【dゲーム版】

Last-modified: 2021-01-28 (木) 22:37:47

概要

2013年12月16日から2021年1月26日12時までサービスが提供されていた、NTTドコモのタブレット・スマートフォン向けDQ10。
対応機種はdocomoのAndroid端末のみであり、iPhoneシリーズや他キャリアの端末ではプレイできなかった。またプレイはspモードの契約中、すなわちdocomoのスマホ・タブレットを利用契約していることが条件だった。
クラウドコンピューティングの技術により、最小限の性能で快適なプレイが行えたのが特徴。

クラウドコンピューティングとは

コンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態。
クラウドサーバにログインするとその先で仮想マシンが生成され、その仮想マシンが他機種と同様にゲームサーバと接続して処理を行う。ゲームの画面はクラウドサーバから端末に動画として常時送信されてくる。
端末の容量はとらないが、その分動画を見続けるのと同様なため、通信データの量が多く取られる。
DQ10では台湾Ubitus社の技術を使用している。UbitusはSwitch版PSO2をはじめ他にも採用例が多い。

プレイ料金

利用券料金
3日間利用券385円
10日間利用券715円
30日間利用券1,650円

初回は3時間無料でプレイできた。
dゲーム版専用の利用券のため、ほかのプラットフォームで利用券を購入しているアカウントでもdゲーム版で遊ぶにはこの料金が必須だった。
なお【キッズタイム】は対象外となっていた。

特徴

画面はWindows版をタブレット・スマホ向けに最適化したもの。
3DS版とは異なり、十分な通信速度がとれればプレイに支障が出ない程度の解像度は確保されていた。
DQ1~DQ8のアプリのようなボタンタップによるコマンド選択とは異なり、端末画面上の仮想ボタンをゲームコントローラ同等に使ってDQ10内のキャラクターやカーソルを動かしていく方式であった。
仮想ボタンは表示・非表示の切り替えが可能だが、機種によってはボタンがHP・MPの表示と重なって見づらくなってしまうこともあった。
 
リリースと同時期に発売された公式対応ゲームパッド以外の情報が乏しく対応状況は不明だが、ゲームパッドが使える場合があった。
なお、執筆者の環境ではBluetooth対応版のXbox Oneコントローラーでの動作を確認している。
 
ログインにはdアカウントを使用したが、【スクウェア・エニックス アカウント】と連携すれば他機種版のデータを引き継いでプレイすることも可能だった(Yahoo!ゲーム版には対応していなかった)。
通信手段はWi-Fiかモバイル回線(開始当時は「LTE」、現在の4G)かのどちらかを選べたが、大量のデータを通信しながらのプレイとなるのでWi-Fi環境が推奨されていた。
 
システムの形式上、【オフラインモード】であってもクラウドサーバとの常時通信は必須のため、上記料金を支払わなくてはならなかった。

dゲーム版のサービス終了

2020年9月のDQXTVにて、dゲーム版が2021年1月26日(火)をもってサービスを終了することが告知された。
 
理由としては、対応機種の少なさゆえの利用者の減少に加え、2020年2月に登場した【ブラウザ版】がdゲーム版の利用層を完全に内包するものになったことで、敢えてdゲーム版が選ばれることが無くなったことなどが明かされている。
 
サービス終了後も、スクウェア・エニックス アカウントと連携(IDリンク)していれば同じ端末でブラウザ版を使用することができるので、アカウント連携さえできていれば移行は容易であったが、dゲーム版サービス終了と同時にIDリンクの受付も終了した。

関連

【ニンテンドー3DS版】【ブラウザ版】:当作と同様クラウド技術を使用している。