【プラクゥ】

Last-modified: 2023-04-08 (土) 19:34:47

概要

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】に登場する。
魔博士の一人で、肩書きは「魔工技師」。【メタッピー】プロトキラーなどマシン系モンスターを操るほか、初登場時は【スライムボーグ】も従えていた。
「プククク」と笑う小柄な老人で、自分自身の肉体を改造している(左腕が機械化し、脳に直接突き刺したパイプから煙が出ている)。
また台詞も電子音で、目も虚ろ。時折ギャグキャラになる他の魔博士よりも悪役に徹している。
アストルティアの【キラーマシン】【キラーマシン2】の一部は彼によって放たれたスパイであり、破壊されたとしてもその技能と技術を大元に集約することで更なる戦闘兵器を製造することを目的としている。
 
物語の要所で【魔工機兵 レイダートレイン】【死霊機兵テラーミスト】などの乗り物を素材にした巨大モンスターを生み出すが、前者は外部からの侵入で制御不能になり、後者は予測外の事態でそれぞれ打ち破られている。
しかし差し向けた刺客が敗北する度に慌てるゾフィーヌ、激昂するエストリス・アビーに比べ、あまり感情を出さない。
それどころか、当初は捕らえるように言われていたソウラやアズの到着を敢えて待ち、敗北しても成長を喜ぶなど、一人独自の考えで動いているフシもある。
一方で異様な外見をしていながら魔博士の中でも唯一敵とも理性的に会話できる者でもあり、【かげろう】【アマセ】との会話の中でも自らの発明の性能について語り合うなどのシーンが多い。
当初は【ゾフィーヌ】と同じく心や感情の存在に関しては重要視していなかったが、【かげろう】の指摘からそれらの有用性を一理ありと認め興味深いと受け入れるなどかなり柔軟性の高い思考をしている。
公式サイトのキャラ紹介によると、冷静かつ慎重に陰謀を張り巡らせ、感情や趣味趣向に流されないとのこと。
 
なお、彼ら魔博士は3000年前【ウルベア地下帝国】に仕えていたらしく、【ガテリア皇国】との戦争で大量破壊兵器を使用した結果、あまりの威力を恐れた当時の王に遠ざけられたようだ。その後魔族に身をやつしたとのこと。この詳細は後述のDragon Departureで語られた。
 
最終盤では献義体【シジマ】を開発。また研究の妨げとなる倫理観を消し去るべく自身の脳を改造したと明かしている。

Dragon Departure

1.予感で彼の出自が語られる。
三千数百年ほど前は【プクリポ】であり、この頃から脳は改造済みだった。しかし特異な魔術の才能を帝国?に買われ、同じく招かれたゾフィーヌ、エストリス、アビーと意気投合して抜群の戦果を生んだものの、人倫を逸脱した研究姿勢が災いし、周囲に疎まれた末に二人の研究者(【クオード】【主人公の兄弟姉妹】?)によって時空の狭間に飛ばされてしまう。
その空間の中で【悪夢龍レムナス】の声を聴き、研究成果をレムナスの為に役立てる事を条件に3000年後のアストルティアに帰してもらい、魔族の肉体を手に入れた。
 
2.再出発では日々貪欲に学び、経験していくシジマを見て奇妙な感慨に戸惑いを感じる。
元々は規範やモラルを尊ぶ性格だったが、心と脳を改造した後もシジマが自らの好奇心を満たしている様に既視感を感じたからだという。
 
9.受肉では研究欲が強く才気煥発な息子がおり、自身の夢を託そうとしたが、息子が不慮の病で死亡した事で不死身の命を作ろうとしたものの、それは息子その物ではないとう事実に阻まれたという。
しかしシジマの成長を見て心を消した事に後悔しつつ、シジマの龍の血が【常闇の君】に引き揚げられたと同時に活動を停止。走り続けた目的遂行のプログラムが完遂し、終了したためである。
 
12.竜の門出ではゾフィーヌ、エストリス、常闇の君と共に再び時空の狭間にある時空の牢獄へと戻り、ほとぼりを冷ますべく研究の日々を過ごす事にした。
献義体の生まれ変わりであろう魔物と共に…

使用呪文

  • 機工呪文(ゴーム)
  • 変形機工呪文(レゴーム)

関連項目

【ゾフィーヌ】
【エストリス】
【アビー】