【悠久の回廊】

Last-modified: 2023-08-06 (日) 18:26:51

概要

【悠久の果ての決戦】で行けるようになる、2ndシリーズにおけるラストダンジョン。【光の神殿】から突入する。【魔法の迷宮】などと同様にパーティ専用エリアとなっており、他のパーティは入って来ない。
シンボルエンカウントではなく、特定のエリアに入るとモンスターが出現する仕組みになっている。モンスターが登場する演出は非常に凝ったものになっているので一見の価値あり。
完全な一本道の上、出てくる敵モンスターは全て倒さなくてはならないため、今までの「ドラクエのラスダン」とは違った趣きのダンジョンとなっている。
 
【奈落の門】へ渡る者を試すために作られた試練であり、悪しき力で作られたものではないらしい。【大魔王マデサゴーラ】もこの試練を超えて奈落の門へと辿りついてきたものと推測され、彼が連れてきた側近部隊が行く手を阻む。
 
なお、各フロアに入ったことがあるのならば、再訪時にその手前までのショートカットが選択肢として登場する。その先にある奈落の門の手前にも飛べるが、ここも同様に「そのフロアに入ったことがある」が飛べる条件なので、全滅でもいいので一度は奈落の門での戦闘をしておかなくてはならない。

Ver.3.0

マデサゴーラを倒した後は、この場所から奈落の門へ行く事はできなくなる。ストーリー中に再度奈落の門へ行く事になるが、そこへは別の方法で向かう事になる。
道中にある宝箱は全て一本道の途中にあるため、取り忘れる事はまず起こりえない。よって、2ndシリーズクリア後は物好きでもない限りこの場所は誰からも見向きもされなくなってしまう。景色は非常に良いので勿体ない。

Ver.4.2

クエスト【故郷は遠きにありて】でアバの写真を撮るために、まさかの再訪をする。訪れるのは最初のフロア。

フロア構成

望郷の間道

最初の扉に触れると【エテーネの村】にワープする。【アバ】のいる建物にある本棚の本を読むとこの回廊の成り立ちらしいものが見られる。
ここでは普段から五種族の姿であっても強制的に人間の姿にされ、エテーネの服を着た状態にされる。武器や手持ち装備はそのまま。
在りし日の故郷を見せることで、その安らぎを捨ててでも先に進む勇気があるかどうかを試しているのであろう。

享楽の間道

娯楽の扉に触れると【カジノ】のスペシャルVIPルームにワープする。【VIPライセンス】を持っていない人でも問題無く進める。
ここでは最初に「スペシャルコイン」が10000枚配布され、スロットで遊び倒す事ができる。なおポーカーとルーレットは調整中とのこと。
スロットの調整は超甘め。簡単に目が揃い、レイドまで体験できる。【娯楽島ラッカラン】のカジノとは一切関係なく、稼いだスペシャルコインは出るときに失われる。
これらのシステムは次回作にも引き継がれる形で登場した。
ジャックポットもかなりの確率で出るため、通常ではなかなかお目にかかれないであろうジャックポット演出を見たい場合はちょっと粘ってみるのもアリか。
 
ちなみに、ジャックポットトーテムのこれまでの当選者を見ると、マデサゴーラもここに来ていたらしいことがわかる。
しかもコメントを見る限り、割としっかり楽しんでいた模様。何やってんだこの魔王
また、悠久の回廊を抜けてマデサゴーラを倒すまでの間にアンルシアに話すと、アンルシアもここで若干の足止めを喰らっていたことがわかる。勇者も魔王も心奪われるスロットの魅力恐るべし。
今度はカジノで大儲けする幻想を見せることで、誘惑を振り切る勇気を試しているのであろう。
 
桃源の扉に触れると【謎の孤島】にワープし、今まで主人公が出会ってきた人物たちと再会する。
この時登場するキャラはアンルシア以外は主人公の性別によって変わり、男なら【リゼロッタ】【賢者ルシェンダ】【フウラ】【マイユ】【セラフィ】【ルナナ】の6人、女なら【タッツィ】【ディエゴ】【サリアス】【スキルマスター】【ザンクローネ】【ヒューザ】の6人となる。
最後は、仲間たちの姿で主人公を止めようとする試練なのだろう。

幻影の間

アンルシアの子供の頃の姿の幻影を追っていくと奈落の門への道に到着する。途中【アリオス王】【ユリア妃】、子供の【トーマ】の姿も見えるが、話し掛けることはできない。

出現モンスター

戦闘は全て固定エンカウントであり、逃げることや【みのがす】ことはできない(全モンスターに無効の耐性が付与されている)。 
先述の凝った演出から一定時間経過するとシンボルに当たらなくてもエンカウントする。また、この場合戦闘エリアは敵シンボルを中心とした範囲となる。
出現と同時に思いっきり逃げればエンカウントを避けられる者もいるが、出現した敵を倒すまで先にある扉が開かない。
新モンスターはアンクルホーンだけだが、最上級モンスター達が群れを成して襲って来るため全滅の危険性がかなり高い。
通常の戦闘と同様、不意打ちが発生する場合がある。こちらが不意打ちできれば有利だが、不意打ちされてしまった場合はかなり厳しい戦いになるだろう。
また、一部の魔物は【ピラミッドの秘宝】のように時間経過または出現した敵を全滅させると追加出現するものもいる。
 
出現順は以下の通り。

  1. 悠久の回廊
    1. 【アンクルホーン】【めいふのばんにん】2体
    2. 【ネクロバルサ】【イエロバングル】【グリンバングル】
    3. 【まおうのつかい】【じごくのよろい】2体+【ベホマスライム】3体→【トロルキング】2体
  2. 娯楽の扉
    1. 【ホロゴースト】【ドルマージュ】6体
    2. 【ガネーシャエビル】【デスケルト】2体
  3. 桃源郷の扉
    1. 【キマイラロード】【マジックアーマー】2体+【サイコマスター】2体→【メカバーン】【なげきの亡霊】【ゲルバトロス】2体→【おにこんぼう】

上記にあるように、ショートカットを成立させていない場合は通る時に毎回これらの敵と戦わなければならなくなる。各エリアは一気に駆け抜けるつもりで挑みたい。

他作品での扱い

こちらを参照。

DQ10オフライン

アンルシア以外の5人の仲間も同道しているが、望郷の間道や享楽の間道では全員はぐれて全く別の幻を見せられている。