【謎の影】

Last-modified: 2023-10-19 (木) 15:57:26

概要

Ver.4ストーリーに度々現れる謎の存在。
見た目は真っ黒な身体に青いオーラを纏っているといった感じだが、その姿は大きさや髪形はもちろん、人間か他種族かの状態も登場時点でのプレイヤーと全く同じである(装備のみ反映されない為、全裸に見えてしまう)。
正式の名称が不明のため、当辞典ではこの呼称を使用する。
 
Ver.4.4までは直接対峙することは無く台詞も一切無しと、Ver.4全体でも最大の謎のひとつであったが、道筋を示したり危機を救ったりと少なくとも【主人公】に害をなす存在ではなさそうである。
そしてVer.4.5前期のストーリーでその正体が判明した。

【遥かなる故郷へ】(Ver.4.0)

幻影の【ドミネウス邸】で初登場。
燭台の仕掛けを操作し、暖炉に隠された扉を開けて中に入っていった。

【赤き大地の双王子】(Ver.4.2)

【鬼岩城】【チャコル】を助け出した直後に登場。
仕掛けを操作して滝を止める方法を示してくれる。
この時【グリエ王子】も同行していたのだが彼には見えていなかったらしく、仕掛けを操作したのはチャコルだと思っていた。

【うつろなる花のゆりかご】(Ver.4.4)

【ゴミ処理場】で登場。
【C141】に落とされ、あわや粉砕装置に飲み込まれそうになったところで制御室に現れ、機械を止めてくれる。

【遥かなる未来への旅路】(Ver.4.5前期)

正体は【時獄の迷宮】内で過去を彷徨う主人公自身であった。
要するにここでの主人公が、過去の自分に進むべき道を示していたのである。
時獄の迷宮側の主人公も過去の自分の影が見えている事からお互いに見えていたことになる。
過去のその場にいた他の人物は、こちらからはそのままの姿で見えているが、あちらからの反応は無くやはり認識されていない様子。
ただしチャコル(【メレアーデ】)は話しかけると鳴き返してくるので、こちらを認識できている可能性がある。
ということは、ここで他の時間の人物を認識できるかどうかには時渡りのチカラが関係しているのかもしれない。
 
なお、ネコ集めのお話にて、実は主人公に檻から助けられた後もう1人の主人公が見えた為付いて行ったらしい。どうして付いて行ったのかとも考え込んでいたがどこか頭がぼんやりとしていた為、気のせいだと済ませている。
 
余談ではあるが、ここで主人公が仕掛けを作動させる際の知識の出どころを深く考えると、未来の自分と過去の自分の間で情報がループすることから、タイムパラドックスが発生している。
所謂「因果のループ」というやつである。