【電池】

Last-modified: 2020-02-08 (土) 19:51:24

Wii等のコントローラーの電池については、【Wiiリモコンの電池が 切れそうです。】をご覧ください。

概要

【魔法戦士】の俗称、蔑称として使われていた言葉。
かつての魔法戦士は非力で、専ら【MPパサー】【マジックルーレット】【バイキルト】【ピオリム】で電池のようにMPとバフを供給することが仕事であったため、このように呼ばれていた。
この呼称があるため、「武武電僧」といったように魔法戦士のことを漢字一文字で「電」と略されていたこともある。
 
しかし、魔法戦士はVer.2.1後期から3.5にかけてのテコ入れの結果、【フォースブレイク】【クロックチャージ】といった単なるMP回復やバイキ役に留まらない強力な支援能力を手に入れ、今となってはボス戦において必須クラスの職業にまで上り詰めている。
そのため、「MP回復くらいしかできない」というマイナスの意味合いが込められたこの言葉はもはや死語と化している。
 
一方、テコ入れはMP回復の方面にも入っており、現在では超強化されたMPパサーやマジックルーレットにより武器や相手のMP吸収耐性に関係なく安定した大回復が可能となっている。
そのため、長期の狩りやボス戦でMP回復アイテムをケチりたいときは、今でもMPヒーラーとして魔法戦士にお呼びがかかることはある。
雑魚乱獲では範囲攻撃が少なく集団戦に弱い、AIではバイキルトを優先するおかげで【ぶちスライム】の乱獲や白宝箱狩りなど速攻で狩っていきたい時には不向きという側面から、電池扱いなのは今でも変わっていないとは言える。
さしずめ、「有能な電池」である。

Ver.1.2

当初は【両手杖】を持って通常攻撃のMP吸収やMPアップ・戦闘勝利時MP回復のスキル効果でMPを補うのが主流であった。
サポートAIはMPパサーを使ってくれないので、電池目的でサポート魔法戦士を雇っても意味が無かった。

Ver.1.3

MPパサーとマジックルーレットを使ってくれるようになり、サポートでも電池として機能するようになった。
更に後期では戦闘開始時に6%で必殺チャージする【悪霊の仮面】が追加。
発動確率自体は低いのだが、狩り中に数度ぐらいは発動するので、これを付ける事でかなりMPを持たせる事が可能となる。
しかし、悪霊の仮面の入手難度自体が高い上、その悪霊戦で魔戦の席がほとんどなく、PT募集のハードルも高い為に仮面の普及率は低く、悪霊付きのサポを雇うのは困難だった。
 
魔法の迷宮では道中は手早く済ませたい人が多いので、素の攻撃力として役立たない電池は歓迎されない傾向が強かった。

Ver.2.1前期

【どうぐ倍化術】【どうぐ範囲化術】を持ち、手早くパーティ全体にMP回復を行える【どうぐ使い】の登場により、魔法戦士の電池の立場が揺らぎ始めた。
安価なMP回復薬である【まほうのせいすい】が魔法の迷宮などで手に入り、余りがちになっていたことも大きい。
しかし、アイテムを使えないサポート仲間ではまだ魔法戦士に軍配があがる。

Ver.2.1後期

フォース範囲化とフォースブレイクによって魔法戦士が復権。ここから「電池」以外の役割もできるようになってくる。

Ver.3.0

マジックルーレットが範囲化。加えて宝珠「マジックルーレットの閃き」で必殺チャージ率を上げられるようになり、多少運に左右されるがMP供給がさらに容易になった。必然的にMPパサーの出番も減少することに。
また、宝珠「天使の矢の極意」により、(相手のMP吸収耐性にもよるが)【天使の矢】で一発30~50ぐらい吸えるようになり、パサー一発分のMPを確保するのも容易になった。

Ver.3.3

【領界調査クエスト】が実装。かなり長い事フィールドで狩りをする事になるので、MPヒーラーとしての魔法戦士が再び活躍する。

Ver.3.5

MPパサー・マジックルーレット・フォースブレイク・クロックチャージがまとめて強化。MPヒーラーとしても、バフ・デバフ役としてもより活躍できるようになった。

Ver.4.0

Ver.4シリーズを通して、メインストーリーにてMP攻撃が特徴的な【ヘルゲゴーグ】系統の敵が多数登場するため、ストーリー攻略において活躍が見込める。
領界調査クエストの後継である【世界調律クエスト】でも、MP補給のために一考の余地がある。

関連項目