概要 
【メルサンディ村】のストーリーに登場する人物兼ボスモンスター。
大きなとんがり帽子に腰まで伸びた金髪と【オガ子】顔負けのセクシー体型の魔女。手に傘を持っており、紫の球体に腰掛けている。
ある理由で【ザンクローネ】を恨んでおり、メルサンディ村の破壊とザンクローネに並々ならぬ執念を見せる。
そのセクシーさゆえの人気か、Ver.2.3では【グレイツェルの像・庭】?が、Ver.3.3後期では彼女のコスプレができる装備【妖艶な魔女セット】が実装された。
色違いは長らくいなかったが、Ver.3.4で【グルービー先生】、Ver.6.0で【芳墨の堕天将フィア】が追加された。
【眠れる勇者と導きの盟友】(Ver.2.0) 
Ver.2の【タイトルムービー】に【セラフィ】や【リゼロッタ】と共に登場しストーリーに関わる重要人物と思われたが、【魔女の森】というそれらしい場所があるにも関わらず影も形も見当たらなかった。
【重なりし運命の大地】(Ver.2.1) 
ザンクローネが真のレンダーシアに現れるのに呼応するように登場。やはり真の魔女の森を根城にしていた。
ザンクローネの身体を引き裂き、その身体の部位を魔物に変えてメルサンディ村を襲わせていた。
ザンクローネの心臓から作られた【ハートボイルド】を破壊させることで勝利を確信したが、【アイリ】の願いで起こった奇跡によりザンクローネが一時的に完全な身体を取り戻すという予想外の事態に驚きつつもリベンジを仄めかし、どこかへと逃げていった。
【英雄と魔女のフィナーレ】(Ver.2.3) 
ザンクローネに対する復讐を決行。第3話【英雄はすべてを救う】ではボス戦となる。
アイリがパンパニーニの想定していた結末を変更したこともあり、戦闘後に正体が【クレル】であることが明かされ、ザンクローネの犠牲をもって元に戻る。
攻略 
通常版 
前述の通りクエスト最終話で対決。偽りの【夜宴館】で【ダークペルシャ】3匹、【リリパット】2匹と共に戦うことになる。
【ハートボイルド】の時とほぼ同じマップ構成で、お供のモンスターは2階にいるため、こちらも魔法か弓などの遠隔武器で応戦するか、接近戦の場合は階段を上がる必要がある(Ver.5.3以降は【まもの使い】の【双竜打ち】も下から届く)。
ダークペルシャは【メラミ】、【メラゾーマ】、【ドルモーア】、【ドルマドン】を、リリパットは威力が低めの通常攻撃や【さみだれうち】を行う。ダークペルシャは押していると【イオグランデ】を使う。
各行動の射程が通常より異様に長くなっており、また押したりノックバックさせるといった要因以外で動くことは一切ない。
また、【パラディンガード】や【モンスターゾーン】で【怒る】?ことは無い。
一方の魔女本体は自身中心の中範囲に330程度の大ダメージと【呪い】・【幻惑】をもたらす【フェザースコール】と、対象を中心にパン化させて行動を封じる【パンパカパーン】を頻繁に行い、時折【魔女の舞踏会】で全体を短時間踊りにして行動を封じ、【マヒャデドス】を唱えることがある。非力ながらも通常攻撃をすることも。
特に使用頻度の高いフェザースコール(呪いと幻惑の対処も含めて)とパンパカパーン、ダークペルシャのドルマドンへの対処が鍵となるだろう。パンパカパーンは強化がよく消されるので、【キラキラポーン】や【天使の守り】を過信しないように。
パンパカパーンを受けるとしばらくの間問答無用で何もできなくなるので、回復役を2人は用意した上で、全員パン化しないようにお互い距離をとること。
耐性の穴としては【ノックバック】?が挙げられる。ただし例によって効かない時は効かないので過信は出来ない。また強耐性ながらも【眠り】耐性にも穴があるので、暴走【ラリホー】を叩き込むと寝ることもある……が、これもあまり入らない時は全くといっていいほど入らないのでアテにしすぎないように。
なお、【マホトーン】も一応効くが、元々マヒャデドスの使用頻度は高くないのであまり意味はない。そもそも【冥獣王ネルゲル】や【災厄の王】と同じく、他の行動が恐ろしすぎるせいでマヒャデドス自体がサービス行動とも言えるため、逆に対策はしない方が良かったり。
ちなみに【氷属性】には強力な耐性を持っているため、攻撃は他の属性で。
イベントでは【メラゾストーム】(五指爆炎弾)のような攻撃をザンクローネに行ったが、戦闘中で使うことはない。
強ボス 
Ver.3.0より追加。初のクエストボスからの強ボス参戦である。当然、上記クエストをクリアしないと解放されない。
高低差でしもべが援護射撃してくる状況は変わらず。ただしダークペルシャは【メラガイアー】と【ドルマドン】に強化され、リリパットもMPにダメージを与える【魔法の矢】が追加されている。
ダークペルシャの呪文によるダメージは300前後にもおよび、リリパットの通常攻撃も守備力によっては200程度になるので、1人にタゲが集中したりそこにグレイツェル強の攻撃が合わさるとあっという間に戦闘不能者が出る。
開幕に戦闘不能者が出ると回復に追われたり、タゲが1人に集中しやすくなって更に死者が出る場合もある。
しかしHPはリリパットは1500程度、ダークペルシャは1800程度と通常時より落ちているため、魔法や弓などで集中攻撃すれば数ターンで倒せる。【ピンクタイフーン】や【百花繚乱】など一部の範囲攻撃なら下から攻撃可能である。
【アゲハ乱舞】でも宝珠などで強化すれば下からのSHT一撃で倒せるようになっている。
Ver.5.3からはムチ装備の【まもの使い】も階下から攻撃が届くようになっている。
また、【判断力】が高いのかダークペルシャはパーティ全員が【マホカンタ】等で呪文反射状態になると一切行動しなくなる。
問題は1階中央に【魔女の釜】が追加されている点。こいつは強化された【おばけトマト】を1回3匹のペースでドンドン生み出す。HP自体はたいしたことないが、【メガンテ】で次から次へと自爆するので、即死耐性がないとやってられない。
しかもこの釜はHPが半分以下になるとハートボイルドまで生み出す。こいつがもっとも厄介で、特技ですぐ激怒する上に激怒するとおしつぶしが即死クラスとなる。
そして本人はといえばパンパカパーンこそ怒り時にしか使わなくなってるものの、しもべ共を【ピオリム】、【バイキルト】でサポートしつつマヒャデドスで攻撃する。
マヒャデドスの威力は300程度の為、しもべの攻撃と重なると戦闘不能になる可能性が高い。
やっとの思いでしもべを倒したと思ってもグレイツェルのHPが55%以下になるか、他の敵を全て倒すとなんと【ミラージュボディ】で3人に分身。
この分身の方は行動間隔が早い他、【ナイトフィーバー】で全員のテンションを上げてきたり、【ディバインフェザー】で呪文耐性を下げ、【イオグランデ】や【マヒャド】を連発する。
厄介なのはこれらの行動を手分けして同時に使用してくることが多いため、3体の行動次第ではあっという間に全滅が見えてくる。
【勇者姫アンルシア】は同行しないので、【勇者の眼】などという便利なものは使えない。
【おたけび】への耐性は低めなので、ミラージュボディの吹き出しが出たらおたけびを食らわせることが可能。
赤色にすると怒ってミラージュボディは使わなくなるので、【スタン】中に一気に体力を削って怒りを貰うのが望ましい。ただし、怒り時にはパンパカパーンを使うので複数人が巻き込まれないように注意。
分身したグレイツェルとハートボイルドが同時に出現する状況だけは避けたほうが賢明。
敵の数は多いが、範囲攻撃より威力の高い単体攻撃で一体ずつ倒したほうが安全。
パーティ構成やサポート仲間の行動によっても異なるが、どちらかを集中して先に倒そう。どちらかと言えば魔女から先に倒した方がハートボイルドへの攻撃に専念できる分、より安全。
戦闘フィールドの構造も相まって【強戦士の書】のボスの中でははっきり言って段違いに強く、相当プレイヤー側が強くなったVer.4.5現在でも運が悪ければ即壊滅が見えてくるほど。
現在は構成や作戦次第でサポ討伐は可能だが、それでも展開次第では立て直す間もなく壊滅することも珍しくない。前述した通りトマトが次から次へと自爆するので全員が即死耐性がないとやってられない。幸い、即死耐性持ちのサポは酒場で登録されている数が多い。
自分が【天地雷鳴士】で【カカロン】を呼ぶプレイが比較的安全といえる。【賢者】も飛んでくる呪文の数々を【マホステ】で無効化でき、魔力を盛って杖装備ならダークペルシャとリリパットをドルモーアで2撃処理できるので相性がいい。お化けトマトを呼ばれても釜ごとイオグランデで攻撃できる。
当初、【サポート仲間】は2階の雑魚を残したまま魔女や釜への攻撃を行うため、自分【僧侶】での攻略は絶望的であったが、のちにAIが改善されている。しかし、【CT】付きの技がグレイツェルに向くことが多く、それでグレイツェルにダメージが入ると何匹か残したままサポがグレイツェルに向かうことになるので、やはり他の職より難易度は高い。
構成が安定すれば2分台で討伐も可能。【CT】技で一気に削って増援を無くせば1分台もみこめる(サポ討伐だと運まかせになるが)。
プレイヤーの能力が向上し高倍率な特技も解放されて来た昨今では、サポートでも分身される前にグレイツェルを沈めたり増援を呼ばれる前に釜を倒し切るのも容易になってきている。
報酬はオーブ(色はランダム)が確定で3個。
実装初期は確定でなかったため、これだけ苦しい戦いなのにオーブが出ず嫌な思いをするというプレイヤーが非常に多かったことを受けて確定となったようだ。
討伐モンスターリストによると、彼女の能力は作者パンパニーニの没ネタとのこと。
Ver.4.2までは強ボスで唯一宝珠を落としていた。種類は最上級呪文(メラガイアーなど)の瞬き。
Ver.4.3以降は「ぱふぱふの技巧」がドロップに追加された。
実装当初は【特訓スタンプ】は20Pだったが、Ver.3.2前期から倍の40Pに変更された。
その他イベント 
【モンスターバトルロード 仲間モンスター協力バトルチャレンジ!】 
第2回の2回戦「魅惑の女子会」のうちの1人で「魔女グレイツェル強」名義で【妖魔ジュリアンテ強】と【呪術師マリーン強】と共に参戦。
魔女の釜とマリーン強は戦闘開始時の段階ではおらず、【釜召喚】を使って魔女の釜を呼び出し、魔女の釜のHPが減るとマリーン強を出現させて魔女の釜が力尽きるという仕組みになっている。
強ボス時より更にパターンが増えており、魔女の舞踏会が踊りに加えて炎と氷耐性を大きく下げる追加効果を持つようになり、更に【ギラグレイド】も扱うようになっている他、「キャハハ!」という台詞と共に【災禍の陣】を使ってくる。
ステータスも全体的に増えているが、それ以外の点では基本的に強ボスのものと変わらない。ただしHPが減ったら相変わらずミラージュボディをしてくるし他のメンバーも強力なため、1対1に持ち込むまでが一苦労となる。
基本的に最もHPが多い上にHPが減るとミラージュボディを使って分身されるので、対応を後回しにして最後に倒す方針が良いとされる。
【美の競演! 第4回アストルティア・クイーン総選挙!】 
予選を勝ち抜き本戦出場を果たした。【渾身の力を込めて】をBGMに登場してくる。
3位セラフィには3千票近くまで迫ったものの惜しくも4位となった。
後に発表された予選会の順位は3位で、4位だったセラフィに逆転を許した形となった。
【大富豪】 
2022年5月25日より、【ドラゴンクエストX ショップ】にて「グレイツェルトランプ」が販売。
本作の魔女グレイツェルとしては初めて【キャラクターボイス】がついた。声優は下記のDQRAと同じく壹岐紹未。
他作品・企画への出演 
モンスターズジョーカー3に登場している他、タクトではハロウィン仕様にコスチュームチェンジしたトリックグレイツェルとして登場した。
DQRA 
真3弾で【キャラクターボイス】はクレル役の壹岐紹未に決定した。
ドラゴンクエストウォーク 
2022年7月7日より配信のストーリークエスト『賢者と受け継がれしさとりのしょ』にボスキャラとメガモンスターとして登場。キャラ名称に魔女は付かず「グレイツェル」のみの表記となる。こちらでも状態異常攻撃でパン化を仕掛けてくるが、生存キャラが全員パン化されると全滅扱いとなる。詳しくはこちらを参照。