【太古の魔人】

Last-modified: 2021-04-18 (日) 02:43:10

概要

Ver.5.1ストーリー【魔界大戦】【ラスボス】演者はアスバルと同じ山中真尋
見た目は【真・災厄の王】の色違い亜種で体色は白。ボロボロになっていたあちらとは違いきちんと整った見た目。
また、真・災厄の王の額は第三の目があったのに対してこいつには額に光線を発する宝玉がある。
 
【ゼクレス魔導国】の魔王【アスバル】が、【エルガドーラ】の持つ【ミアラの宝杖】により姿を変えたもの。
ミアラの宝杖とは、禁呪に手を染めて暴走する魔人と化したはるか昔のゼクレスの魔王を封じるため、その妻ミアラが自身の命と引き換えに作り出した杖。宝玉には魔人の力が封じられている。
エルガドーラはこの杖によって絶大なる魔力を振るい、本来自分より格上であるアスバルを洗脳し、彼をかつての魔王同様の魔人の姿へと変貌させていた。
魔人の力は【魔仙卿】も恐れており、「痛ましい事件」と当時を記憶している。
これまで大戦には不干渉のスタンスだった彼が、宝杖が使われるのを見た瞬間主人公に破壊を依頼してくるので余程のことなのだろう。
 
バルディスタとファラザードが激しくぶつかり合う中で、エルガドーラがアスバルを問答無用で魔人に豹変させるのが初登場。
額の宝玉から強力無比の破壊光線を放ち、バルディスタに壊滅的な被害を与え、受けそうになった【ユシュカ】をかばった【ナジーン】も犠牲になる。
 
更に、報復攻撃としてゼクレス城の正面を突破して現れた【ヴァレリア】を迎え撃つために再び召喚させられ、一時は氷漬けにされるも反撃に彼女に向けて破壊光線を放ち、ヴァレリアを消し去ってしまう。
その後ヴァレリアと同時に広場に現れた【主人公】にも攻撃しようとするも、直後に後を追って現れたユシュカが【魔剣アストロン】を額の宝玉に突き立て石化させることで光線を放つことができなくなる。
それでもなお主人公とユシュカを殺そうと、エルガドーラのなげうった全ての魔力を受けて襲ってくる。
 
撃破後は術が解けて元のアスバルの姿に戻り、魔力が空になったミアラの宝杖もユシュカに踏みつぶされて砕かれ、ゼクレスはもとより魔界全土に影を落とした太古の魔人事件は、大戦の終結と共に終わりを迎えた。
 
2020年10月31日(土)に開催された「ドラゴンクエストX 秋祭り2020」内でのアストルティア拾遺譚「魔王の友」によれば、太古の魔人に変貌していた間もアスバルの意識は明確に残っていたらしい。

使用特技

攻撃力は1624。

攻略

このバトルではユシュカが【NPC戦闘員】として参加する。
見た目もあって行動パターンは【魔蝕】を抜いた真・災厄の王、あるいは【災いの神話】といったところ。
じひびきはジャンプでかわせるし、滅びの流星も予兆範囲が出るので範囲から離れれば問題なし。
Ver.5.0のラスボス同様、相手の行動を見てかわす「【後だしジャンケン】」が功を奏する。
本当に危険なのは連撃くらいのもの。自身が回復役の場合は連撃に合わせて蘇生できるように待機しておくと良い。
ムービーシーンで散々猛威を振るっていた例の破壊光線は、魔剣アストロンで封じられているため使ってこない。
 
サポ攻略の場合は【天地雷鳴士】【デスマスター】のいずれかを1人入れて、それぞれカカロン・よろいのきしの回復役を召喚すると安定する。
ユシュカも蘇生持ちなので、回復役を増やせば全滅の危険は大きく減らせる。
前バージョンで強化された【武闘家】への対抗なのか、【スタン】耐性が非常に高く、【一喝】でもほとんど入らない。
さらにHP低下で【破壊の咆哮】が追加。これは【キラキラポーン】すら貫通するショックを15秒間も周囲に与える、スキが大きくなる危険な技だが、実際にはユシュカの足止め率が高いため危険度は低い。
 
ユシュカは【魔剣アストロン】で相手を鉄の塊に変え、10秒ほど動きを止めてくれる。
過去作での元ネタである呪文のアストロンと違って鉄の塊のうちもこちらの攻撃は通るので、この間に態勢の立て直し或いは攻撃を叩き込むと良い。
物理職の場合は【火炎鳥の羽ばたき】【守備力ゼロ】の効果が入るためそこが狙い目。【火柱の宴】炎属性耐性を落としてくれることもあるため、【業炎の大剣】持ちの【バトルマスター】を入れると一気に体力を削ってくれる。
 
HPは18万と高く相当な強さはあるものの、必要な耐性が少なく攻撃も見切り易いものばかりで、更にユシュカの協力もあってVer.5.0のラスボスはおろか、ラスボス系全体からみても難易度は低めな方である。