【攻撃時○%で××】

Last-modified: 2024-03-29 (金) 16:36:46

概要

武器の基礎・錬金効果や合成効果などの一つ。
この効果は「攻撃時○%で自己強化付与(自身に良い状態変化を与える)」と「攻撃時○%で状態異常付与(敵に悪い状態変化を与える)」の2種類に大別され、それぞれ発動条件などの仕様が異なる。

攻撃時○%で自己強化付与

(全ての)攻撃時ためるや攻撃時チャージタイム短縮などが該当。
この効果は、通常攻撃とダメージを与える呪文・特技(コマンドのアイコンが赤色のもの)を使用した後に○%の確率で発生する。
下記の表で○となっている攻撃にのみ発動判定がある。×となっている攻撃や、攻撃以外の行動(回復呪文や補助呪文など)では発動しない(「-」となっているものは、Ver.6.0現在確認する手段がない)。
基本的に攻撃行動であれば何を使用しても発動するが、攻撃時チャージタイム短縮のみ特殊な発動条件になっている。

効果通常攻撃攻撃呪文武器特技職業特技設置系特技タロット必殺技チャンス特技仲間モンスターの固有特技
(全ての)攻撃時○%でためる
攻撃時○%で暴走アップ-----
攻撃時○%で魔力かくせい----
攻撃時○%で早詠みの杖----
攻撃時○%でバイキルト-----
攻撃時○%で会心率アップ-----
攻撃時たまに攻撃力アップ-----
攻撃時○%でチャージタイム短縮×××××××

攻撃行動の使用時に発生する効果なので、与えたダメージが0(miss)の場合でも効果は発動する。
【ジバリア系】の呪文や【メガボンバー】などの設置系特技は設置物の効果発動後ではなく特技使用後に発動判定がある。
1度の特技使用で1回のみ発動抽選が行われるため、範囲攻撃や多段攻撃を使用して多くの敵にダメージを与えても抽選回数は単体・単発攻撃と変わらず1回のまま。
要するに発動の条件自体は【行動時○%で××】系とほとんど同じで、発動のトリガーとなる特技の種類が限定されている点のみ異なる。
二刀流で左手にこの錬金効果を持つ武器を装備している場合も、○となっている攻撃行動をとれば効果が発動する。
 
公式ガイドブックによると、複数の「攻撃時○%でためる」効果を得ている場合は確率が合算されるとのこと。
また、この効果は【ミラクルブースト】【行雲流水】による攻撃時テンション上昇効果や【とうこん討ち】によるテンション上昇の確率と合算される模様。ただし、一度の行動で上がるテンションは1段階までとなっている。

攻撃時○%で状態異常付与

攻撃時マヒや攻撃時ルカニなどが該当。
この効果は、”通常攻撃や武器スキルラインの特技で1ダメージ以上与えた場合”に○%の確率で発生する。
ダメージが0(miss)の場合や職業スキルラインの特技、呪文、タロット、仲間モンスターの固有特技、必殺技、チャンスとくぎで攻撃した場合は効果が発動しない。
範囲攻撃の場合は巻き込んだ敵すべてに対して発動判定があるが、【はやぶさの剣】などの多段攻撃武器で通常攻撃した場合や、多段攻撃特技を使った場合は1撃目にのみ判定がある。
例外として、ムチの通常攻撃や【愛のムチ】【スパークショット】【デュアルカッター】【デュアルブレイカー】は2撃目にも判定がある。
【二刀流】で左手にこの錬金効果を持つ武器を装備している場合、通常攻撃にのみ発動判定があり、特技使用時には効果が発動しない。
 
攻撃時○%で状態異常の効果が複数個ある場合、確率は合算ではなく個別判定になっている(公式ガイドブックより)。
ただし、発動判定は「パッシブスキルの効果」「武器の基礎効果」「武器の錬金効果」「腕装備の錬金効果」「防具のセット効果」「ベルトの輝石効果」の6枠に分けて行われている。
同じ枠内で効果が発動するのは一度きりで、重複して発動することはない。
例として、「攻撃時4%でルカニ」の錬金効果が3つついた武器で攻撃しても敵の守備力が2段階以上下がることはない。ただし、攻撃時ルカニの効果がついた腕装備も併せて装備していた場合は効果判定が武器と腕装備で2回行われ、敵の守備力が2段階下がることがある。
 
なお、【状態異常成功率アップ】【状態変化耐性低下】の影響を受けるのは○%の部分ではないことに注意。
「攻撃時○%で状態異常付与」の効果は厳密には「攻撃時に○%の確率で基礎成功率△%の状態異常を付与する」という意味であり、状態異常成功率アップによって上昇するのは基礎成功率△%の方である。
状態異常成功率アップの効果がいくら付いていようと判定が行われるのは○%の確率そのままなので、○%以上の確率で状態異常を付与することはできない。
ただし、敵が状態異常耐性を持っている場合であっても付与確率を最大で○%まで上げることができるため、状態異常成功率アップや状態変化耐性低下の効果が全く無意味というわけではない。
なお、攻撃時○%で状態異常付与の基礎成功率は基本的に100%だが例外もあり、攻撃時ウェイトブレイクなどは基礎成功率が低く設定されている。
一部の効果は「ルカニ」「スタンショット」のように呪文・特技名がそのまま使われているが、これはその状態異常の代表的な付与手段の名前を借りているだけであり、同名のスキルを発動させているわけではない。当然、それらのスキルとは成功率等の仕様が異なるため注意。

効果一覧

遍歴

Ver.1.0

当初は通常攻撃でのみ有効だった。

Ver.1.2

ここから特技にも乗るように。しかし連撃技の一回ごとに判定が入っていたため、腕に攻撃時12%~15%のルカニ錬金やヘナトス錬金をつけて【タイガークロー】を撃つと二、三回に一回は状態異常が入っていた。
また、【ランドインパクト】【アゲハ乱舞】など、「武器で攻撃しているように見えない特技」や、【スパークショット】【キラージャグリング】など、もともと状態異常がついている特技については攻撃時状態異常の効果が発揮されていなかった。

Ver.1.4

全ての連撃技で異常判定が原則一度だけになり、武闘家やバトマスでこの技は使えなくなった。藤澤Dはこの効果を「本来は意図しない動作」「仕様として許容できるか様子を見てたが、状態異常付与系の特技に比べて効果が強力すぎる」としており、代わりに【かぶと割り】【やいばくだき】等を強化している。
しかし、上述のようにブーメランの【デュアルカッター】などはその対象を外れている。

Ver.5.3

武器スキルラインの攻撃特技全てで状態異常の付与ができるようになったが、代わりに職業スキルで取得できる特技(【天下無双】など)では状態異常の付与ができなくなった。

Ver.5.5前期

基礎・合成効果の「攻撃時○%でためる」が「全ての攻撃時○%でためる」に名称変更された。
ただし、パッシブスキルのものは文字数制限の関係で元の表記のままになっている。
どちらの表記であっても発動条件は変わらない。

関連項目