【大魔王ゴダ】

Last-modified: 2023-06-28 (水) 20:51:49

概要

神話時代の【大魔王】で、【大魔王城】の図書室にある『始まりの大魔王 五つの偉業』では名を忘れ去られたと記載されており、【始まりの大魔王】と呼ばれていた。
Ver.5.5後期ストーリー【闇の根源】にて名前が判明し、Ver.6.2で本人が登場した。
声は竹内良太。
 
それまでの魔界では【魔族】同士が相争う戦乱の時代が続いたが、彼がその時代を終わらせ、初めて統一国家を築いた。
この時【魔界】では濃厚な【魔瘴】に耐え切れず、多くの犠牲者が出た。
この対策は魔界の急務だったが、それを成しえたのが彼だった。
 
その後、魔族の勢力を弱めるために【アストルティア】から繰り返し魔界に攻め入っていた【六聖陣】を魔界史上初めて撃退、【異界滅神ジャゴヌバ】を封印するために、彼の名を冠した【ゴダ神殿】を建立した。
そして息子の【ジャディン】に神殿を任せ、魔族たちの抱く恨みと怨念がジャゴヌバを刺激して魔瘴を発生させることを防ぐため、初めて【アストルティア侵攻】を行い、【ドラクロン山地】に陣取るが、そこで【剣聖ガーニハン】と相討ちとなり命を落とした。
その散り際に「勇者に呪いあれ」と言い放ち、その結果レオーネは【石化】しており、この事が帰還した勇者たちの悲劇のきっかけにもなった。
だが実際には石化は【巫女クラメ】【ダフィア】によって仕組まれていたことが後に明らかとなっており、「勇者に呪いあれ」とは言葉だけで具体的な効力を伴うものではなかったようだ(結果的に後の勇者達は呪われたような運命を辿ることになるが)。
この戦いの詳細はVer.6.2ストーリー【ふたりの勇者】でアシュレイの回想として描写されており、全身像も判明しているが、白いローブを身につけており、フードに覆われて顔はわからない。始源のかいなを呼び出して攻撃していた。
なお、双子の勇者が「初代勇者」と表記される場合は「世界を脅かす魔」と呼ばれることもある。
 
結果として彼は討ち死にしたが、魔界の魔瘴は一時的とはいえ減少したため、魔界を守るという意味では成功したといえるのかもしれない。
そのため魔界では英雄的な扱いを受けているが、アストルティアではレオーネやガーニハンを殺した憎むべき存在として扱われている。ただ、Ver.5後半のストーリーにより魔族や魔界の正しい知識が広まったので、今後アストルティアでの評価も変わっていく可能性がある。
ジャディンはゴダの役目と使命を受け継ごうとしたがゴダほどの統率力を発揮できなかったため、【魔仙卿】として魔界の有力者の中から大魔王を選び、その役割を担わせることにした。
そのため、功績の1つである「魔仙卿を見出して大魔王の選出を制度化した」の部分は、実際はゴダではなくジャディンが行ったことである。
 
彼の進攻の際、【戦禍の邪神】の封印に綻びが生じ、意識が目覚めた。
しかしゴダの目的が魔界の魔瘴の発生を防ぐことなのに対し、戦禍の邪神の目的は【オーグリード大陸】を災いの渦に飲み込むことであり、お互い目的が一致しなかったため敢えて接触しなかったという。
 
また正確な真偽は不明だが、魔界の統一を志すにあたって勝どきの舞を踊ったとされており、それが【しぐさ】「始まりの大魔王の舞」として登場する。
【大魔王の舞踏会】において、流れを経て【主人公】が突発的に踊りだした舞であったため、ゴダと何らかの関係があるのではないのかと考えもあるようだ。
冗談にしては【アスバル】も舞に反応しているため、ゴダが勝どきの舞を踊ったことは真実に近いとも考えられる。
 
ちなみに、【大魔王顔壁】の一番左に彼の彫像があるが、彫られてから長い年月が経っているのか殆ど顔が分からないほどに浸食されてしまっている。