概要
【スティック】を扱うための武器スキル。
【僧侶】【パラディン】【スーパースター】【踊り子】【天地雷鳴士】【竜術士】が習得できる。
パラディンと竜術士は初期仕様、他の職業はそれぞれ独自のスキルラインを持つ。
特徴
今作初登場のスティックを取り扱うスキル。回復魔力やMPへの補正と、悪魔系に強い特技を擁する。
スティック自体のデザインも可愛さを前面に押し出したものが大半で、スキル名もあいまって魔法少女もかくやといったところ。
しかしながらその性能は実戦的で、ほとんどの状態異常を防ぐことのできる【キラキラポーン】、足元攻撃対策の【ホップスティック】、MP回復の【スピリットゾーン】とパーティを補助する技能に優れる。
キラキラポーンだけなら職業クエストを全話クリアすればスキルポイントを振ることなく達成可能のため、スティックが欲しい場合でもSP自体は他のスキルに回すという選択肢もある。
しかし、上記のようにキラポン以外にも要所で効力を発揮する特技もあるため、余裕があるなら全振りも視野に入れたい。
戦闘勝利時MP小回復では2~4、中回復では4~6、大回復では6~8のMPが回復する。
DQ11にも引き続き登場。同作では【しんこう心】と実質統合されている。
習得とくぎ・スキル効果
通常(パラディン、竜術士)
SP | とくぎ・スキル効果 |
3 | 装備時MP吸収率+2% |
7 | 【マジステッキ】 |
13 | 戦闘勝利時MP小回復 |
21 | 装備時かいふく魔力+30 |
31 | 【デビルンチャーム】 |
44 | 装備時さいだいMP+30 |
57 | 装備時MP吸収率+2% |
70 | 【パニパニハニー】 |
84 | 装備時かいふく魔力+30 |
100 | 【キラキラポーン】 |
110 | 装備時MP吸収率+4% |
120 | 【ラピッドステッキ】 |
130 | 戦闘勝利時MP中回復 |
140 | 【ティンクルバトン】 |
150 | 装備時さいだいMP+30 |
かつて、僧侶以外の職(特に物理寄りの職)にとってのスティックは火力がほとんど出せず、パッシブ面でも回復魔力偏重でそれぞれに欲しい能力を補強できないため、多くの場合は補助特技目的のサブ武器扱いとなっていた。
パラディン以外のスティックは下記の独自化を遂げたが、現状パラディンのスティックだけは取り残されており、今なおこの問題を抱えていると言える。
ただし、壁の合間に自己キラポンしたり、スピリットゾーンで他の味方の代わりにMP補給を補助することで間接的に火力貢献したり、攻撃力+回復魔力依存の【グランドネビュラ】なら限定的に火力が出せたりと、パラディンという職自体との相性が最悪というわけでもない。
Ver.7.0で追加された竜術士も、自らの火力にはほぼ寄与しない。回復魔力を活かせるスキルもないため回復魔力上昇のパッシブも完全に無駄になっている。
ただし竜術士の片手装備武器はこれだけなので、盾を装備して防御を固めることができるのが利点。攻撃魔力も弓や鎌よりは高いのでパラディンのように攻撃性能が皆無になるということもない。
160以降のスキルでは回復魔力の代わりに攻撃魔力がセットできるようになっているため忘れずにセットしよう。
僧侶
SP | とくぎ・スキル効果 |
3 | 戦闘勝利時MP大回復 |
7 | マジステッキ |
13 | 装備時かいふく魔力+30 |
21 | MP消費しない率+2% |
31 | 装備時呪文暴走率+1% |
44 | 【シャインステッキ】 |
57 | 1.0%ターン消費なし |
70 | 装備時さいだいMP+60 |
84 | 装備時かいふく魔力+30 |
100 | キラキラポーン |
110 | 装備時呪文発動速度+3% |
120 | ラピッドステッキ |
130 | 行動時5%移動速度アップ |
140 | ティンクルバトン |
150 | 装備時チャージ時間-10秒 |
状態異常解除技の【シャインステッキ】を持つ。キラキラポーンが間に合わなかった場合や、そもそもキラキラポーンで予防できない状態異常を食らってしまった場合のリカバリーが可能。
パッシブ面では、回復魔力こそ他と同じだが、呪文発動速度+3%、呪文暴走率+1%、1.0%ターン消費なしといった地味ながら便利なものから、行動時5%移動速度アップと装備時チャージ時間-10秒という非常に強力なものまで豊富。
従来のスキルラインから外されたデビルンチャームとパニパニハニーは160~200Pにセットできるようになっている。
スーパースター
SP | とくぎ・スキル効果 |
3 | 戦闘勝利時MP大回復 |
7 | マジステッキ |
13 | 行動時5%で聖なる祈り |
21 | 装備時かいふく魔力+30 |
31 | デビルンチャーム |
44 | 装備時さいだいMP+30 |
57 | 【ザオラル】 |
70 | パニパニハニー |
84 | 装備時かいふく魔力+40 |
100 | キラキラポーン |
110 | 行動時10%で聖なる祈り |
120 | ラピッドステッキ |
130 | 勝利時仲間のMP回復 |
140 | ティンクルバトン |
150 | 装備時さいだいMP+30 |
「行動時○%で聖なる祈り」や待望のザオラルを習得したことで、僧侶には劣るものの回復役としての適性が高まった。
また、戦闘に勝利した際に仲間のMPが回復するようになったため、フィールドで長時間狩りをする際も役立つ。
踊り子
SP | とくぎ・スキル効果 |
3 | 装備時MP吸収率+2% |
7 | マジステッキ |
13 | 戦闘勝利時MP大回復 |
21 | 装備時こうげき魔力+60 |
31 | パニパニハニー |
44 | 装備時さいだいMP+60 |
57 | 装備時呪文暴走率+3% |
70 | 【ディバインステッキ】 |
84 | 装備時こうげき魔力+100 |
100 | キラキラポーン |
110 | 装備時MP吸収率+4% |
120 | ラピッドステッキ |
130 | 炎呪文のダメージ+100 |
140 | ティンクルバトン |
150 | 攻撃時10%で暴走アップ |
こうげき魔力・炎呪文の強化に特化。【ディバインステッキ】で敵の呪文耐性を下げることもできる。
デビルンチャームは160~200Pスキルに移動されている。
天地雷鳴士
SP | とくぎ・スキル効果 |
3 | MP消費しない率+4% |
7 | 戦闘勝利時MP大回復 |
13 | 装備時さいだいMP+50 |
21 | 装備時かいふく魔力+30 |
31 | MP消費しない率+4% |
44 | 装備時かいふく魔力+30 |
57 | 2.0%ターン消費なし |
70 | 【ザオリク】 |
84 | 装備時こうげき魔力+60 |
100 | キラキラポーン |
110 | MP消費しない率+4% |
120 | ラピッドステッキ |
130 | 装備時さいだいMP+50 |
140 | ティンクルバトン |
150 | MP消費しない率+4% |
【ザオリク】を習得する。短剣魔法使いに次ぐ「武器スキルでの呪文習得」の2例目で、あちらと同じように天地雷鳴士に限ってはザオリクがスティック専用呪文となる。
パッシブ面では攻撃魔力が+60、MP消費しない率が合計+16%と、燃費がやや悪い攻魔依存アタッカーである天地雷鳴士を順当に補強するものとなっている。
ちなみに、天地雷鳴士のスキルの中で回復魔力の影響を受けるものは非常に少ないが、上記のザオリクがその少ない例に該当するためか独自化した後も回復魔力パッシブは残されている。
また、デビルンチャームとパニパニハニーに加えてマジステッキも160~200Pスキルに移動されている。
180・200スキル
とくぎ・スキル効果 | 160 | 170 | 180 | 190 | 200 |
【ホップスティック】 | 140秒 (開幕70秒) | 110秒 (開幕55秒) | 90秒 (開幕45秒) | 〃 | 〃 |
【スピリットゾーン】 | 240秒 (開幕120秒) | 〃 | 〃 | 〃 | 200秒 (開幕100秒) |
マジステッキ (天地のみ) | (性能変化なし) | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
デビルンチャーム (僧侶、踊り、天地のみ) | (性能変化なし) | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
パニパニハニー (僧侶、天地のみ) | (性能変化なし) | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
装備時こうげき力 | +15 | +20 | +30 | 〃 | 〃 |
装備時こうげき魔力 (僧侶、パラ以外) | +20 | +30 | +40 | 〃 | 〃 |
装備時かいふく魔力 (竜術士以外) | +20 | +30 | +40 | 〃 | 〃 |
装備時さいだいMP | +20 | +30 | +45 | 〃 | 〃 |
装備時かいしん率 (天地のみ) | +1% | +1.2% | +1.5% | 〃 | 〃 |
MP消費しない率 (天地のみ) | +1% | +3% | +5% | 〃 | 〃 |
メラ系とギラ系呪文の強化 (踊りのみ) | +1% | +2% | +3% | 〃 | 〃 |
バギ系呪文の強化 (スパのみ) | +1% | +2% | +3% | 〃 | 〃 |
ホイミの回復量 (僧侶、パラ、スパのみ) | +6% | +8% | +10% | 〃 | 〃 |
ベホイミの回復量 (僧侶、パラ、スパのみ) | +6% | +8% | +10% | 〃 | 〃 |
ホップスティックの効果範囲 | +1m | +2m | +3m | 〃 | 〃 |
スピリットゾーンの効果範囲 | +1m | 〃 | 〃 | 〃 | +2m |
仲間モンスター
キメラ、ホイミスライム、モーモンが使用可能。
18Pまで振れば回復魔力が60増えるが、それまでにあまり有用なスキルがなく余った少量のSPを振るといった運用が難しい。
さらにキラキラポーンを修得しないなど、特技面でも魅力に欠ける。基本的には後に追加された【スティックの極意】の方を優先したい。
転生11回目でスティックIIに強化され、特技の性能アップと敵を倒すとMP中回復(勝どきMP回復Lv5相当)の効果を得られる。
勝どき効果は連れていく場面によっては有用だが特技がほぼ役に立たず、固有ラインの方で同様の効果を得られるためほぼこの効果のためだけに48ptを費やすのは微妙。回復魔力+による【ベホマラー】の回復量増加も含めてコンテンツによって振るかどうかを決めたい。【万魔の塔】のような大勢と戦うコンテンツでは有用、【聖守護者の闘戦記】のような強敵と戦うコンテンツでは不要と言える。
またこれらのモンスターは【ふしぎなボレロセット】を装備できるのも逆風。
さらに転生15回でIIIになり、50pt以降でパッシブ効果を得られる上に40pt以下のパッシブも強化される。
残念ながら50pt以降のパッシブもあまり強力ではないのこまで振る意味は薄いが、18pt振るだけでもかいふく魔力+100と戦闘勝利時にそれなりにMPが回復するようになるのでスキルポイントに余裕があればそのあたりまでは振ってもいいだろう。
SP | とくぎ・スキル効果 I | II | III |
3 | 装備時MP吸収率+5% | ||
7 | 【デビルンチャーム】 | ||
12 | 戦闘勝利時MP小回復 | 中回復 | 超回復 |
18 | 装備時かいふく魔力+60 | +100 | |
25 | 【パニパニハニー】 | ||
32 | 装備時さいだいMP+100 | +150 | |
40 | 戦闘勝利時MP中回復 | 大回復 | 装備時呪文発動速度+5% |
(転生11回以降追加) | |||
43 | デビルンチャーム+120% | ||
48 | 敵を倒すとMP中回復 | ||
50 | パニパニハニー+60% | ||
(転生15回以降追加) | |||
52 | 装備時かいふく魔力+50 | ||
56 | 装備時呪文発動速度+5% | ||
60 | 装備時さいだいMP+30 |
称号
SP | 称号 |
3 | スティックの使い手 |
7 | スティック★ボーイ/スティック★ガール |
13 | 一人前スティック使い |
21 | 人気スティック使い |
31 | スティックの新星 |
44 | スティックのカリスマ |
57 | スティック大スター |
70 | スティックの英雄 |
84 | スティックの帝王/スティックの女帝 |
100 | スティックの神/スティックの女神 |
変遷
Ver.1.0
当初は僧侶専用のスキルだった。
Ver.1.1
新職業のパラディンが習得する。
Ver.1.2
新職業のスーパースターが習得する。
Ver.3.0前期
新職業の踊り子が習得する。
Ver.4.0
新職業の天地雷鳴士が習得する。
Ver.5.5前期
僧侶のスティックスキルが独自仕様に変更された。
Ver.5.5後期
天地雷鳴士のスティックスキルが独自仕様に変更された。
また、160P以降にセットできるスキルのうち、その職業で効果を発揮しないものは非表示になった。
アップデート前からセットしていた場合、次にスキルを変更する際に自動的に外される。
僧侶とパラディンでセットできなくなったこうげき魔力+は【ぶきみなひかり】の成功率に影響しうるが、元々この特技はこうげき魔力とかいふく魔力の高いほうを参照し、スティック装備の僧侶やパラディンでかいふく魔力よりこうげき魔力の方が高くなることは意識的に調整しない限りそうそう無いため、実質的に影響はない。
Ver.6.2
踊り子のスティックスキルが独自仕様に変更された。
Ver.6.4
スーパースターのスティックスキルが独自仕様に変更された。
Ver.7.0
新職業の竜術士が習得する。