【永久時環】

Last-modified: 2023-02-26 (日) 21:10:21

概要

【王都キィンベル】の中央広場にある、液体が入った砂時計状のオブジェ。
Ver.4.0【遥かなる故郷へ】で訪れた時からそこにあり見ることができるが、その機能と役割が明かされストーリーのキーとなるのはVer.4.5前期【遥かなる未来への旅路】となる。

機能

700年以上前、【キュレクス】より時渡りのチカラを与えられた【レトリウス】は、将来子孫がそのチカラを濫用して時の歪みによる大きな悲劇に見舞われることを予見していた。
そのために腹心の錬金術師【ユマテル】と共に建造したのがこの永久時環である。
 
その機能は、空気中の微量な時渡りのチカラを集め、蓄えるというもの。
緊急時にはここに蓄えられたチカラを用いて、大規模なチカラの行使が可能となる。
 
使用までには何重もの条件をクリアしなくてはならない。
装置の起動と使用はレトリウスの子孫の中でも特に強く血を継ぐ者(≒【エテーネ王国】の王族)でなくてはならない。
加えて起動方法や使用方法の理解や、永久時環との同期も必要となる。
さらに普段はロックされており、使用の際には国王が持つ時見のカギを用いて解除する必要もある。
 
これ自体の濫用を防ぐためか、伏線となる文書等が全く王国に残されておらず、主人公たちもキュレクスから唐突に真の能力を教えられた。レトリウスとユマテルの子孫への不信が本気であったことがうかがえる。

活躍

蓄積された時の歪みにより起きる巨大隕石の落下に対処するため、メレアーデが使用者の資格を獲得し、キュレクスより起動方法を教わった。
そして【キュロノス】の妨害も退け起動と使用に成功し、隕石の時を遅らせて地面への衝突を100年後まで引き延ばした。
 
さらにストーリー最終盤で再活躍。
メレアーデにより現代に転移した【大エテーネ島】と共にやってきて、【時元神キュロノス】を倒したことで放出された時渡りのチカラを集めていた。
この奇跡的な出来事により永久時環に時渡りのチカラが満ちたことで、「キュロノスを倒したことを確定しつつ世界を元に戻す」という因果律操作により滅びを迎えた世界を救うことが可能となった。
 
因果律操作を成し遂げ、役目を終えた永久時環は空っぽになった。機能自体は失われていないようだが、700年かけて少量しか溜まっていないことを見るに乱用は難しそうである。