【無料体験版】

Last-modified: 2024-04-06 (土) 15:49:06

概要

【Windows版】【PlayStation 4版】【Nintendo Switch版】で配信されている、無料で遊べる体験版。
Windows版はAmazon・楽天・【スクウェア・エニックス】公式から、PS4版やSwitch版は各機種のショップサイトからそれぞれダウンロードできる。
製品版プレイヤーと同じサーバーで遊ぶことができるが、機能には多くの制限がある。列挙するとキリがないため、詳細は公式サイトを参照。
 
体験版をプレイした【スクウェア・エニックス アカウント】に製品版【レジストレーションコード】を登録すればデータを引き継いでプレイできる。
体験版をダウンロードしたショップで製品版をDL購入すると【元気玉】1個もらえるほか、Amazonなら「アルミラージの像・庭」、楽天なら「プリズニャンの像・庭」が特典として受け取れる。
 
体験版から同じ環境の製品版に変更することはできるが、いったん製品版にすると同じ環境では体験版に戻すことはできない。
体験版のスクウェア・エニックス アカウントに別の環境の製品版を登録(順序は逆でも可)すれば、(同時にログインしなければ)双方でプレイすることはできる。この場合体験版側をプレイするときの制限は受ける。レベルがカンストしているのに体験版のコメントが表示されるプレイヤーがいるのはこのため。
製品版登録済みのスクウェア・エニックス アカウントには別の環境であっても体験版を登録しようとしてもできないことがある。例えば、【ブラウザ版】のみ登録済みのアカウントには新たにWindows版体験版は追加登録できない(逆の順番は可)。

主な制限内容

他者に干渉する機能は基本的に利用不可。
RMTなどの違反行為に悪用されるのを防ぐため、他プレイヤーとゴールドやアイテムのやりとりが行える機能は全て制限されている。
コミュニケーション機能も大半が制限されており、意思疎通の手段は初期から登録されている【よくつかうセリフ】?(編集は不可能)、【しぐさ】、パーティー・フレンド・チーム内のチャットに限定される。
定型文以外の「まわりに」チャットはできず、【フリーコメント】、仲間検索用コメント、酒場コメント等も入力できない。
Ver.6.0登場時【シナリオスキップ】機能が更新され、新規作成キャラはどのバージョンからでも冒険を開始できるようになったが、体験版ではバージョン2からの開始はできない。*1
 
【クエスト】関連は、受注不可能ならば専用のシステムメッセージと会話が入る。受注可能でも制限によりクリアできない一部のクエストには警告のメッセージが入る。
職業関連は、Ver2台実装の【どうぐ使い】まではクエストを受注・クリア・転職できるが、Ver3台の【踊り子】以降はクエストを受注できないため、転職不可能。
 
外見から体験版プレイヤーかどうか判別する術はないものの、いつのアップデートからかキャラクターを調べると

「返事がない。
 無料の 体験版のようだ……。
 ※フレンドや なかまとのチャットは 可能です。

というフリーコメントが強制的に表示されるようになった。あのメッセージのパロディである。

Ver.1.5中期~3.5

Windows版の発売・サービス開始と同時に、Windows体験版が配信開始。
この時点では職業レベルは20までで転職不可といった具合に、遊べる範囲は極めて限定的で、旅立ち~次の町に着くまでぐらいと、あくまでも導入部分を体験するためのものであった。

Ver.3.5.8

ベータテストやPS4版DQ11購入者向け先行体験版を経て、PS4体験版が配信開始。
後にSwitch製品版も発売されたが、こちらはベータテストやWii版からのアップグレードキャンペーンは行われたものの体験版は配信されなかった。
2017/9/6をもって遊べる範囲が「冥王の心臓へ行くところまで」(VU情報)「最終ダンジョン直前まで」(体験版紹介)拡張。1stのラスボスと戦う以外ほぼ全てが可能に。
レベル上限は50まで解禁された。また転職と預かり所の利用が可能になった。

Ver.4.5前期

遊べる範囲がVer.2.3まで拡張。レベル上限は80にまで拡張され、体験版のままレンダーシアへの上陸も可能になった。やはり2ndのラスボスとは戦えない。
また遊べるコンテンツも増加して【魔法の迷宮】【カジノ】をプレイ可能になったり、【住宅村】に家を建てることも可能になった。
よくつかうセリフ設定の一部(しぐさ・表情・発言タイミング)も編集可能に(台詞そのものは変更不可の模様)。
更にWindows版は【かんたんプレイ】導入によりスクウェア・エニックス アカウントを作る前に遊べるようになった(dゲーム版・3DS版と同様と思われる)。

Ver.5.0

Switch専用ソフトであるDQ11Sの購入者向け先行体験版を経て、Ver.5.0開始と同時にSwitch体験版が配信開始。製品版発売から実に2年経過での配信である。
これまで任天堂の機種は、TSUTAYAでの期間限定レンタルだったWii、配布期間が極めて短かったWii U(厳密には体験版ではなく【Splatoon】コラボのVer.1レジコ無料配布)、3時間限定の3DS…と、無料体験には何かしらの制限がつけられていたが、ようやく他と同等の無料体験版が登場した。

Ver.6.4

PS4版及び3DS版の製品版を登録しているアカウントでそれ以外の機種の体験版にログインすると5キャラコースのままプレイできていたのが体験版プレイ時は3キャラコースになるよう修正された。

関連

TSUTAYAで7泊8日無料レンタル

2012年12月1日~2013年2月28日にかけてTSUTAYAのゲーム取扱店にて実施されたWii版の無料体験版キャンペーン。
TSUTAYAからレンタルしたインストール用ディスクで手持ちのWiiとUSBメモリーにDQ10をインストール、体験版専用のアカウントでプレイできるというもの。ディスクのレンタル料は無料。もちろんディスクは返却しなければならない。
現行の体験版と異なりゲーム上での制限は特に設けられていないものの、データを製品版へ引き継ぐことはできず、体験期間も限られていた。
レンタル利用者はキャンペーン開始日から2013年3月8日まで、製品版のレジストレーションコード単体を3800円(税込)で購入することができた。
 
このキャンペーンで製品版を導入した場合、体験版利用時にWiiへインストールしたソフトをそのまま利用してプレイする。手元にインストール用ディスクがないため、故障や不具合で再インストールする場合、運営サポートもしくは家族や知人からディスクを借りる、中古品または新品のパッケージを購入してディスクを入手する、などの対応を取る必要があった。

Windowsレンタル体験版

Windows版発売日の2013年9月26日から11月30日まで、ゲオとTSUTAYAのゲーム取扱店にてそれぞれ提供されたWindows無料体験版。
上記Wii版と同様店頭でインストール用ディスクをレンタルし、手持ちのWindows PCにインストールしてプレイする。ディスクのレンタルは無料で期間は7泊8日。
ソフトの導入方法を除けばネット経由で提供された体験版との違いはこれといって見られない。プレイの際はスクウェア・エニックスアカウントが必須で、ゲーム上では各種制限がかかり、製品版へデータを引き継ぐことができるのも同じ。
レンタル利用者は同年12月8日まで、レンタル店舗にて製品版のレジストレーションコードを2940円(税込)で購入することができた。購入特典としてゲオでは「タコメッTシャツ」、TSUTAYAでは「ナスビッTシャツ」と、各店舗で異なる【Tシャツ】のコードが付属した。
 
レジストレーションコード単体購入によるWindows製品版も体験版利用時にインストールしたソフトをそのまま利用しプレイする。こちらは公式から無料で体験版のインストーラーがダウンロードできるため、インストールディスクがないことによるリスクは低かった。

ドラゴンクエストX for NetCafe

ネットカフェのPCで遊べるDQ10。2013年のWindows版発売から全国の提携店舗に展開された。
プレイ未体験の場合は店舗にて専用のレジストレーションコードが発行され、自分で作成したスクウェア・エニックス アカウントに登録すると遊べるようになる。
これのプレイ範囲は無料体験版と異なるようで、白チャットやレベルの制限もなく当初からVer.1全体がプレイ可能だった模様。
Ver.4.5前期からは『基本的に「Windows無料体験版」とほぼ同じ仕様となります。』とのこと。



*1 ただし、【スクウェア・エニックス アカウント】【ブラウザ版】を適用して作業することで、無料でシナリオスキップしたキャラクターを作成することは可能。