【破邪舟】

Last-modified: 2023-04-25 (火) 08:10:31

概要

天空を翔ける魔法の船。いたスト30thアニバーサリーによると、読みは「はじゃぶね」。
【飛竜】【聖天のつばさ】に先んじて登場した飛行手段で、ストーリーにおいては【アストルティア】五大陸や過去世界などで高所に飛び立つために用いられた。
 
生成及び操作には特別な魔法技術が必要なため、「破邪舟師」と呼ばれる専門の魔法使い以外に操ることはできない。
よって、【主人公】はこれを自由に操作することができず、イベントムービー中で破邪舟師のNPCに動かしてもらうこととなる。

破邪舟師の技術と伝承

破邪舟の術は一子相伝であり、破邪舟師の一族が代々引き継いでいる。
また、破邪舟師は【四術師】の一角を兼ねるため、他の三術師の立ち合いの下で継承の儀式を行う習わしを持つ。
歴代の破邪舟師として、1000年前の【キャプテン・シュトルケ】、500年前の【ベルンハルト】【エルジュ】、そして現代に生きる一族の末裔【ハルッカ】【フルッカ】が登場している。
この事から、破邪舟は1000年以上前から存在している技術であることもわかる。
 
破邪舟師の魔法は前述の通り、自身の浮かべる船のイメージから破邪舟を実体化させ、それを操作して空中を飛行するというもの。
破邪舟の形状は術者次第らしく、エルジュやシュトルケのものは普通の手漕ぎボート型だったが、フルッカのものはスワンボート型という何とも言えない見た目となっていた。ここで拍子抜けしたプレイヤーも少なからずいたであろう。しかし、には「いいね」と好評だった。ちなみにオフライン版ではフルッカに代わってフィーフィが使うのだが、彼女もやっぱりスワンボート型だった…。
しかし動き出すとあら不思議、DQ8の神鳥を想起させる高速の光の鳥に変化し、Ver.1エンディングでも活躍した。
エルジュの部屋にある絵とエルジュの破邪舟のデザインはほぼ同じもののため、【フォステイル】の継承の儀式「船をイメージさせる」段階で、創り手の感性に沿った破邪船が生み出されるようになっているのだろうか。

作中での活躍

Ver.1シリーズ

天空にそびえる【神殿レイダメテス】【冥王の心臓】へ主人公を送り出すための、そしてこれらの攻略後にダンジョンの崩壊に巻き込まれて地上へ墜落しそうになった主人公を救出するための手段として用いられた。
 
主人公は冥王の心臓へ飛び立つ手段を求めてフルッカを訪ねるが、彼女は破邪舟術の知識を全く引き継いでいなかった。
実は、500年前に当時の破邪舟師であった【ベルンハルト】が息子エルジュに継承を行う前に死亡してしまい、これを最後に術が途絶えていたのだ。
しかし、これを知った主人公は【時渡りの術】を用いて500年前の世界に渡り、エルジュと他の三術師の間を取り持って儀式と術の継承を成功させた。
同時に、当時のレイダメテスを攻略するために早速エルジュの破邪舟が活躍し、主人公の行き帰りをサポートした。
現代に帰還した後は、術の継承が正しく行われたためフルッカが術を使用可能になっており、彼女の術によって冥王の心臓への行き帰りを行うこととなる。

【栄光の勇者と消されし盟友】(Ver.4.1)

約5年ぶりにストーリーで再登場。エルジュの先祖シュトルケが顕現させ、【不死の魔王城】まで送り届けてくれる。
その他【里の守り手】でも主人公を【樹天の里】に送り届けてくれる(ムービー無し)他、【不死の魔王ネロドス】の攻撃で故郷を失った人々を救助する際にも使用しているらしい。

【天を超えてゆけ】

第5話【時の車掌と滅びの運命】にて、先代の破邪舟師ハルッカが【イッショウ】とともに破邪舟を強化する錬金レシピを編み出していたことが判明。
また、強き絆で結ばれた【時渡りの術】の使い手と協力することで、ごく短時間ではあるが破邪舟で時を渡ることが可能であり、主人公とエルジュで実際に60年前の世界に飛ぶことに成功した。
 
第6話【天駆ける冒険者たち】では、【大地の箱舟】に上記の錬金レシピにより作成された「破邪の紋章」が取り付けられて「大地の破邪舟」となり、【蘇りしレイダメテス】?への突入が可能になった。
 
戦闘時の攻撃にも転用する事が可能なようで、戦闘中「破邪船呼び」で使用する。