【ギュメイ将軍】

Last-modified: 2023-02-12 (日) 18:22:24

概要

【魔法の迷宮】【ギュメイ将軍コイン】または【ギュメイ将軍カード】で戦える【コインボス】
Ver.4.0.3*1に追加された。BGMは【負けるものか】だが、当時は【渦巻く欲望】が実装されていなかったことからこちらになったものと思われる。Ver.6.0.3からは渦巻く欲望に差し替えられた。
 
元はDQ9に登場したボスモンスター。かつて初代【時の王者】(と思われる人物)と2度に渡り死闘を繰り広げたという伝説の侍。
ガナン帝国三将軍の一角。後に残りの将軍や三将軍揃い踏みコインも期待通りに登場した。
三将軍の中では最後に登場したボスだったが、安西Dがお気に入りだった為、真っ先に登場させたとのこと。
討伐称号は【獣頭将軍スレイヤー】【ゴレオン将軍】が実装された際に称号が被りそうであったが、あちらには色々な意味で相応しい称号が用意されていた。
 
DQ10と世界観の繋がりがあるDQ9が出身のモンスターである。なお他2人と比べ小柄である。ゲルニックの顔がデカすぎるだけとも言う。
今作では9では最大の脅威であり、ある意味では彼の象徴ともいえる【まじん斬り】は残念(?)ながら使用してこない。
 
色違いモンスターに【罪業の怨霊】がいる。

おしゃれ装備

Ver.5.0の【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】では【ギュメイ将軍の太刀】が登場した。

行動パターンと使用特技

前回の死神スライダークと同様、単体出現で仲間呼びを行わないコインボス。常時2回行動。
序盤は【マヒャド斬り】【斬り上げ】を使用。この2種は行動パターンが変わった後も引き続き使用する。
実は通常攻撃とこれらしか使わない序盤が一番の鬼門で、マヒャド斬りのおびえや斬り上げの強制転倒によって全力でこちらの行動を邪魔してくる。
特に、斬り上げは転倒中であっても喰らうと転びの効果時間が延長されてしまう(転びが追加で発生する)ため、運が悪いとハメ殺されることもある。
攻撃力低下が無い状態でこれを4人同時に喰らってしまうとそのまま全滅一直線という事態もあり得る。
 
HPを80%程度まで減らすと刀に雷や風を纏わせるようになり、纏った属性に応じて使用する行動が変わるようになる。以降は気紛れに纏う属性を変えるようになる。
ちなみに、HPを減らそうが【モンスターゾーン】等を使おうが絶対に怒ることはない。流石武人。
なお、属性を纏わせる行動は溜めがないため中断不可能。システムログにも技名が記載されていないため、内部的な行動名は不明である。
 

  • 風をまとった状態
    刀身が水色になり、常時【ドラゴンビート】の効果を得る。
    また、モードチェンジした瞬間に攻撃力2段階上昇+行動間隔2段階短縮の効果を得る。
    ドラゴンビート効果は【零の洗礼】で消去できず雷をまとった状態になるまで継続するが、はどう耐性があるわけではないので攻撃力や行動間隔、ドラゴンビートによって上がったテンションは消去できる。
    使用技は【無心こうげき】【さみだれ斬り】が加わる。
     
    頻繁に使うさみだれ斬りは攻撃力が下がっていない状態で食らうとかなり危険。時折使ってくる無心こうげきは痛恨の一撃が発生することがあるので気を付けよう。
     
  • 雷をまとった状態
    刀身が黄色くなり、通常攻撃に高確率で【感電】(最大HPの2%分)+【被ダメージ増加】(50%増加)の追加効果が付く(なお、感電と被ダメージ増加効果は基本的に同時に発生するようになっている)
    また、モードチェンジした瞬間に【与ダメージ増加】(25%)+行動間隔2段階短縮の効果を得る。
    通常攻撃の追加効果は消去不可能だが、与ダメージ増加や行動間隔短縮は消去できる点は風モードと同じ。ただしサポート仲間は何故か消そうとしない。
    使用技は【ギガブレイク】が加わり、HPが50%以下になるとさらに【ギガクロスブレイク】も使う。
     
    感電が発生した人は【聖女の守り】がかかっていても致死ダメージを受けると即死してしまうため、感電になった人はなるべくダメージを受けないように立ち回るといいだろう。
    ギガブレイク以外は射程が短いので壁を使った戦法も有効。与ダメージ増加効果によりマヒャド斬りや斬り上げも職によっては即死級の威力となる点には注意が必要。

攻略

ギガブレイクとギガクロスブレイク以外は攻撃力に依存する技なので攻撃力を下げると非常に楽に戦うことが出来る。
ただし【スライムジェネラル】程ではないが強めの攻撃力低下耐性がある上に武器ガードすることがあるため、攻撃力低下を【真・やいばくだき】だけに頼るのは危険。
【デュアルブレイカー】で成功率を上げるなり、成功率の高い暴走【ヘナトス】や短剣【ゴッドジャグリング】等の手に頼るのもいいだろう。
 
また、射程が短い技が多いので壁を使った戦法も有効。
ただしターンエンドでは頻繁に回避の難しい斬り上げやさみだれ斬りを使ってくるのでそれらを意識して立ち回る必要がある。
なお、おもさはかなり高めで強化された【ヘヴィチャージ】をもってしても押し勝ちは難しいが、【ウェイトブレイク】がそこそこの確率で入るのでおもさを下げると押し合いやすくなる。
HPは低めなので慣れた人ならば魔法戦士を入れた速攻を狙ってみるのも1つの手。
 
必須な耐性は無いが、光耐性を上げるとギガブレイクやギガクロスブレイクに耐えやすくなる。結構な頻度で使ってくるマヒャド斬り対策におびえガードがあると何かと便利である。
 
状態変化では転び、しばり、猛毒、耐性低下、わずかに耐性があるがスタンが比較的よく通る。
先述した攻撃力低下に加え、守備力低下、行動間隔延長はどれも同程度に入りづらく、おびえ、マヒは更に入りづらいといったところ。
混乱や眠り、封印、幻惑は極めて耐性が高かったり無効化されるので戦術に組み込むことは不可能だろう。
MPは999しかなく枯渇させるのは容易だが、使わなくなる特技は無い。
 
頻繁に使う斬り上げの吹っ飛ばしは危険なものの、基本的に当たると即死な攻撃を多用していた【死神スライダーク】に比べると攻撃の対策がしやすく、特に攻撃力を下げる手段がある構成ならば討伐難易度は低いと言える。

構成例

以下に構成例を挙げるが昨今のコインボスに比べると弱い部類なので様々な構成で討伐可能。参考程度に。
回復役は与ダメージ増加をしっかり消せる構成ならば痛恨無心攻撃以外聖女の守りが有効に働かない場面が多いため、僧侶よりは賢者の方が向いている。
ただしコインボスに慣れないうちは回復役を2人入れるのも1つの手である。
魔法戦士を入れる場合は基本的に弱点の闇属性を突ける【ダークフォース】を使うと良いが、【ダークネスショット】の光耐性低下も高確率で入るため、弱点属性ではないが【ライトフォース】も候補に入る。
ギュメイ将軍の強化効果を消せるかどうかで難易度に雲泥の差が出るため、どのような編成にするにせよ【ゴールドフィンガー】等強化を消去出来る人を1人は入れておくのが無難。
 

  • 戦士 戦士 バイキ役 回復役など
    安定寄りの構成。
    真・やいばくだきで敵の攻撃力を落とせる上に自身も守備力が高い戦士を主軸とした構成。
    攻撃力さえ落とすことが出来れば安定して戦うことが出来る。
    安定性の面では攻撃力を落とせば楽に戦えるので、より確実に攻撃力を落とせる暴走ヘナトスが使える魔法使い等を戦士1人の代わりに入れてもいい。
    野良構成ではバイキ役に魔法戦士、回復役に賢者を入れた構成が人気。
    真・やいばくだき+奇跡の雨状態になれば賢者も呪文攻撃する猶予ができやすくなる。
    手間はかかるが、弓の【マジックアロー】で呪文耐性を下げ、杖に持ち替え【超暴走魔法陣】を敷き、魔法戦士のフォースブレイク後の暴走ドルマドンでカンストかそれに近いダメージを叩き出すことも可能。
     
  • まもの使い まもの使い 魔法戦士 賢者
    速攻向きの構成の一例。
    【HPリンク】を使えば攻撃力を落とさずとも痛恨無心こうげきとギガクロスブレイク以外では即死しにくくなるため非常に有効。
    【きせきの雨】を使えばさみだれ斬りやギガクロスブレイクにも耐えやすくなる。
    余裕があれば賢者はブーメランで状態変化耐性を下げておこう。
    賢者は回復と補助に忙しいと思われるので、強化の消去はまもの使いがツメで行おう。
     
  • パラディン 魔法使い 魔法使い 賢者など
    魔法構成。
    ある程度おもさのあるパラディンならば充分拮抗可能なので押し合いにより行動を送らせるのを狙った構成。
    ただし序盤のギュメイ将軍は結構な頻度で斬り上げを使ってくるのでCTが貯まるまでが1つの勝負どころとなる。
    斬り上げは極力宝珠つきの【大ぼうぎょ】+【ファランクス】等で無効化したり、【不動のかまえ】でふっとびにくくしておくといいだろう。
    ギュメイ将軍はターンエンドが早い部類なので、押しすぎにはくれぐれも気を付けよう。
    体格が小さく押し合いから抜けやすい点にも留意しておこう。
     
    魔法使い役は【ぶきみな閃光】を使う際に斬り上げに巻き込まれないように注意。
    また、暴走ヘナトスを使えばパラディンがふっとばされた時の保険になる他、さみだれ斬り対策にもなるので常に下げた状態にしておきたい。
    とにかく斬り上げをいかに凌ぐかがカギとなる。特にパラディン役の立ち回りが難しいため上級者向け。
     
    Ver.5.2時点では、押し勝ちの調整をし、みのまもり501、守備力が1000程度のネヴァン一式に竜のうろこ、打たれ名人、180スキルで被ダメージを-52にし、更に大防御の極意をLv6にしておくことで、マヒャド斬り以外の物理技は斬り上げ含め、大防御だけで全てダメージ0に抑えられる。マヒャド斬りは乱数でダメージ発生してしまうが、スカラを1回入れれば確実にダメージ0になる。炎光の勾玉を装備して鉄壁の光耐性Lv6を付加すると回復無しでの撃破も容易。ただし、剣の色が変わり与ダメージが上がるとさみだれ斬り以外は大防御も貫通してくるようになるので、即洗礼は必要。条件さえ揃えれば、上記構成でも回復も雨も無しの1分切りも容易になっている。
  • その他有効な職業の一例
    上記の編成には書ききれなかったが、有効な手段を持つ職業は他にもある。フレンドと行く場合等は様々な職業を試すのもいいだろう。

サポート仲間攻略時の注意点

サポート仲間でも充分攻略可能だが、注意点がいくつかある。それぞれ留意しておこう。

  • サポート仲間は斬り上げを避けようとして頻繁に巻き込んでくる。
    • また、斬り上げでダウンしたサポート仲間は位置情報がずれている扱いなのか、敵があらぬ方向に技を放つことがあるため非常に攻撃に巻き込まれやすい。
    • 斬り上げをしようとしている際に、狙われた後衛系のサポート仲間は技を構える前から斜めに逃げようとするので壁から抜けやすい。
  • サポート仲間は強化消去をほとんど行わない。「攻撃力が2段階上がった状態」になった時のみ強化消去を行ってくれる。

プレイヤーと組む時よりも斬り上げを食らいやすいので、回復役を2人いれて安定寄りの構成にした方が無難。

プチ

Ver.6.4で実装。
刀に風や雷のチカラをまとった際に【攻撃力上昇】【与ダメージ増加】がかからなくなっているほか、素の攻撃力も大幅に下がっている。ギガブレイクの威力も250程度となっている。
HPは42000程度とプチにしては高いが、純粋な弱体版となっており耐性もほとんどいらないので初心者でも挑みやすいだろう。

討伐報酬

不具合

実装当初は「刀に属性をまとう行動」にMPが設定されていたためMPを枯渇させると使用を封じることが出来た。
しかもHP80%を切ったギュメイ将軍は属性をまとっていない状態での行動が設定されていなかった。
結果MPを枯渇させた状態でHP80%を切ると死ぬまで棒立ちするという現象が発生していた。
 
意図的に引き起こせる上に戦闘バランスが崩壊するような現象だったが、実装同日15時の魔法の迷宮の再起動によりこの現象は発生しなくなった。

余談

比較的難易度の低いボスであるが、よーすぴ散歩での安西Dの回答によると、最近はかなり高い難易度のボスが連続していた為、そういった状況を踏まえた難易度にしたとの事。
次のコインボスの難易度は未定だが、高すぎる難易度にするつもりはありませんとの事。そしてその予告通り、次に実装された【ゲルニック将軍】もそこそこの難易度をキープしている。
前作では回復役を機能停止させ、まじん斬りで屠っていく姿が人気だった彼だが、戦闘エリアを動き回れる今作ではむしろ手下を使役する他2人の方が厄介であった。戦闘システムの違いによる弊害と言える。

【モンスターバトルロード 協力チャレンジバトル】

「ランダムバトル・混沌」で敵パーティーの一員として稀に出現。
PT同盟コンテンツ相応のアッパー調整がされており、バッジによってHPを盛ったプレイヤーキャラを軽く1ターンキルする攻撃力で暴れ回る。
「高難度コンテンツとしてのコインボスを継続していた場合のギュメイ将軍」という想像をするに十分な強さであり、ギュメイの本来の強さを垣間見れる。
【ヘヴィチャージ】等を持った重装キャラがいるなら優先して相撲で壁際まで押し込んでおくことを推奨したい。

【帝国三将軍】

三将軍のセンター兼切込役を務める。幻惑がゴレオン将軍より効きづらいため、優先して倒すと楽。
刀に属性を纏わせるタイミングが、HP80%(風)と他2人が倒された後(雷)と固定されているので、洗礼等でのバフ消しがやり易くなった。

ついてクン

2022年3月28日より、【冒険者のおでかけ超便利ツール】のふくびき1等景品として「ギュメイカプセル」が登場。
抜刀から雷をまとったのちに納刀するほか、時々毛づくろいをする。



*1 2017/12/27実施