【魔界大戦】

Last-modified: 2020-04-03 (金) 16:40:17

・バージョン5ストーリー

【いばらの巫女と滅びの神】-【魔界大戦】

概要 Edit

【Ver.5.1】のメインストーリー及びストーリー中で勃発した戦いの名称。【Ver.5.0】のストーリーをクリアした状態で、ゴダ神殿の魔仙卿の元を訪れると開始される。
ストーリー中、【アビスジュエル】によるワープが出来なくなる地域が出てくることが大きな特徴。
ストーリーを全てクリアすれば解消されるため、平行してフィールドコンテンツ等を遊ぶ場合は注意が必要となる。
ちなみにこれまでで最も短いサブタイトルでもある。

ストーリー Edit

魔仙卿からの呼び出し Edit

魔仙卿の呼び出しを受けてゴダ神殿を訪れた主人公は、イルーシャにも話があるが神殿には見当たらないため、ジャディンの園へ探しに行くように言われる。
 
イルーシャは、花畑で穏やかに過ごしていた。
魔仙卿によれば、【魔瘴の像】より現れてからこれまでこの地で保護してきたが、イルーシャは未だ自身の名前以外の記憶は思い出せていないらしい。
しかしながらイルーシャには魔瘴を操るチカラがあることだけは判明しているため、魔仙卿は各地で活性化してきている【魔瘴塚】の浄化を依頼。イルーシャは、「自分に出来る事なら」と快く引き受けた。
主人公は、イルーシャの道中の護衛を任される事となった。

魔瘴の巫女 Edit

(3か所ある魔瘴塚の浄化順序は順不同。)
 
【ジャリムバハ砂漠】の魔瘴塚の魔瘴をイルーシャが取り除くと、ふと主人公の意識が暗くなってしまう。
目を開けると、何もない白い空間に佇むイルーシャがいた。
話しかけようと近づくとイルーシャが振り返り、主人公の背後を見て驚きの声を上げ、直後巨大な黒い手が二人に襲い掛かり視界が真っ暗になった。
再び目を覚ますとその場で倒れこんでいたようで、イルーシャが心配そうにこちらを見ていた。
「……見えたのね?」と問わるも訳が分からず体を起こすと、魔瘴塚の様子はガラリと変わっていた。草花が茂り澄んだ湧き水を湛えた美しい岩場となったのだ。どうやら浄化は成功したようだ。
 
【ゲルヘナ幻野】の魔瘴塚では、溢れ出る魔瘴の様子を見に来ていたヴァレリアとその側近のベルトロと遭遇するが、「貴様などに構っている時間も惜しい」と早々に立ち去って行ったため何事も起こらなかった。
 
【ベルヴァインの森西】にある魔瘴塚には、溢れ出る魔瘴の様子を見に来ていた領主のオジャロスとその護衛の兵士と遭遇した。
「何者だ」と武器を構える兵士を穏やかに諫めたオジャロスは、「この辺りは危険だから離れたほうがよい」と主人公とイルーシャに気遣いの言葉を投げかけた。どうやら温厚な人物のようである。
イルーシャは「それを止めに来た」とすぐさま魔瘴の浄化にとりかかり、あっという間に夥しい量の魔瘴は消え失せた。
この一部始終を見ていたオジャロスはイルーシャを「魔瘴の巫女」と呼び称え、感謝の言葉を述べた。
時間に煩い姉が怖いということで兵士とともに早々に立ち去っていくオジャロス。一連の出来事を、「ミタゾ…ミタゾ!」と森の巨木の陰から見ていた一匹のモンスターが居た。
 
三つの魔瘴塚の浄化が無事に終わり魔仙卿の元へ戻った二人は、イルーシャの記憶は戻らなかったが巨大な黒い手に襲われる記憶の光景を見たことを報告。
すると森で二人を見ていたモンスターが現れ、ホログラム映像のようなものを映し出した。
映し出されたのはげんじゅつしで、【魔幻都市ゴーラ】長老ヌブロと名乗った。

ゴーラの地 Edit

ヌブロ長老は、滅びたと思われていたゴーラの国の住人で、映像を映し出す【邪眼樹】を通してイルーシャの行動を見ており、今なお滅亡の危機にあるゴーラの地を救って欲しいと申し入れる。
イルーシャは主人公と一緒に行くという条件でこれを承諾した。
魔仙卿は、ゴーラに到着したら【大魔王の覇印】を探して欲しいと言う。
 
【バルディア山岳地帯】の北西にある扉の魔瘴石を浄化しようとした際、またも2本の腕に襲われる光景を見るがなんとか意識を取り戻し、二人は扉の奥へ進んだ。
高台からヴァレリアがそれを見ていたとは知らずに……。
 
【魔幻都市ゴーラ跡】奥地にある城【真・魔幻宮殿】へと向かう。
そこは【大魔王マデサゴーラ】の居城であったが、彼が【アストルティア】へ出征し帰らぬ者となってから魔瘴に覆われ、残された民が避難所として使用していた。
ヌブロ長老ら住民達は主人公とイルーシャを歓迎するが、マデサゴーラの孫【ペペロゴーラ】が「芸術」と称した落書きをする様に頭を抱えていた。
ヌブロ長老は大魔王の覇印については詳しく分からないが、とりあえず調べると言い、二人に客間で休むよう提案した。
 
翌朝ヌブロ長老から、大魔王の覇印はマデサゴーラが芸術作品の制作に使っていた【魔幻園マデッサンス】にあるアトリエに置いたままであろうという情報を得る。
さらに、そこが魔瘴の発生源であり、この原因も調べて欲しいという。
そこにペペロゴーラが案内役を買って出ようとするが、ヌブロ長老に軽くあしらわれ去って行った。
二人は宮殿の南西にある【奈落へいざなう棺桶】から魔幻園マデッサンスへ向かうことにした。

幻の大作 Edit

奈落にいざなう棺桶にはペペロゴーラが先回りしていた。
彼はマデサゴーラが遺した「幻の大作」を見てみたいのだと言う。
結局彼を連れて棺桶に乗り込み、魔幻園マデッサンスへ到着した。
 
マデサゴーラのアトリエに到着するが、部屋は荒れており、幻の大作もなくなっていた。
壁に幻の大作のデッサンは残っており、傍らにあるノートに制作の経緯が綴られていた。
 
作品のタイトルは『ほとばしる命の狂宴』といい、生きた魔物を魔法のカンバスに封じ込めて絵にしようとしていた。
魔瘴竜の目に顔料を使って紋章を刻み、大魔王の覇印を使って封印を完成させたはずが、「生きた作品」でないことに落胆したマデサゴーラはそれを捨ててしまったという。
 
幻の大作がもう捨てられているという事実にペペロゴーラは絶望するが、失敗作がアトリエの地下にある芸術の墓場に捨てられていることを思い出し、元気を取り戻す。
彼に次いで芸術の墓場へ向かうと、1枚のカンバスを発見した。
絵は描かれていなかったが、【魔瘴竜ジャオマンダ】が封印を破り飛び出そうとしていた。目の紋章は右目にしかなかった。
イルーシャはこれこそが魔瘴の発生源であると見抜き、主人公がジャオマンダを弱らせたところ、口から大魔王の覇印を吐き出した。
なおもマデサゴーラへの憎しみから襲ってくるジャオマンダに対し、ペペロゴーラは意を決して顔料を使い、左目に紋章を刻んだが、カンバスごと崖下に落ちてしまった。
イルーシャも崖下に飛び降り、魔瘴を吸収しながらペペロゴーラを光で支えた。
そして主人公がそのカンバスに大魔王の覇印を打ち込み、封印を再び完成させた。
 
カンバスには封じられたジャオマンダの絵がはっきりと描かれていた。
イルーシャはこの絵を「好き」と褒め称えた。
すっかり天狗になったペペロゴーラは顔料で転送ゲートを作り、絵を真・魔幻宮殿へ持ち帰った。
 
住民達からの絵の評判は今一つだったが、イルーシャが笑顔を見せたためその場は丸く収まった。
ヌブロ長老から魔瘴を抑えたことを感謝され、大魔王の覇印についてもペペロゴーラが持ち出しを許可してくれた。
最後にペペロゴーラは、絵を描くことに興味を持ったイルーシャにスケッチブックと画材道具を授けた。

魔界大戦勃発 Edit

イルーシャの記憶は戻らなかったが、彼女は今自分がやりたいことを思い切りやりたいと言った。
 
魔仙卿の元に戻ろうとした二人の前にバルディスタの軍勢が現れた。
ヴァレリアはバルディスタの魔瘴を抑えるため、無理矢理イルーシャを連れて行こうとした。
しかし兵士の中から煙幕弾が放たれ、イルーシャの姿が消えた。
鎧を着た兵士の中に【ユシュカ】【ナジーン】が紛れ込んでおり、意識を失ったイルーシャを高台へ連れ去った。
「返して欲しければファラザード城に来い、来られるものならな」と言い残し、再び煙幕弾を放ってその場を後にした。
激昂したヴァレリアは、直ちにファラザードへの進軍を命じた。
同時に、主人公の持つ【アビスジュエル】が弱い光を放った。魔界三国のアビスゲートが閉ざされたようだ。
 
急ぎジャリムバハ砂漠へ向かうが、既にバルディスタ軍は侵攻を開始しており、主人公は見張りの兵士に足止めを食らう。
その時、魔仙卿の使者として飛来した【モモモ】が、【旧ネクロデア領】から回り道でファラザードへ向かえると教えてくれ、関所の封印を解く【幽冥の巻物】?をくれる。

亡国ネクロデア Edit

封印が解かれた関所を抜け、主人公は【旧ネクロデア領】に足を踏み入れた。
廃墟に残された書物によれば、夥しいほどの白骨遺体と墓石、そして降りしきる灰で埋め尽くされたこの地には、かつて「暗鉄鉱ネクロダイト」という鉱石とそれを加工する特殊な製鉄技術によって栄えた「ネクロデア」という国があったらしい。
要所に点在する石柱に設置された不気味な石仮面たちは主人公の接近を察知すると起動。主人公の突然の来訪を拒絶し、「引き返せ」「呪われろ」と呪詛の言葉を吐き続けていた。言動から察するに、この仮面達はかつてこの地に住んでいたネクロデアの国民のようだが……。
ファラザードへの道を探す主人公は、旧ネクロデア領・集落跡を抜け、【王都ネクロデア跡】に辿り着いた。

ナジーンとの再会 Edit

王都に到着すると、王城の方角から悲鳴が聞こえた。
すぐさま駆けつけると、城の大広間で多数の亡者に囲まれ、今まさに襲われようとしている少女がいた。
主人公が助けに入ろうとしたその背後から、剣を一閃させ亡者を一太刀で退けた魔族が現れた。
なんと、ゴーラでユシュカと共にイルーシャをさらっていったナジーンだった。
「まさかこのような場所で君に会うとは」と言うナジーンには、主人公と敵対する意思も時間もないという。ひとまず亡者が近寄ってこない安全な場所に移動することになった。

玉座の間だったらしき大部屋の中央には、女魔族の形をした鉄の像があった。腹の部分には封印の紋が浮かび上がる剣が突き刺さっていて、よく見ると空に伸ばした左手が欠けている。なんとも不気味で異様な像だった。
ナジーンはこの像の周囲なら亡者も近寄ってこず、落ち着いて話が出来るという。
主人公と一緒に避難してきた少女は【ランテル】と名乗った。ファラザード出身の魔族で、おつかいの途中で道に迷ってしまったらしい。
ナジーンによれば、この鉄の像こそがこの国を滅ぼしたバルディスタの凶将【ゾブリス将軍】だという。今は【魔剣アストロン】の魔力によって、鉄の像に変化させられ封印されているようだ。
ナジーンは、こたびの大戦の勃発を鑑みて、ユシュカに魔剣のチカラが必要と判断。剣の回収のためにこの地を訪れたということだった。
ナジーンは主人公に取引を持ち掛けた。魔剣を回収するための封印の解除の見返りとして、イルーシャがいるファラザード城への抜け道を教える……というものだった。主人公はこれを了承し、魔剣の封印を解くための必要な3人の亡霊の話を聞いた。

ゾブリス将軍の討伐 Edit

三人の亡霊達から魔剣の封印解除の約束を取り付けた主人公は王城へ戻った。亡霊達との会話によって、ナジーンこそがこのネクロデア王国の王子だったということがわかった。
そしてナジーンが封印解除と同時にゾブリスを討たんとする場面を見守る。
ところが封印を解いた直後、突如としてナジーンが苦しみだした。背後から、ランテルが魔力でナジーンの動きを封じている。
ランテルはゾブリス将軍の鉄像に近づくとそのまま一体化。なんと、ゾブリス将軍が五体満足の状態で復活してしまった。少女ランテルの正体は、斬り落とされたゾブリスの左手だったのだ。
ゾブリスは200年間ずっとこの時を待ちわびていたと、ナジーンと主人公の命を狙って襲い掛かってきたが、主人公はこれを撃破。
ナジーンはなおも魔力による幻術にかかったまま苦しんでいたが、過去のユシュカとの会話をもう一度繰り返すことによって正気を取り戻し、「ネクロデアの王子は死んだ。今はファラザードのナジーンだ」と、決意を新たにネクロデア王国を後にした。
ゾブリス将軍が討たれたことによってネクロデアに降り続けていた悲憤の灰は止み、石仮面と化した国民の一部は天に昇って行った。

ユシュカとの再会 Edit

ナジーンは主人公と交わした取引通りにファラザード城への道を案内するべく【血潮の浜辺】へと主人公を導いた。
「鉄の祠」と言う建造物のスイッチをナジーンが操作すると、周辺の海水が一時的に吸い上げられ、徒歩で通行できる隠し砂州が現れた。ここを抜けていけば、下水道として利用されているザード遺跡からファラザード城へと進入できるらしい。
主人公はファラザード城の地下に辿りつき、そのまま玉座の間へと足を進めた。
 
玉座の間には不機嫌そうな表情で座するユシュカと、無事な様子のイルーシャがいた。どうやって城へ入ったと訝しむところへ、魔剣を携えたナジーンがやってきたのを見て、ユシュカは事態を把握した。
魔剣アストロンの献上にあたり、ナジーンは「一言申し上げたい」と口を開いた。
 
「協調」という魔界にはない考えをユシュカは説いているが、ならばなぜ主人公とは協調できないのか。今のユシュカは、自分の自尊心が守られる範囲で選択をしているだけである。
 
これを聞いたユシュカは「しもべでなくなった主人公ともう一度組めというのか」とナジーンに詰め寄るが、ナジーンはこう続けた。
 
大魔王選定の儀が行われたのは、主人公とユシュカが出合い、協力したからこそ実現した出来事だった。すなわち、ユシュカと主人公の選ぶ道が同じものとなるとき、魔界を動かす大きなチカラが生まれる……。
 
すぐには割り切れない様子のユシュカだったが、そこへ伝令としてシシカバブ団長が慌てた様子でやってきた。
ジャリムバハ砂漠を進軍していたバルディスタ軍が突如として撤退したという。
手薄となっていた本国に、戦争に関して不干渉を貫いていたはずのゼクレス魔導国が攻め入ったためらしい。
これはユシュカとオジャロスが通じ、ファラザードとゼクレスが密かに同盟を結び共謀して仕掛けた罠であった。魔瘴の巫女を餌にしてバルディスタ軍本隊を砂漠へと引き付け、その隙をゼクレスが叩いたのだ。ユシュカは好機が訪れたとして、バルディア山岳地帯への進軍を決定する。
イルーシャに対しては戦のための駒として無理やり連れてきてしまったことを詫びた上で解放、主人公に対しては「後は好きにしろ」とだけ述べ、ナジーンと共に戦地に向かって行ってしまうユシュカ。
イルーシャは嫌な予感がするとして、主人公にユシュカを手助けするように懇願した。主人公はこれを受け、戦場となったバルディア山岳地帯に赴いた。

ゼクレス魔導国の裏切り Edit

ゼクレスとファラザードの連合軍をもってしても、バルディスタ軍の兵力は圧倒的だった。
ナジーンとユシュカの元へ助太刀にやってきた主人公。ユシュカはなぜ、と驚愕するも、ナジーンを援護としてヴァレリアの元へ一騎討ちに打ってでてしまう。
その時、崖上で戦況を見ていたエルガドーラは突如として杖でアスバルを【太古の魔人】へと変貌させ、地上で戦う敵味方の兵の区別なく破壊光線での無差別攻撃を行った。
ヴァレリアはこれを回避するも、ユシュカをかばったナジーンは絶命してしまう。
ゼクレス王家の奇襲により痛手を負いつつも報復のため、ベルヴァインの森へと進軍するバルディスタ軍。
ユシュカ率いるファラザード軍は、壊滅的状況により一時撤退せざるを得なかった。

ミアラの宝杖と太古の魔人 Edit

ユシュカはファラザードの自室に閉じもこってしまった。イルーシャが声を掛け続けるも返答はない。
シシカバブはユシュカの境遇を慮ってか大号泣。そこへモモモが魔仙卿からの伝言を記録した【記憶の結晶】を持ってやってきた。
エルガドーラが息子アスバルを太古の魔人へと変貌させた杖は【ミアラの宝杖】といい、過去にも魔界全土を脅かした前科のある大変危険なアイテムだという。これの破壊を主人公へ要請する内容だった。
さらに現在バルディスタがゼクレスと激突しているということで正面からは城に近づけないという。
目的地がゼクレスということでナジーンの仇討ちに燃え特攻していくシシカバブ団。主人公はシシカバブがゼクレス兵を引き付けているその隙をつき、ゼクレス城に忍び込んで宝杖の破壊を遂行することとなった。
戦えないためその場に残ったイルーシャは、扉越しに未だ応答のないユシュカに語りかける。
自分には記憶はないが、今自分が何をしたいか、何をすべきかはわかる。ユシュカにも、ナジーンとともに見てきた夢があるはず。ユシュカは、これからどうしたいのか。
ユシュカの目は、決意に力を取り戻していた。
 
ゼクレス城の中枢である魔導広場へとやってきた主人公を迎え撃つエルガドーラは、その抹殺を目論み、再びアスバルを太古の魔人に変貌させた。
そこへ報復に燃える魔王ヴァレリアが間に割って入って激突する。が、魔王ヴァレリアの氷の魔力をも凌駕する魔人の破壊光線は、そのままヴァレリアを消し去ってしまう。
これを見た副官ベルトロはすぐさま全軍撤退を命令。エルガドーラは再度主人公へ標的を変更しようとする。
その時、城の尖塔からユシュカが現れた。「魔王が大魔王以外の者に膝を屈するなど、あってはならん」そうアスバルに言って飛びかかり、携えた魔剣アストロンで魔人の額の宝石を貫いた。
魔人の破壊光線は宝石が鉄塊化したことにより封じられた。これに激怒したエルガドーラは、自らの魔力の全てを魔人に注ぎ込みユシュカと主人公の殺害を命令。結果、エルガドーラは魔力を吸い尽くされて倒れた。
破壊光線は使用できなくなったものの、なおも主人公とユシュカに襲いかかる魔人。ユシュカはナジーンが語った言葉を思い起こし、「主人公と二人なら、どんな敵にも負ける気がしない」とわだかまりを吹っ切って戦いに臨んだ。
 
激戦の末、主人公とともに魔人を打ち倒しミアラの宝杖を破壊したユシュカ。ナジーンを屠った元凶として、アスバルに刃を突きつける。
そこへオジャロスが走ってきて制止に入った。ゼクレスの裏切りは全て姉であるエルガドーラの仕組んだことであり、アスバルはそのエルガドーラに魔力で強制的に操られていたことを自白。どうか許してくれと命乞いをした。
ユシュカは許せないと言った。だがそれはアスバルに対してではなく、己の未熟さゆえに招いた数々の惨事に対する自責の言葉であった。アスバルの異変にきちんと気がついていれば、己の策を過信しなければ、親友のナジーンを失う事もなかった……。
ユシュカは剣を納めた。オジャロスはアスバルともども命が助かった。
そこへイルーシャも二人を心配してやってきた。ユシュカは主人公に語りかける。
主人公がこれから選ぶ道が、己の道と対立することなく交わり共に進めることを願う。少なくとも、ナジーンはそれを望んでいた、と。
そして、「今はお互いに時間が必要だ」としてファラザードへ帰還していった。他二国と比較し損害は幾らかましなものであったが、復興に向けてやらなければならない事は山積みであった。
イルーシャは、ユシュカならばこの痛みを乗り越え、強くなるとみているようだ。
主人公は今回の事の顛末を魔仙卿へ報告するため、イルーシャとともにゴダ神殿へ戻った。

大戦の終結 Edit

魔界の三国はそれぞれ深手を負い、勝者はなく痛み分けという形で戦争は終結した。
魔王ヴァレリアを失い、負傷者が多数出るという壊滅的な被害を受け国民に動揺が広がるバルディスタ要塞。
王政の実権を握っていたエルガドーラ太后が死に、ミアラの宝杖も破壊され、太古の魔人という大量殺戮兵器を永久に失ったゼクレス魔導国。
副官ナジーンが犠牲となったものの、復興に歩みだした砂の都ファラザード。
大魔王不在のまま、大魔瘴期の到来が刻一刻と近づいている。