【テンションアップ】

Last-modified: 2024-03-01 (金) 18:25:31

概要

DQ8で登場して以来すっかりおなじみになりつつある状態変化
効果も基本的には過去ナンバリング作品のものと一緒で、最大4段階まで溜める事ができ、直後の行動のダメージ、回復量を増加させる。

今作特有の性質

多段攻撃の場合は最初の一撃目にしか乗らず(初段ダメージのみが増加とも考えられ無駄ではない)、また2段階目(【武闘家】【バトルマスター】のみ3段階目)から上昇に失敗することがある(旧作では3段階目のみ)ようになっており、過去作に比べて少々使いづらくなっている。またシステムが異なるため一概に比較できないが、ダメージ倍率も低下している。
そもそもテンションを上げる特技(後述)のうち、【ボケ】【おうえん】を除いた全てが武闘家またはバトルマスターの専用技になってしまったので、おうえん一回で到達できる1~2段階目までしか他の職業ではあまり縁がないだろう。
反面、【ためる弐】のような一度に2段階上昇させることが可能な特技も実装されたため、会得したプレイヤーは短時間に強力な攻撃をすることが可能になった。
うまく使うには旧作以上に下準備をした上で使い時を考える必要があるだろう。
なおDQ8のような、テンションを上げてないとダメージが大幅にカットされてしまう性質を持っているモンスターは今のところ存在しない。
ちなみに、一部の特技は誰にも当たらなかった場合はエフェクトが一切発生しないものがある(前方範囲の技に多い)が、その中でも【狼牙突き】等一部の特技はテンションアップ状態で不発にするとなぜかエフェクトが発生するようになる。

テンションの上昇確率

武闘家、バトルマスターそれ以外の職業
0→1段階(5)100%100%
1段階(5)→2段階(20)100%80%
2段階(20)→3段階(50)75%60%
3段階(50)→4段階(100)50%25%

テンションの段階による倍率の変化

段階倍率の変化*1DQ9(参考)DQ8(参考)
0段階(通常時)1.0倍(変化なし)
1段階(5)1.5倍+1~101.5倍1.7倍
2段階(20)2.0倍+2~202.5倍3倍
3段階(50)2.5倍+3~304.0倍5倍
4段階(100)3.5倍+4~406.0倍7.5倍

 
4段階目は【スーパーハイテンション】(略してSHT)とも呼ばれる。詳細は当該項目にて。
なお、テンションは以下の条件を満たすと解除される。

 
その倍率と技構成の都合で、武闘家の場合はためる弐と【一閃突き・改】【なぎはらい】の組み合わせを除き、溜めてから通常技を使うと普通に攻撃技を連発するよりダメージ効率が落ちてしまう。
敵の技から退避している時に使ったり、【ピラミッドの秘宝】【アストルティア防衛軍】における増援や【なかま呼び】待ちの時に使う、または初撃の倍率が高いCT技とあわせて使う等工夫が必要である。
 
なお、ダメージが倍化する影響か、【メタル系】に与えるダメージもテンションアップ2段階で0or2に、4段階で0or3になる。
もっともこの場合も、大抵の場合は攻撃を繰り返した方がダメージは入るので、この仕様を有効に使えるとしたらヤリ・オノを持たずにピラミッドの金色モンスター(ゴールデン~と名のつく)を相手にするときぐらいか。
なお、同じ現象は闇の宝珠で極意をつけた【石つぶて】等の特技でも発生する。

テンションを上げる方法(Ver.3.1後期更新、味方側Ver.5.4更新)

※の場合は確実に成功する。それ以外は上に記載したとおり、上昇に失敗する可能性がある。

すごろく

すごろくではハイテンション(+1)とスーパーハイテンション(+2)の2段階となっており、1段階で直後の攻撃・回復効果が2倍、2段階で4倍となる。
多段攻撃の場合、全弾に補正が適用される。また、テンションを使わなかった場合は戦闘終了後も持続する。

DQ10オフライン

オフライン版ではテンションと【必殺技】が統合され、他のRPG作品でよくある「奥義ゲージ」的な全く別のシステム(本作だと【デスパワー】【魔の波動】の方が近い)となっている。
端的に言えば、戦闘中の行動により徐々にテンションゲージが溜まり、ゲージの一部または全部を消費して必殺技を使用できるというもの。
また、オフライン版では【CT】も必殺技と統合する形で削除されており、CT技だった呪文・特技の多くは必殺技扱いに変更された(【メラガイアー】【不死鳥天舞】等)が、一部は通常技扱いとなっている(【バギムーチョ】【レボルスライサー】等)。
詳しくは本家大辞典の【テンション】(DQ10オフライン)等の項目を参照のこと。



*1 乱数部分はレベルが高い程高い数字になる模様