きはそれを観戦して楽しんでいたという。
要するに、奴隷剣闘士を猛獣や剣闘士同士で戦わせて見世物にしていた、リアルの【コロシアム】のような施設である。
魔王たちが居なくなった現在は、ギラムが使われずにいた塔に目を付け、彼が個人的に腕の立つ魔族を戦わせて破滅するのを楽しむ場となっている。
カラミティスコルプのまめちしきから、この魔王とは2500年前にこの地を支配していた【海運都市ザード】の主・【グジャラード】の可能性が高いとみられていた。
2021年8月18日の【ドラゴンクエストX TV】の「ネタバレイトショー」にて、万魔の塔を設立したのはグジャラードであることが明言された。
 
【ジャリムバハ砂漠】【血潮の浜辺】【ザード遺跡】の尖塔からも塔を望むことができるが、よく見るとツノの生えたクジラのような巨大な生物が塔の周囲を泳いでいるのがわかる。なお砂漠遺跡におけるエンドコンテンツは【ピラミッドの秘宝】【不思議の魔塔(Ver.5まで)】に次いで3つめ。
 
なお、この万魔の塔は出口が存在しない。入る時はギラムに連れて行ってもらうことでも入場できるが、外に出たい時はアビスジュエルが必須となるのだ。
成り立ちからして、剣闘士の逃亡を防ぐために物理的な出入口は設けられておらず、貴重なアビスジュエルを持つ上級魔族だけが自由に出入りできる場所として作られていたと考えられる。ストーリーの都合で言うと一時期ファラザードに入れなくなる時期があるがその状態でもこの塔には挑戦できるため、ここからファラザードに出れてしまうと困るという面もある。

遍歴

Ver.5.0

ストーリーをしばらく進めないと挑戦できないこともあり、バージョンアップ後しばらく経ってからの実装となった。
プレイヤーから寄せられた意見を受け、実装わずか3日目にして、万魔の箱の仕様について破片が出ないよう調整が入ることが決定され、2019年11月20日のメンテで修正が実施。同メンテでは実装時点にはなかった【なかま検索】に万魔の塔が追加された。
 
現状ではスコア30万を達成してしまうとリプレイする目的が何もなくなるので、更新から日を追うごとにパーティ組みが難しくなっていくのが問題点となっている。
この点は先に実装されていたピラミッドの秘宝でも指摘されていたが、あちらは後に手伝いの見返りが強化されたため同様のフォローが万魔の塔にも施されることが期待されている。
実装時点ではかなり難易度が高いとされたが、同時期に実装されたコインボス【ドラゴン】のアクセサリーが行き渡ることで大分緩和され始めている。
 
Ver.5.0リリース前に出されたイメージ画では【強モンスター】が出現している描写もあったが、いざ実装されるとそのようなことは無かった。
しかし、魔界のモンスターである故か、通常のモンスターよりHPなどが高いが、強モンスターよりは弱い。

Ver.5.1

サポートAIが調整された。HPが低下しているモンスターを狙うという点は変わらず、相変わらず時増し系を無視したり、カラミティサンを狙ったりするが、低下割合が引き上げられているようで5.0に比べれば時増し系優先、カラミティサン以外を狙う傾向が高まり大分戦いやすくなった。
また、戦闘中に出現するアイテムがイメージ絵表示になり、視覚的に分かりやすくなった。
「始覚の間」が町と同じ扱いになっていたため、なかまコマンドのサーバー移動が行えていたが不具合として修正され、フィールドの【キャンプ地】と同じ扱いになった。
 
ストーリーの進行状況によってはアビスジュエルの移動先が制限され、ファラザードから万魔の塔に向かうことができなくなる。
万魔の塔内部のアビスゲートを登録していないと、ストーリーが進まないと万魔の塔に挑めなくなってしまうため、事前に登録しておくことを忘れずに。

Ver.5.2

災壇をクリアすると「ギラムソウル」を獲得できるようになった。スコア1000ポイントにつき1個獲得できる。ハイスコアと違いクリアするたびに加算されていく。
ギラムソウルは一の災壇限定で使用できる「ギラムマジック」とアイテムの交換に使用できる(日曜朝6:00にギラムソウルとギラムマジックはリセットされる)。
周回でもギラムソウルは加算されるので手伝いのメリットが生まれた。
各災壇毎のスコアランキングが表示されるようになった。ランキングは「無制限部門」と「サポと1人で部門」の2つがあり、月毎と歴代の2つを見ることができる。
魔物管理人レビデが万魔の塔内部に配置された。
キャンプ地自体の仕様変更により、なかまコマンドのサーバー移動が再度行えるようになった。

Ver.5.4

四の災壇が追加。それに伴い報酬がスコア48万まで追加。
ギラムマジックの効果が二の災壇にも適用されるようになった。

Ver.5.5前期

報酬に万魔の大箱、万魔の大紋章の破片が追加。
また、Ver.5.5前期ストーリー中盤にて【大魔瘴期】が到来したことで紫色の靄に包まれて雷鳴が轟くようになり、災壇の階層が上昇するごとにより靄が濃くなる。

Ver.5.5後期

ギラムマジックが三の災壇にも適用されるようになった。
ギラムソウルの50個で万魔の大紋章の破片15個と交換できるようになった(週に1回のみ)。

Ver.6.0

【せかいじゅの葉】【せかいじゅのしずく】がこのバージョンより弱体化されたことにより間接的に難易度が上昇した(特にサポート仲間で挑む場合はこれまでと同様にやると全滅する可能性がある)。
 
また、このバージョンから【ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ便利ツール】において、一度でも制覇していれば二の災壇まではクリア扱いにできるようになった。
こちらでクリアすると、いずれも125000のスコアと125のギラムソウルが得られる。万魔の大箱一つまではこれだけで得られるのでうまく活用したい。

Ver.6.1

五の災壇が追加。
ギラムマジックの効果が四の災壇にも適用されるようになった。
アップデート翌週の2022/3/20より、ギラムソウルで交換できる報酬が追加。

Ver.6.2

ギラムソウルで交換できる報酬が追加。
おでかけ万魔の塔が三の災壇に対応。
2022年9月18日6:00~9月25日5:59までは「万魔フィーバー」として、ギラムソウルの交換品に各種紋章(要10個)と各種大紋章(要20個)が追加された(交換は各種1個限定)。

Ver.6.3

2022年11月13日6:00~11月20日5:59まで上記の「万魔フィーバー」が開催。

Ver.6.5後期

おでかけ万魔の塔が四の災壇に対応。