【エンゼルスライム帽】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 08:24:50

概要

Ver.2.0発売記念として新人ユーザや復帰ユーザ限定で配布された、【エンゼルスライム】の姿を模したアタマ装備。
Ver.3.0からは【初期村】出入口にいる帽子係から誰でも1キャラにつき一度だけ受け取れるようになった。
バージョンごとに有効上限レベルと職業制限がシフトしていく特殊な装備で、伝統的に実装したての新職業を除く全職業が装備可能という扱い。ただし、後述の通り新職業が装備可能になるタイミングは結構まちまち。

装備効果詳細

  • パーティー内の特定のレベル以下のメンバーの戦闘経験値3倍(+200%)
  • 戦闘に勝利すると稀に【エンゼルハーツ】を落とす(金色の【宝箱】
  • 本人の職人経験値1.5倍(+50%)
  • 装備して酒場に預けると、【サポート仲間】の検索結果で優先的に表示される

いずれの効果もその時点の特定Lv以下(Ver.7.0時点の戦闘の上限設定は職業Lv116未満、6.5後期より職人作業も対象になり現在ではLv75未満)で発揮される。職業経験値とエンゼルハーツの効果はレベル条件を満たす装備者(サポート仲間含む)が1人いれば対象レベルのパーティメンバー全員が有効になるので、その時点で装備不可な新職業も間接的に効果を受けられる。
 
【元気玉】など、他の経験値増加要素と併用した時の仕様は【経験値】の項を参照。元気玉と違って釣り経験値には効果がないので、併用時は混同しないよう注意。
【仲間モンスター】は装備不可でパーティの経験値アップ効果も受けられない。クエスト経験値受取時や【達人のオーブ】・古文書などの経験値獲得系アイテム使用時にも効果はない。
 
上限Lv以上で装備しても全効果無効により一切意味はなく、酒場でこれを装備したままの上限Lv以上のサポ仲間を借りようとすると「(サポ仲間)さんはレベルが高いから効果はないけれど大丈夫?」と聞かれる。上限Lvを超えたらアタマ装備の変更を忘れずに。
 
Ver.5.0のスキルシステム大幅改修までは低レベル帯での【スキルポイント】獲得はレベルアップ時の獲得分に大きく依存していたため、この装備は【パッシブスキル】総取りが当たり前の風潮に新人がついていけなくなるのを防ぐ対策の一環だった。改修後は職業クエストだけで【フルパッシブ】可能なほか、天地雷鳴士から新職業の初期レベルが50開始となったことで帽子本来の低レベル底上げという役目は薄くなりつつあるが、バージョンごとに上限レベルも上がっているため、依然としてレベル上げの手間を減らす有用な装備に変わりはない。
 
ちなみに店売り・取り引きはもちろん、【ドレスアップ】【マイコーデ】への登録もできない。【カラーリング】は一応可能だが小さなラインとつばの部分のみで本体のピンクは変えられない。もし捨ててしまった場合、【小国】の酒場で専用の【交換屋】にエンゼルハーツを渡す以外に再入手方法はない。エンゼルハーツは取り引き不可なので、帽子を装備した有効Lvの(サポ)仲間と組んでエンゼルハーツを1つ入手する必要がある。
 
欠点としては、頭装備をこれにすると頭の錬金効果や防具一式のセット効果が受けられない。後衛職装備の場合は特に頭装備は(こうげき・かいふく)魔力の上昇量が大きいので魔力が低くなりがちである。逆に割り切ればセットじゃないちぐはぐな防具をいろいろ継ぎ足しても有効に扱えるともいえる。
 
なお、敵を倒す瞬間に装備していれば効果は得られる。そのため最初は通常の装備で戦い、倒せそうなタイミングでこれに変更することで入手経験値を増加させるということも可能。

Ver.2.0

当初の効果は対象がLv39以下(Lv40未満)で、経験値加算割合は2倍(+100%)。
作成に必要なエンゼルハーツの個数は100個で、作成NPCも【ヴェリナード城下町】【復元屋ミーネ】のみ。
上限レベルで経験値とハーツの効果が無効化されるのは今と同じだが、サポート仲間の優先検索効果は上限を超えても有効だった。そのせいでLv40以上でもエンゼルスライム帽を被ったキャラばかりが検索で並ぶという状態が続いていた上、【魔法の迷宮】にまでもサポート仲間として優先的にマッチングされてしまうことがあった。
新実装の【まもの使い】は装備不可。

Ver.2.1

「サポート仲間の優先検索効果」も上限レベルで無効化されるようになった。これにより、以降は「経験値・ハーツ・優先検索」の全効果が上限レベルで一律無効化されることになった。
新実装の【どうぐ使い】は装備不可。

Ver.2.2後期

【ニンテンドー3DS版】発売に合わせ、獲得経験値が3倍(+200%)・有効Lvが49以下までにそれぞれ引き上げられ、作成に必要なエンゼルハーツの数が50個に引き下げられた。

Ver.2.3前期

エンゼルハーツからの作成担当が、復元屋から小国の酒場にいる交換屋へ変更された。

Ver.2.4後期

作成に必要なエンゼルハーツがわずか1個に軽減された。

Ver.3.0前期

有効Lvが59以下までに引き上げられ、初期村にいる帽子係から必ず1個もらえるようになる。
また、まもの使い、どうぐ使いが装備可能になった。
新実装の【踊り子】は装備不可。

Ver.3.3後期

新実装の【占い師】は装備不可。踊り子が装備可能になった。

Ver.3.5後期

【PlayStation 4版】及び【Nintendo Switch版】の発売を前に、有効Lvが79以下までに一気に引き上げられた。
占い師も装備可能になり、この期間は例外なしの全職装備可能となった。

Ver.4.0

新実装の【天地雷鳴士】は装備不可。
バージョンアップ当初は不具合で、Ver.4で行けるようになった【キュルルと行く世界】では魔物がエンゼルハーツを落とさなくなっていたが、2017年11月22日のメンテナンス(Ver.4.0.0e)で修正された。

Ver.4.3

新実装の【遊び人】は装備不可。

Ver.4.4

獲得経験値の上限が199999から299999に引き上げられ、メタキンやメタル迷宮で装備しても経験値が無駄になりにくくなった。

Ver.4.5後期

天地と遊びも装備可能になり、Ver.3.5後期以来久々に全職装備可能となった。

Ver.5.0

上限Lvが89以下までに引き上げられた。
新しくキャラクターを作ってバージョン5から冒険を始めた場合、最初からエンゼルスライム帽を所持している。
新実装の【デスマスター】は装備不可。

Ver.5.2

一度の戦闘における獲得経験値の上限が299999から499999に引き上げられ、より経験値が無駄になりにくくなった。

Ver.5.4

デスマスターが装備可能になった。
新実装の【魔剣士】は装備不可。

Ver.6.0

上限Lvが99以下までに引き上げられ、魔剣士が装備可能となった。
新実装の【海賊】は装備不可。

Ver.6.4

海賊が装備可能になった。
新実装の【ガーディアン】は装備不可。もっとも、ガーディアンはレベル100スタートなのでこの時点では装備可能だとしても意味はなかった。

Ver.6.5後期

職人Lv69以下で職人作業をした時の本人の職人経験値も対象になった(1.5倍)。
入手したことがありレベル条件を満たしていれば【職人練習場】では自動的にかぶっている扱いになるが、装備できない職業(この時点ではガーディアン)で練習場を使用した場合には効果が発揮されない。

Ver.7.0

上限Lvが115以下まで(職人はLv74以下)に引き上げられ、ガーディアンが装備可能に。これによって、レベル100でスタートするマスタークラスも意味を持つようになった。
新実装の【竜術士】は装備不可。

他作品での扱い

こちらを参照。

DQ10オフライン

早期特典とカジノで入手可能。経験値アップは10%。