【プクリポ】

Last-modified: 2024-03-24 (日) 18:05:17
『花の民 プクリポ』
絵本のような色彩の町で 楽しさを求めて生きる
ふわふわと愛らしい 小さな身体の者たち。
強い魔力と 器用さを生まれながら持つ彼らは
戦いより ものを作りだすことより
楽しさを生み出すことに 情熱をかたむけた。

概要

【プクランド大陸】で主に生活している種族で、プレイヤーがゲーム開始時に選ぶことができる【種族】の一つ。
神話などの生き物を元にした他の種族とは違い、DQ10のオリジナルデザインである。
スペルは「Puklipo」。

外見

小動物のような二頭身姿が特徴的。基本的に口は開けっ放しである。
 
雌雄が非常にわかりにくい種族。そもそもの身体の小ささに加え、他種族と異なりモーションに男女差がほぼない*1ため、プクリポプレイヤーでなければ判別が難しい。
小動物のような見た目をしているからか、体毛で覆われているためか、男女を問わず唯一全裸になれる種族である(他のすべての種族は何も装備していない状態でも最低限の下着のようなものを着用している)。
美容院のカラーリングでも、髪の毛だけではなく体毛の色が全て変わる。
なお、小柄ゆえに川などの水辺や家具/庭具の浴槽では顔まですっかり沈んでしまう場合があるが、もちろんダメージを受けたり苦しんだりはしないので安心していい。

名前

種族名は【堀井雄二】の発案。語感が「なんか楽しいかなーと」。なお、決定に当たっては既に何かで使用されている言葉でないかググって確認しているとのこと(DQXTV2013/6/22初期開発メンバー同窓会)。
 
NPCの名前にはハ行、バ行、パ行のいずれかの文字が入る独特なネーミングが多く(例外:メギストリス姫、アルウェ王妃、ラグアス王子、アール、カナン、ククリ、メメ、クー)、人によっては呼びづらいかも。
種族にプクリポを選ぶときに意識してみるのもいいだろう。
ちなみにVer.4.4の【アルウェーンの町】では、この命名法則を逆手に取ったハ行ばかりの脱力ネーム(例:ホヒホホ、ヒヒヘヘ等)で異常性を感じさせる演出がなされている。

種族差(Ver.3.1まで)

種族差がなくなる前は、他の種族に比べて【MP】【こうげき魔力】が高く光耐性がある一方で【おもさ】は他の種族より低かった(ただし、見た目に反して人間子供よりは高かった)。

ストーリーでの扱い

その愛らしい見た目に反して、あるいはそんな見た目だからこそなのか、メギストリス編やVer.4.4などプクリポメインの話はエグいものが結構存在する。
ストーリー中などにはモブキャラが明確に死亡している場面が他の種族と比べて非常に多い。
 
また、戦いやものづくりより楽しさを重んじる気質のためか少数ではあるが、様々な秘術を披露したフォステイル、大気圏を突き破れるビッグホルンを作ったペリポン、巨大宇宙船開発の中心となったパルミオなど、強い魔力と器用さという説明に違わず魔法や科学・工学の道を選んだプクリポNPCは非凡な才能を発揮している者ばかり。
そのため、何気に技術面では【ドワーフ】並に優れた種族だったりする。比較するとあちらは機械や古代文明の要素が強く、こちらは魔法の要素をそれなりに含み近未来のSF的な部分もある。
そして調理に関しては大陸内に調理ギルドを有していることもありケーキやドーナツなどお菓子などを始め、パーティテーブルに合うターキーやオムレツなど料理小物の数が抜きんでて多い。
ストーリーにもナブレット団長の作ったケーキなど食べ物関係の関りが多い。

関連ページ

プクリポのキャラクター

メインストーリーの主要NPCとして登場する女性キャラは、長らく故人のアルウェ王妃しかいなかったが、存命の人物としては6.3でピコが追加された。
これ以前に4.4でペコリアが追加されたものの、ストーリーに大きく関わるわけでは無いので扱いはどちらかと言えば脇役に近い。
運営公認キャラみたいな形で【ふうせん三姉妹】が活躍しているものの、ストーリーでプクリポ女性を使うのは思いのほか難しいようだ。

蒼天のソウラ

【うりぽ】【アレック】が登場するほか、RPG編で【ソウラ】はプクリポ役になった。
最終話の後を描いた「Dragon Departure」にて【プラクゥ】は元プクリポであると明かされた。



*1 走り方や立ち姿、顔立ちならば目のあたりが微妙に異なる