【タイガークロー】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 03:44:35

【ツメスキル】

武闘家・盗賊・まもの使い・レンジャー

【ウィングブロウ】-【裂鋼拳】-【必中拳】-【タイガークロー】-【ゴールドフィンガー】-【サイクロンアッパー】/【サマーソルトクロー】-【ライガークラッシュ】-【牙神昇誕】-【ゴッドスマッシュ】

プリズニャン・ドラゴンキッズ・キラーパンサー・メタッピー

【裂鋼拳】-【必中拳】-【タイガークロー】

概要

ツメスキルで覚えられる特技の一つ。敵1体に3連撃で物理ダメージを与える。消費MP5。
使い手によって威力(通常攻撃1撃目を1倍とする)と準備時間が異なり、

  • プレイヤー(【武闘家】以外):威力1.3倍×3(計3.9倍)、準備時間1.0秒
  • プレイヤー(武闘家):威力1.7倍+1.65倍+1.6倍(計4.95倍)、準備時間0.6秒程度
  • 仲間モンスター:威力1.3倍+1.2倍+1.1倍(計3.6倍)、準備時間0秒

となっている。
 
ちなみに前作では0.75倍撃×2の計1.5倍撃。DQ10公式HP(現在は閲覧できないページ)でも2回攻撃と紹介されていた。
【タイガークロー一強時代】という項目ができてしまうほど、良くも悪くもドラクエ10を象徴するような特技である。

タイガークローの極意

1レベルあたりダメージが+3%、レベル6で+18%アップする。
宝珠は【キラーパンサー】【やつざきアニマル】【ごうけつぐま】がドロップする。

タイガークローの真髄

1レベル当たりテンション時にダメージを+20、レベル6でダメージを+120する。
宝珠は【ドラグノワール】がドロップする。

変遷

Ver.1.0

敵1体に通常攻撃の1.5倍のダメージを3回与える。当時の準備時間は0秒だった。
前作同様、スキルポイント58で覚えられる。MPを3消費するようになったが、他の物理系特技に比べて圧倒的に威力・MP効率に優れ、開始当初は地雷と唄われたツメが一転、物理最強クラスにのし上がった。
が、ツメ自体の攻撃力は低い為、防御力の高い相手に対しては【ウィングブロウ】以下の威力になってしまう。
また、1発当たりの会心率にマイナス補正がかかっているらしく、会心が出にくい(詳しい数値は未検証)。
ボス戦では威力を発揮しにくいが、雑魚狩りでは非常に優れていた。その強さは他職業のプレイヤーから批判の声が多く、弱体化が叫ばれた程。

Ver.1.1

流石に強すぎた為か、MP消費が5に上がった。また3発目が会心になると「会心のタイガークロー」と表示されなかった不具合がひっそりと修正された。
しかし、ダメージは1.5×3と変わっていない。どうやらダメージ倍率は仕様だった模様である。
それでも守備力が軒並み高い【強ボス】ではあまりお呼びがかからない辺り、「低攻撃力だから」と言う言い訳が効いていたが…。

Ver.1.2

多くのモンスターに攻撃力増加・守備力減少の調整が行われた。
敵の守備力減少はダメージ倍率の高いタイガークローには大きな上方修正であり、さらに多くの強力武器追加でツメの攻撃力が上昇した。
加えて【魔法戦士】の登場でバイキルトとMP回復の援護が受けられるようになり、攻撃時○%でルカニ等の効果が特技にも乗るようになり、タイガークローは3撃全てに判定があるように…。
調整内容の全てがタイガークローを強化する方向に働いた結果、ツメが装備できる武闘家と盗賊は、PT随一の火力を持ちながらルカニやヘナトスで弱体まで任せられる、万能を通り越した最強の職業になってしまう。ツメ黄金時代の幕開けである。

Ver.1.3

前作の職が全て出揃い、【とうこん】のちからアップ、【さとり】のMPアップを吸収する事で、ツメはさらに強くなり続ける。もはや「攻撃力が低い武器」と言う面影はどこにも無い。【シューシャオシャオシャオ】というスラングも誕生。

Ver.1.4

あまりに強すぎたため、ついに弱体化される。威力の低下に加え、ルカニやヘナトスの判定も最初の1回のみとなる。
ツメを実際に使っていた人だけでなく、サポとして雇う人、コインボスに挑むときのPTなどで、ほぼ全てのプレイヤーがなんらかの形でタイガークローの恩恵を受けていたため、物理弱体化の発表は提案広場、2ch、twitterで大々的な話題として取り上げられた。
 
しかしいざフタを開けてみれば威力は1.3×3=3.9倍という高水準を維持しており、1ターンに与えるダメージは【天下無双】に及ばなくなるも、モーション時間の短さからDPSはほぼ互角と、武器全体から見れば十分に強いままであった。
全国のツメ愛用者たちは安堵したが、「結局ツメが強い事に変わりない」との批判も残る。

Ver.1.5

【コロシアム】がプレオープン。ここでもタイガークローは威力・発動速度ともに優秀なスキルとして猛威を振るう。
あまり重要視されなかった発動速度も非常に早く、発動速度が遅い特技に対して高火力タイガークローで潰すといった戦法も見られるようになった。
だが、ただでさえ高火力だけでも脅威なのに発動速度が早く、現時点でのタイガークローに対抗できる手段が乏しい事から「タイガークローは強すぎるので何とかしてほしい」「せめてタイガークローの発動速度は遅くしてほしい」という批判が多くなる。

Ver.2.0

新職業【まもの使い】もツメ使いのため、ますますどこへ行ってもタイガークローを見かけない場所はないという状態に。
さらにまもの使いの必殺技【ビーストモード】はコマンド待ち時間が0になるというまさにタイガークローの為にあるような必殺技であり、同時期にツメで倒しやすい【キングヒドラ】の登場などツメ贔屓ここに極まれりと批判が相次ぎ、物議を起こす。

Ver.2.1

過去2度の弱体にもかかわらず強すぎたということで3度目の弱体化が決定。発動までの時間を増やすと共に2~3発目の威力を下げて1.3+1.2+1.1の3連続攻撃になった。
発動速度を少し遅くしたことでキャンセルができるようになり、弱体化されたとはいえ十分実用できるだけの火力はあり、人によってはよりテクニカルに戦えるようになったと歓迎する意見もある。
 
更にコロシアムでは【なぎはらい】とともに暴れまわっていたツケを払うことになり、発動までの速度が目に見えるほど落ちた。
一応強い事は強いが、タイガーと同等かそれ以上のダメージを出せるほど強化された特技も出た事で、汎用的な火力を出せる特技の位置に収まった。
アタッカーはタイガー一択と言う時代は、ここにようやく終焉を迎えた。タイガークローが突出して強すぎると、槍玉にあげられて大勢から叩かれるということも殆どなくなったので、そっちの面で喜ぶ人も多い。
ちなみに、仲間になったプリズニャンとメタッピーのタイガークローはスピードが落ちていない。

Ver.3.0後期

【達人のオーブ】で、ついにツメ愛好家待望の「タイガークローの極意」の宝珠が実装された。
威力上乗せは最大で10%となっており、やや控え目とはなっているがダメージだけならVer.2.0以前と同等程度までは戻すことが可能になった。同時に【ライガークラッシュ】のCTが延長されており、その分タイガークローを用いる機会が増えた。
 
この宝珠を落とすやつざきアニマルには、早速多数のプレイヤーが殺到することになった。しかも異様に出にくいらしく、香水なしだと400狩ってもまだ出ないこともよくあり、しばらくの間混雑は解消されない状態が続いた。
その後キラーパンサーからもドロップが確認されている。

Ver.3.2前期

宝珠強化の飾り石で強化すると更にダメージ+1%出来るように。

Ver.3.5中期

倍率が1.3×3に強化され、Ver.2.0の頃の威力に戻った。宝珠の補正を入れれば威力だけなら初期の頃とほぼ同等になる。発動速度は2.1の時のまま。
弱体だけが進んだタイガークローの強化はこれが初。武闘家不遇問題解決の一環と思われるが、ツメ強化の恩恵はどちらかといえば武闘家よりまもの使いの方が大きかった。
 
また、これまでは「多段技であるためテンションとの相性が悪い」と言われることの多かったタイガークローだが、他職のダメージ増加に関わるスキルの追加、強化に伴って「多段技であるからこそ1ターンの総ダメージが1999を超える」という状況も増してきている。
特に【行雲流水】中は【ウィングブロウ】【必中拳】を打っていたところを、デバフや陣の状況を的確に把握して臨機応変にタイガークローに切り替えることで、より大きな与ダメージの増加が期待できる。
【ウォークライ】中のまものつかいにおいても【渾身斬り】【蒼天魔斬】だと1999で頭打ちだが、タイガークローならそれを超えるという状況は少なくないので、武器の持ち替えを多用するならこれを把握しておきたい。
ただし、現在のこの技の高火力はバイキルトの他、ウォークライや牙神昇誕、強化ガジェット零式や災禍の陣と言った火力上昇の要素が増えた事によるもので、当然ながら「ツメの元々の攻撃力が低いので、攻撃力を上げないとダメージが期待できない」という根本的な弱点は何一つ変わっていない為、攻撃力を上げる状態変化がかかっていないとダメージは雀の涙程になってしまう点には要注意。これはライガークラッシュも同じ。
 
また、仲間モンスターに対してはこの強化は適用されていない。

Ver.5.2

宝珠の補正が2%→3%になり、レベル上限も6になったことから最大で18%まで強化できるように。
これにより倍率は全盛期を超えるようになった。

Ver.6.5後期

武闘家のタイガークローのみ威力が1.7倍+1.65倍+1.6倍に強化され、準備時間も短縮された。
準備時間も含めた硬直時間は2.4秒。
素の状態では武器スキルのCTなし主力特技として最もダメージ倍率が高く、最も硬直時間の少ない特技である。
宝珠+180スキルで強化すると合計倍率は約6.09倍にも上り、武器スキル自体にも+150もの特技ダメージ増加と高い攻撃・会心率補正があるため強烈な瞬間・継続火力が出る。