【アビー】

Last-modified: 2024-03-03 (日) 02:45:10

概要

DQ10関連では同名の人物が以下の2名存在する。なお、先に登場したのは後者である。

  1. 【守護騎士団】の一員。
  2. 【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】の登場人物

DQ10

守護騎士団の一員である【人間】の女性アビゲイルの愛称で、ウェディの女性ルーヤからこう呼ばれている。
【シュナ】同様10本編とソウラそれぞれに同名の別人がいる。

蒼天のソウラ

魔博士の一人で、「魔境庭師」の肩書きを持つ大人の雰囲気漂う美女。途中参加型の幹部であり、【イシュマリク】達が不在の間、本拠地の留守役を勤めていた。
 
他の魔博士と異なり、生命を持つ植物系モンスターを従える。研究対象への好奇心からウェディに化け、イエバと名乗ってアズリアに近付いた。
フランクで話しやすい一方、動物も植物も自身の鉢植えに収まることを幸福と信じ、自軍の魔物を植物の肥料にしている。そのため「獣臭い」「磯臭い」とアズリアに近付くさるさやソウラを敵視し、我欲や肉体的な欲求など、動物的な要素を嫌悪している。また、目先の欲求にまみれて歯止めが効かない「動物」たる自分も嫌悪している一面を見せる。
 
他の3人は研究心や私欲から他の生命や意思を顧みないのに対し、自分が信じる正しい生命のありようを押し付ける独善に偏っている分、全員マッドな思考を持つ魔博士達の中でも特にヤバい思想を持ち、最終的な計画に必須とされるアズリアや、イシュマリクに「ちょっかい」程度には許されていたとは言えソウラを独断で襲撃。
娯楽島ラッカランに滞在していた【さるさ】含むぷらっぺ一座の魔物達にひとくいそうを寄生させ暴れさせたが、ソウラが生み出した【きせいじゅ】に逆に寄生され返され、一座のメンバーや滞在中の冒険者達に各個撃破される。自分の植物モンスターを倒し、アズリアと近しいソウラを目の敵にしたあと、わらいぐさに飲み込まれるという奇怪な方法で撤収した。
 
ルシナ村襲撃戦ではバックアップに努めるよう言われていたが、折よくイシュマリクの劣勢を大義名分にまたしてもアズリアを狙い自身をいばらドラゴンに変化させる。戦闘経験は皆無であるため、当初は一方的に打ちのめされていたが、アズリアの動揺を誘って捕獲に成功する。その後「動物」たる欲求が暴走しかけるもエストリスに制止され、本拠地帰還後しばらくは獄中にて謹慎させられていた。謹慎解除後は自ら望んでいる面もあってか、【常闇の君】に憑依される機会が多かった。
 
ソウラ達によるアズリア奪還作戦の終盤には自身を巨大な植物系モンスターに変化させて立ち塞がるも、復活したアズリアの【ヴェレノーマ】からの【ベギラゴン】に敗れる。ただし、植物系幹部のお約束で種を残しており、【プラクゥ】に回収された。
そして最終回直前、幼い容姿となって復活。

Dragon Departure

1.予感で彼女の出生が語られる。
三千数百年ほど前は【ウェディ】であり、純粋な清廉足りえない人の心に絶望し、植物を偏愛するようになりその才能を帝国?に買われ、同じく招かれたゾフィーヌ、プラクゥ、エストリスと意気投合して抜群の戦果を生んだものの、人倫を逸脱した研究姿勢が災いし、周囲に疎まれた末に二人の研究者(【クオード】【主人公の兄弟姉妹】?)によって時空の狭間に飛ばされてしまう。
その空間の中で【悪夢龍レムナス】の声を聴き、研究成果をレムナスの為に役立てる事を条件に3000年後のアストルティアに帰してもらい、魔族の肉体を手に入れた。
本編最終話の後、自身が担当する献義体の種を開発した。
 
5.奈落ではウェディ時代の過去がアズリアに対して語られる。
古代の【ウェナ諸島】に栄えた小国の貴族出身であり、幼少の頃から花を愛でる事しか知らなかったものの、政略結婚をする。
優しい夫との間に子をもうけたものの、国内の政情による内乱により夫と子供との関係が悪化した末に子供と敵対。
子供はアビーの命を狙っていたため、先んじて毒殺する事となり、国も全て失った。
何より純粋無垢だった我が子が暗殺者に成り果てた事で人の心を信じられなくなり、今の性格に変わって植物にしか心を開かなくなったのである。
 
9.受肉ではソウラ達と【ギラチス】との戦いを見届け、レムナスの〈仮面〉から献義体の種を渡せと言われるも、アズリア達を守るべく種を飲み込み巨木へと変化。アズリアに笑顔を見せ、【バシルーラ】で彼女達を逃がした直後にレムナスの〈仮面〉が起こした火の海の中に崩れ落ちていき、その灰は星のように舞い上がっていったという。
 
12.竜の門出ではゾフィーヌ、エストリス、プラクゥ、常闇の君が時空の狭間にある時空の牢獄へと戻ったが、アビーだけは一抜けした模様。

関連項目

【ゾフィーヌ】
【エストリス】
【プラクゥ】