【大魔王マデサゴーラ】

Last-modified: 2020-09-09 (水) 03:39:10

概要

Ver.2の物語の黒幕で、【魔勇者アンルシア】撃破後に明らかになる存在。【創生の渦】を利用して【偽りのレンダーシア】を創造した【大魔王】
「創生の女神への挑戦者」を自称し、【女神ルティアナ】が生み出した【アストルティア】を偽りの世界に塗り替えて新たなる創造主となる事を目論む。
当初は名前しか出てきていなかった(ムービーで【魔元帥ゼルドラド】が「大魔王」の名は出していた)。
【真のレンダーシア】では結構有名な模様で、グランゼドーラの住人の幾人かが大魔王の話をしてくれる。シリーズ通して見ても、三人称で大魔王と呼ばれるのは非常に珍しい。
【戦禍の眷属】の一体として【魔幻の芸術家】がいる。
 
長い顎鬚や3対の腕を生やし、クワガタムシのあごの様な飾りがついている鎧といった、派手な衣装を着たいかにも魔王といった姿をしている。魔幻宮殿の内装といいド派手な服装といい、ネルゲル同様オシャレと言える。
 
その本質は狂気の芸術家と言えるものであり、高い芸術的センスとカリスマ性を持った天才ながら善悪や倫理、他者への影響に無頓着で、自らの満足する作品を生み出すためなら手段を選ばない。勇者を道具と呼ぶ点からも彼の性格が窺える。
アストルティア側・魔界側双方に大きな被害を出した【アストルティア侵攻】についても、魔族ゆえの反アストルティア感情は少なからずあったようだが、それ以上に作品「偽りのレンダーシア」の制作活動という意味合いが強かったことが示唆されている。
彼が芸術家であることは、絵画に溢れた居城からも伺える。また、ゼルドラドは芸術家としての彼に心服しているらしい。
このあたりの人物性は、後にVer.5.1のストーリーで掘り下げられることとなった。
 
独り善がりな芸術のためにレンダーシアを襲った悪党であることは間違いない。真のレンダーシアを偽のレンダーシアに塗り替えるという彼の野望は、本来の世界を無かったことにして消滅させようとしていたに等しく、主人公やアンルシアがいなかったらその通りになっていたことだろう。
しかし偽りのレンダーシアを創造するにあたっては、絵本の世界を実体化したり死者の魂を繋ぎ止めたり魔物と人間を入れ替えたり冒険小説を元にしたアトラクションを作ったりもう二度と会えないはずの2人を引き合わせたりしており、偽りの世界の中で結果的に救われた人間もいる。
更には後述のようにイカサマカジノに熱中して愉快なコメントを残したり、シャイニーメロンを作ろうとして脇に「大魔王印のシャイニーメロン」と書かれた派手な看板を立てたりと、どこか茶目っ気のある面も垣間見える(この辺の性格は孫にも引き継がれているように見える)。
結果として、それを見て「ただの悪党ではない」と印象を持たれることも多く、「実は良いやつなんじゃないか」とネタにされることもある。前述のように悪事を行っていたことに変わりはないため、あくまで結果的にの話だが。
そんな独特のデザインや人柄から、プレイヤーから「クワガタおじさん」「ジャックポットおじさん」「マデっさん」「カイロス」等といった愛称で呼ばれることもしばしばで、出番は短いものの人気のキャラクターである。特に「マデっさん」は、芸術家ということでデッサン(素描)を連想させるためよく使われる。
 
Ver.5.1で孫の【ペペロゴーラ】が登場したが、息子夫婦は既に他界している。つまり既婚者であるが妻は登場せず話にも出てこない。

活躍

【紡がれし勇気の絆】(Ver.2.2後期)

落ち着いた、しかし重みのある言葉を聞くことになる。
ねじれたる異形の大地を超えてきたアンルシアと主人公に対し、主人公の心の底から【恐怖の化身】を生み出して襲わせてくる。

【天翔ける希望の双翼】(Ver.2.3)

ベールで隠された玉座が登場。
【魔幻宮殿】のガイド【創生番号○○○】の話で、次のようなことが明らかになった。
 

  • 【光の河】の奥底からアストルティアに現れた時、創生の魔力の破片である【創生の渦】を発見し手中に収め、その力で偽りのレンダーシアを創り上げたこと。そして偽りのレンダーシアでの出来事を堪能した後、自らが創造した偽りの世界で真のレンダーシアを侵食しようと企んだこと。
  • 【冥王ネルゲル】と契約し、エテーネの民を滅ぼす力を与える代わりに、迷いの霧でレンダーシアを封印させたこと。
  • 【神の緋石】の破壊のため勇者の力を必要とし、そのためにグランゼドーラ城襲撃や、魔勇者の創造を行ったこと。
     

またゼルドラド戦後、既に【創生の霊核】のチカラを得るため、トーマと共に奈落の門へ向かったことが明らかになった。自分の居城に立て籠もらない魔王もこれまた珍しい。

【悠久の果ての決戦】(Ver.2.4)

遂に【悠久の回廊】の最奥、【奈落の門】にて激突。アンルシア達に初めて姿を見せるわけだが、気迫や力の差を感じたのかアンルシアは少し驚いた模様。こちらは世界を守るための対決に挑もうとしていたところに、突然芸術の話をされたらそりゃ驚くだろう。
先のネルゲルや後の【ナドラガ】と違い、自らは大いなる闇の根源のチカラを受けただけで、身体を供物にはしていない。やはり彼には自分を犠牲にしてでも世界を滅ぼす、などの目的意識は無いようだ。
悠久の回廊の享楽の間道ではジャックポットを出しまくってカジノを堪能し、愉快なコメントも残している。

【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0)

勇者と盟友に敗れたため当然本人は出てこないが、【魔界】出身で大魔王ということで所々に名前が出てくる。
【不死の魔王ネロドス】の死後、勃発した魔界の内乱を治めた覇者である。【大審門】にいるスライムによれば、彼の治世の頃は幾分か良かったと評し、大魔王としての支持率は意外と高かったらしい……が、あくまでも幾分かであり、争いが続くよりはよっぽどマシだったという意味も強く込められている可能性もある。
傾向として貴族社会の【ゼクレス魔導国】では評価的に、武闘派の【バルディスタ要塞】では批判的に見られている。
他のNPC達の話によれば、かつて【バルディア山岳地帯】の北に「魔幻都市ゴーラ」という国家があったそうだが、【魔瘴】の波に飲まれてしまったらしい。魔幻宮殿はゴーラの一部だったのだろうか。
芸術家としても魔界で高名なようで、【リンベリィ】の屋敷(ベラストル家)に他の絵画に交じってマデサゴーラの描いた絵画も飾られている。
 
Ver.5.0終盤で、大審門における大魔王選定の試練では意外と人物性が重視されていることが判明する。
プレイヤーは悪役としての側面しか見ていないのだが、試練を通過しただけあってマデサゴーラ(やその先代のネロドス)も魔界の民にとってはそれなりの人格者だったのだろうか。
もっとも、試練の内容は毎回変わるらしいので、今回になってそうした人選方針となった可能性もあるが。

【魔界大戦】(Ver.5.1)

ストーリー前半は彼の祖国である【魔幻都市ゴーラ】が舞台で、国を治めた大魔王としての彼や芸術家としての側面にもスポットが当てられる。
ワンシーンのみだがボイスも有り、担当声優は明かされていないが、過去の例を考えれば石井康嗣であると思われる(実際、役の明かされていない中に石井の名がある)。
 
かつてのゴーラは魔界の中でも辺境のひなびた地域であったのだが、稀代の芸術家として名を売っていた彼の持つカリスマ性に惹かれるように魔界の実力者たちが集結し、芸術の都へと発展。
大魔王となった後も様々な絵画などの作品を制作し、アストルティアへ出征するまでに多くの作品と、魔界の芸術文化への多大な影響を後世に残した。
そんな彼の功績もあってゴーラの民は今でも彼を心から尊敬しており、多くの作品と共に愛されている。
 
彼のアトリエでもある【魔幻園マデッサンス】には彼の多くの作品と共に、世に出なかった幻の超大作が眠っているといい、そこに目を付けた孫ペペロゴーラと共にマデッサンスへと乗り込むことになる。
しかしそこで判明したのは、超大作を作るために幾多の魔物を絵に封じ、大魔王に任命した証である【大魔王の覇印】も惜しみなく注ぎ込み完成させたはいいが、真に自分が描きたかったものではないと納得がいかず、捨ててしまったという事実だった。
マデサゴーラのその後は上記の通りであり、絵に閉じ込めた中の一匹【魔瘴竜ジャオマンダ】が絵から出ようと暴走し、また彼が倒されたことでジャオマンダを制御できるものはいなくなり、ゴーラ全土が魔瘴に飲まれる原因となった。【イルーシャ】がいなければ、ゴーラが完全に亡国となるのも時間の問題だっただろう。その為、マデサゴーラが事実上自国を滅ぼした元凶と捉えるプレイヤーもいる。
 
とはいえ、ゴーラはそもそも魔瘴の深い危険な区域であった事、ジャオマンダが属する【魔瘴魂】が大陸を容易に滅ぼすほどの脅威である事を鑑みれば、少なくとも長年に渡って魔瘴竜ジャオマンダを封じていたマデサゴーラに全ての責任があるのかは不明領と言える。
魔瘴竜を倒してしまうのが理想ではあったのだろうが、【魔瘴魂ナドラグル】の前例を見るに単に倒してしまえば魔瘴が大陸に溢れてやはりゴーラは滅びてしまったはずである。
魔瘴を浄化できるイルーシャや【神獣プリフィー】のような存在がいない時点で取れる方策としては、結果的にではあるがマデサゴーラによる絵画への封印は理想的な物ではあったと思われる。
ただそれでも危険物であるには変わらない為それなりに厳重な管理を行うべきではあっただろう。
 
なお、意欲作である幻の大作こと「ほとばしる命の狂宴」を作る上で考えた「生命のあがき、苦悩、葛藤」を求めた作品の結果が偽りのレンダーシアだと考えられる。
前述の通り、魔幻宮殿での創生番号の話では、偽りの世界を作り上げ、その光景を見て満足している様子であったようだ。
今回のストーリーで、為政者として優れ人を引き付ける魅力を持つ確かな傑物であったことと、それでも結局は自らの願いに沿って行動するわがままな魔王だったことが判明した。
 
ちなみに彼のアトリエにある宝箱には【カジノプレイチケット】が入っており、カジノ好きであることを示唆している。もしかしたら、魔界にも【カジノ】がある町があったのかもしれない。
また、同じアトリエには彼のある一日の様子が書かれた本があり、これがマデッサンスのある仕掛けを解くポイントになっている。
もっとも、この本が読めるのはその仕掛けを解いた後になるのだが。

マデサゴーラのとある一日

マデサゴーラの創造は、夜明け前からすでに始まっている。
起きるとすぐに昨晩見た夢について羽ペンで書き起こし、詩をしたためる。
夜が明けると木づちと彫刻刀を手に取り、その詩のイメージに沿って木工作品を作り上げる。
日が昇ると遅い朝食を楽しみながら、戯れにハサミを手に取り紙を加工してまた作品を生み出す。
昼下がりになると夜の絵画制作に備えてパレットに顔料を解いて入念に準備しておき、興が乗れば夕方にコテを取って町の芸術作品の制作に手を貸すこともある。
そして、最も創作意欲が研ぎ澄まされる夜を迎えると、アトリエで絵筆を取り作品を描き上げる。
そうして一日の創造の進みに満足したところで、明日の新たな創造を予感しつつ眠りにつく。

【破界篇】

偽りの【モンセロ温泉峡】【ラゼアの風穴】の創作を手掛けるも、行き詰まって封印して(本人曰く「しばし寝かせて」)いたことが判明。
未完のラゼアの風穴の研究室にある「我が創世」なる彼の日誌からは、芸術家としての葛藤を見て取ることができる。
また、偽りの【ジャイラ密林】では「大魔王印のシャイニーメロン」を栽培。派手な看板まで用意していたが、隠していたところを見るとこれも未完成品なのだろうか。
彼が志半ばで倒れたため、偽りの世界は不安定な状態となり、周辺の世界にまで影響を及ぼしかねない事態に陥ることとなった。

攻略

「大魔王マデサゴーラ」(悠久の果ての決戦)

【トーマ王子】の次に戦う。【大いなる闇の根源】の力を最初から借りており、2ndパッケージのラスボスということもあって今までのボスと比べるとHPが非常に高く、呪文に反応して頻繁に怒るため攻撃力もかなりのもの。なんとHPは86000もある。
HPが一定の値になると戦闘の途中で【闇のころも】をまとうが、その状態では通常攻撃が1000ダメージを余裕に越すオーバーキルな威力になる。アンルシアでさえこの状態のダメージを受けると死んでしまう。
【勇者の光】準備中に狙われると溜めたターンが完全に無駄になるので聖女の守りをかけておきたい。
 
DQ10で初めて【念じボール】の使用者となった。呪いの付属効果が着く6回ランダム攻撃なので聖女の守りは無効。
闇の衣のときは使用頻度が上がる傾向があるためアンルシアが殺される原因の大半はこれ。
呪いの付属効果がなかなか厄介なのでキラキラポーンはほしい。可能であれば闇耐性を上げてダメージも軽減したいところ。
強ボスやピラミッドでおなじみのマヒャデドスやジゴデインも使ってくるが、マデサゴーラが使うものは威力が桁違いに高く魔力かくせいがなくとも他の一般モンスターが魔力かくせいを使ったときと同等のダメージになる。
マヒャデドスは350、ジゴデインは500程度の大ダメージを食らうため聖女の守りは必須。盾をもてるなら【スペルガード】を使ってもいい。
 
また、使用の前後に【魔力回復】で準備・リカバリーしてから【マダンテ】を使う。
くらってしまうと9999ダメージをほぼ間違いなく受けてしまうため必ず回避したいが、フィールドの端を触るとフィールド中央に向かってふっとばされた上に少し動けなくなってしまうため、距離を取る際には注意が必要。
 
闇のころもが勇者の光で剥がされている状態がとても高いHPを削る最大のチャンスなので、マヒャデドス・イオグランデ・ライガークラッシュ等CT技はこの時まで取っておくのがいい。
ただ攻撃が強烈なので事前に念じボールでの集中狙いやジゴデインで死んでしまうことも多く、勇者の光を上手く活かせないターンも出てくる。
ちなみに闇のころも自体は怒り時には使用を控える傾向があるようだ。
 
倒すと【創造神マデサゴーラ】に変身する。こちらのMPは回復するので特技や魔法は惜しまずにガンガン使っていこう。

他作品・企画への出演

ドラゴンクエストライバルズ

第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」のレジェンドレアカードとして登場。声優は石井康嗣。
カジノをテーマとしたパックにふさわしいキャラであり、効果もスペシャルコインに関連する。
なお、プレミアム版のテキストではジャックポットおじさんと呼ばれており、プレイヤーからの愛称が公式でも使われている。

関連項目

配下

創造物