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【総主教オルストフ】

Last-modified: 2019-07-05 (金) 06:46:49




概要 Edit

【ナドラガ教団】の創始者にして最高指導者。教団は彼が一代で築いたという。
極端に背が低く、ふさふさと豊かな眉と髭、常に閉じている目、6つのコブを持つ特異な形の杖が特徴的。
鷹揚で洒脱な好々爺で、【エステラ】【トビアス】はじめ全団員の信奉を一身に集める。
5つの領界を繋げて【ナドラガ】神を復活させ竜族に救いをもたらす「解放者」の登場を待ちわびていた。
 
【妖精図書館】の『灼熱の大地』という本にオルストフの名前が出てくるが、この本はエステラの記憶と思われる。

特徴 Edit

ゲーム中の役割は、主人公の次の行き先を指定する狂言回し的な立場に留まるが、それを超えて意味深な存在感は、ストーリーごとのエピローグによるところが大きい。
Ver.2の【クロウズ】と同じ役割で、鬱BGMの中、青白くたゆたう炎に、断片的な予告映像が現れる。

たゆたう炎よ……。
解放者が歩みゆく 新たなる未来を
今ここに示しておくれ。*1

なお、「たゆたう」は実生活であまり使わない、耳慣れない言葉のため、【DQX TV ニコニコ超会議2017 出張版スペシャル】のVer.3ストーリーを振り返る企画では、オルストフの紹介に「たゆじい」とのコメントが飛んだ。

【ナドラガンドの決戦】(Ver.3.5後期) Edit

エステラによると、幼き日に戒律を破ったエステラとトビアスにも怒らずに接していたらしい。
そのため「【神官長ナダイア】に騙されてしまったのだろう、優しい人だから。」と心配されていた。
ナダイアに【大神殿・地下】へと連れ込まれ、重傷を負ったように見えたが…。
 
これまで好々爺を演じてきた彼だが、ここに来てその仮面を完膚なきまでにぶっ壊す。
しかし、本性を現してもなお穏やかな喋り口が一層不気味さを際立たせている。
 
ナダイアを倒して駆け寄る主人公たちを前に、彼はその邪悪極まる本性を現した。
彼は自らを「竜神の意志」と名乗り、閉じていた瞼の奥に隠された黒い瞳と赤い光彩を露わにし、解放者たる主人公が領界を一つにするために、ありとあらゆる手を尽くしてきたと明かす。
これまで【邪悪なる意志】してきたと思われた所業は、全て彼が糸を引いていたのである。
つまりは、今までの領界での冒険は、ただ彼の掌の上で踊っていたにすぎなかったのである。邪悪なる意志とはナダイアが名乗っていた名だったが、彼の正体を考慮すると彼こそが文字通り、真の邪悪なる意志であったと言えよう。
 
そして、彼は隠していた蠍のような長いしっぽで、何と主人公を殺すという暴挙に出る。
蠍の尾で背後から主人公を貫き、一旦尾を服の中に仕舞うが直後に伏した主人公をもう一度突き刺し、そのまま中空へ持ち上げ振り回し、床に叩きつけるという結構えげつない殺し方を披露した。どこが安らかな死に方だ。
この場面の演出は一人称視点で、特に主人公が女性キャラの場合だとなかなかショッキングなシーンかもしれない。背後から教団の教祖に蠍の尾のようなもので貫かれる…。
刺突と叩き付けだけでも十分なダメージになりそうだが、オルストフの【死に至る毒針】【大いなる闇の根源】譲りの強力な【魔瘴】が含まれており、主人公はこれで完全にトドメを刺され【勇者姫アンルシア】【ザオリク】すら受け付けない状態になってしまった。
過去の長いDQシリーズ本編の歴史を見ても、ザオ系呪文での復活ができない形で主人公を殺した人物はオフラインの【冥王ネルゲル】に続き2人目である。
主人公はその後六神の力を得て復活するが、彼はそれすらも計算の内にいれていた。
彼が主人公を殺した理由は、六神の神の器たちの支えである主人公に手を下す事で、復活の為に手を貸すであろう六神の力を導いて、創生の霊核に閉じ込めた竜神の心臓を奪い返すためだった。
巨大な手で主人公の懐から聖印を奪うと、その力で霊核から竜神の心臓を奪ってみせた。
 
その正体は「ナドラガ神の意志」であり、ナドラガが封印された時に血肉の一部が切り離されて自我を与えられ、復活の願いを託されたもの(いってみればナドラガそのもの)である。
終盤はその事とエステラがナドラガ神の器である事を明かし、肉体の封印された【神墟ナドラグラム】で、心臓と器である彼女を用いて復活の儀を行う。
【邪竜教祖オルストフ】として正体を現し、怒りに燃えるクロウズを一蹴。主人公と兄弟姉妹に戦いを挑む。
戦いには敗れるもそれも想定内であり、既に儀式は完了していたため「これで心おきなく神のもとへ行ける」と満足げに語り、自ら消滅してナドラガ神と一体化する。彼はいわば、ナドラガ復活の最後のキーだったのである。
しかし、エステラの育ての親としての情は残っていたらしく、最後にナドラガ神の体内から脱出するエステラ達に道を示し、ナドラガンドを見守るのを快く承諾し、ナドラガと共に死亡した。
 
主人公を殺害する暴挙や邪悪なる意志による自作自演工作、終盤の見開いた眼など癪に障るシーンも多々あるが、最終的に助けてくれたことやエステラ・トビアスに対する父親としての愛情、序盤の軽快な性格など決して悪人とは一概には言えない部分も多々見受けられ、ナドラガやナダイアほど憎しみを向けるプレイヤーは少ない。ただ総選挙には不参加なのでどれ程好感を向けられているかは不明。







*1 2・3行目は毎回違う。これはVer.3.1エピローグでの台詞。