【女王ゼルメア】

Last-modified: 2020-10-02 (金) 01:09:15

概要

【いにしえのゼルメア】に登場するキャラクター。女王のような装飾をつけた【タコメット】の姿をしている。
 
数万年以上前、神話の時代にかつて存在していた海底神殿を拠点にしていたタコメットの王国の女王。
【創生のチカラ】を何者かから授けられている。誰からかは明言されないが、おそらく【女神ルティアナ】からであろう。
 
ある時、王国に迷い込んできたイカの魔物が、「自分はただ一人きりのイカになってしまったので、自分を受け入れてくれる友が欲しい」と女王に懇願してくる。
イカという生き物を見たことの無かった女王は、創生のチカラでそのイカと全く同じ姿をしたものを作り出して与えた。
しかし、彼女が創り出したそれは自ら分身を作り出して爆発的に数を増やす危険な性質を持っており、数を増やしたイカの魔物達によって王国は滅亡してしまい、彼女も【ゲノディオ】によってその身を捕らえられてしまう。
 
以来、捕らえられた彼女は自らの行いで自身の国を滅ぼしてしまった事をずっと悔いるようになり、死んでも死にきれなかった王国の民は、地上の者に助けを求めるべく何万年もの歳月をかけて海底神殿を浮上させ、ようやく【謎の遺跡島】として姿を現したのが、いにしえのゼルメアの始まりである。
内部に現れる冥海の光玉も、そんな彼女の力によって生まれたものだとされている。
 
ゲノディオを倒した後は解放され、「自分は王国を滅ぼしてしまった身なので、助けられるような者ではない」としつつも、【主人公】に助け出された事で、魔物によって汚された神殿が少しでも浄化され、犠牲になった王国の民が安らかに眠れるよう願うようになり、お礼として【ゼルメアメット】を渡して姿を消した。