【女神ルティアナ】

Last-modified: 2024-02-03 (土) 15:05:52

概要

【アストルティア】を創造した光の女神。【キャラクターボイス】は茅野愛衣。
星海の果てより混沌の時空に辿り着き、混沌より天空を浮遊する大地と大海に浮かぶ6つの大地を創造する。
そして女神の子とされる7柱の【種族神】を生み出し、クエスト【天声に至る者】ではかつて自身の加護を込めた声である天声を五つに分け、ナドラガとグランゼニス以外の種族神に与えた事が判明した。
【女神の意志・解放の時】などで存在だけは仄めかされていたが、【闘戦聖母の試練】【闘戦聖母】から初めてその名前が明かされた。
 
【大魔王マデサゴーラ】が求めた【創生の霊核】はルティアナがもたらした力だという(正確にはルティアナが創造した種族神の一柱【ナドラガ】の心臓が封じられていた)。
その為、偽りのレンダーシアの造物主であるマデサゴーラが滅びた後も偽りのレンダーシアは存続している。
 
マデサゴーラ配下の【創生番号○○○】によれば地下に囚われているという話だが、【ナドラガンドの決戦】において既に【大いなる闇の根源】に倒されていることが判明した。
なお【ジャゴヌバ神殿】の地下1階にある絵画には「光の女神は その身を投げうちて 闇の根源を封じ われらを 守れり」との一文がある。
  
名前は「アストルティア」の「ルティア」から取ったものと思われるが、「ル」で始まるのはロト三部作において創造神的なポジションである【精霊ルビス】も意識しているのかもしれない。

【ドラゴンクエストX アストルティア創世記】

もくじページにて、その出自が明らかになった。
【とこしえの揺り籠】」と呼ばれる世界から来た者。滅びようとしていた世界の神より【創生の魔力】を賜り、新天地を求め永き旅を続ける。
やがて塵芥の漂う空間に着き、塵を集めて大陸と月に、光を生み出し太陽としたという。

【勇者復活】(Ver.5.3ストーリー)

大いなる闇の根源こと【異界滅神ジャゴヌバ】に対抗するには同じ神のチカラが必要であり、そのためにルティアナの復活が必要だと判明したところでVer.5.3ストーリーの幕が下りる。

【神の覚醒】(Ver.5.4ストーリー)

アストルティア創世記でのみ明かされていた設定が本編で正式に明かされた。
 
ストーリーの中で、神代の戦いではジャゴヌバに対し、自身も同じ封印を受けるデメリットがある代わりに対象に強固な封印を掛け肉体と魂を分離させる「鏡合わせの秘儀」を行っていたことが判明。
封印された彼女の肉体はアストルティアを【魔瘴】から守る【光の河】となり、魂は【イルーシャ】に宿っていた。
 
見た目は美しい成人女性(ただしこれでも七児の母親)なのだが、復活時のムービーを見ての通りフィネトカの聖堂と比較してもかなり巨大な存在であり、ジャゴヌバにも匹敵する程の体躯を誇る。
空の神【ナドラガ】も巨躯であったが、後にナドラガともども通常サイズで登場する。おそらく神のチカラにより身体のサイズは可変なのだと思われる。
 
本章終盤では、互いの依代の合意により、互いの封印を解除し肉体と魂を融合させる「神魂融合の儀」が行われる。
封印の性質上、ルティアナを復活させればジャゴヌバも完全復活してしまうこととなるが、アストルティア側としては既にジャゴヌバの封印が弱まりつつあり、放置すれば一方的に不利になることから、主神同士の戦いで勝利できることに賭けてルティアナの復活を急ぐ以外に選択肢が無い状況であった。
一方で、ジャゴヌバ陣営もいち早く封印から脱したいという思惑があったらしく、イルーシャだけでなくジャゴヌバの依代である【ナラジア】も進んで儀に協力していた。
 
復活後は、同じく復活したジャゴヌバおよびその配下の【渇欲の邪神】【怨嗟の邪神】と戦闘。
神として格下である渇欲と怨嗟の邪神を一撃で下し、当初はジャゴヌバに対しても優勢だったが、ジャゴヌバが渇欲と怨嗟の邪神を取り込んでパワーアップしたことで優劣が逆転。
ジャゴヌバの一撃を喰らって撃墜され、そのまま肉体は光と化して【光の郷フィネトカ】の大穴の中へ消えていった。
手を尽くして復活させたにもかかわらず、ジャゴヌバの前に割とあっけなく散ってしまった…。
 
ただ、敗れた後に光の河へと戻っている事から、完全に消滅したわけではないと見られる。

【闇の根源】(Ver.5.5前期ストーリー)

肉体は消滅したが、魂は光の河の奥底にまだ残っていることが判明。
ルティアナを復活させる鍵となる【世界樹の花】【巫女ヒメア】の命と引き換えに授かった【主人公】らは【聖光教主】の力を借りて光の河の奥底のルティアナの魂と接触。
そして【邪神ヴァニタトス】の妨害を退けて蘇生を試みるが、世界樹の花をもってしても完全復活には至らず、世界樹の花に宿る蝶を依り代として辛うじて魂だけを繋ぎとめているだけにとどまった。
しかしこの状態でも【魔瘴】を退ける力は健在であり、ストーリー中では【ジャリムバハ砂漠】【ザハディガル岩峰】【魔瘴塚】を浄化し、ザハディガル岩峰駐屯所で魔瘴に侵され苦しんでいる兵士たちを治療して見せた。

【闇の根源】(Ver.5.5後期ストーリー)

今回も蝶の姿のままで登場。
【海魔獣ブルラトス】に乗った主人公らが【滅星の邪園】に向かうべく魔瘴の海を進む中、ジャゴヌバによる妨害をその力により退けるが、それにより世界樹の花の花びらが多数散ってしまい、力を温存するために一時的に姿を消す。
 
ジャゴヌバとの決戦の際は自身の力で主人公らを支援するが、ジャゴヌバを消し去るために力を発動したときに、創世の力を欲したジャゴヌバが逆に力を取り込んでいくという予想外の事態が発生。
それによりジャゴヌバが【絶対滅神ジャゴヌバ】となり、ルティアナも一時的に本来の姿を取り戻して攻撃をするがジャゴヌバには全く通じず、ジャゴヌバの攻撃によって逆に取り込まれ、世界樹の花が飛散してしまった。
その後残った力でアストルティア*1・魔界問わず世界に生きるものすべてに呼びかけて願いの力を結集させ、更に【魔剣アストロン】に残された自身の力を宿らせて【ユシュカ】に主人公を守るように頼み、最後の糸口を作り出した。
 
ジャゴヌバを倒した後はもう新たに魔瘴は生み出されないことを告げ、闇の残滓を打ち消すために最後の力で光の河へ戻り、「人と共に生きてみたかった」という願いのもとに彼女を残し、神としての役割を終えて消えていった。
ただし光の河自体は消えずに残っているため、魂のみが消えてしまった形となっている。

Ver.6.0

ルティアナ本人はVer.5で消えてしまったため登場はしないが、彼女の眷属である【天使】がストーリーに関わってくる。
しかし、一部の天使の中には「主人公がルティアナ消滅の原因を作った」という認識が広がっており、主人公に突っかかってくる者もいる。
後のVer.6.1では、それがある人物が邪魔者たる主人公を排除するために意図的に広めたものであることが判明した。

【悠久のレクタリス】(Ver.6.4ストーリー)

神話の時代の【とこしえの神殿】で登場。通常の人間サイズでの登場となる。
現れた主人公の中に創世のチカラの光を感じ取ったため、ナドラガの制止を退けてとこしえのゆりかごの滅びと天使の誕生経緯について語り、主人公と【レクタリス】に神具の材料の調達を託す。
主人公たちが材料を集めている間、天の彼方より飛来した流星について危惧していた(この時点でその正体までは特定できなかった模様)。
 
神具創成の儀により命を落としたレクタリスの弔いをナドラガとエルドナに任せ、神具の発動のために去っていった。
なお未来のアストルティアがどうなっているかは敢えて聞かなかったが、主人公の光に触れて未来に希望を抱くことができたと語っていた。

7柱の種族神

イベント・その他

【美の競演! 第12回アストルティア・クイーン総選挙!】

本人は登場しないが、【エルドナ神】におはぎの作り方を教えたとされている。

他作品・企画への出演

DQウォーク

アストルティアの女神装備ガチャにおいて、光創神シリーズとして装備と杖が実装された。
光創神のつえではゴッドアローなどの特技が使えるため、装備とはいえ初の戦闘参加といえる。

関連項目



*1 2021年8月18日の【ドラゴンクエストX TV】9周年特番では、「自分が創った世界」に対して呼びかけたので、【大魔王マデサゴーラ】が創り出し、ルティアナ自身の力が及ばない【偽りのレンダーシア】に対しては声が届かなかったことが言及されている