概要
その名称通り、設定されているレベルの上限値。この値に到達すると【カンスト】と呼ばれる。
「レベルキャップ」と呼称されることもある。この場合のCapは帽子ではなく「制限、蓋」という意味である。
DQ10においては公式では「レベル上限」という言葉が使われるが、他種ゲームにおいては一般的に「レベルキャップ」の方が使われ、プレイヤー間でもこちらの方が使われる傾向がある。
【NPC戦闘員】にも一部を除きレベルが表示されるが、キャラの性格や時代的に【六聖陣】に関われなさそうな奴らも普通にレベル50以上になっている。あくまで設定としてみるべきか、主人公とは違う手段でレベル上限解放しているとみるべきか。
職業レベル
ゲーム開始当初の職業レベルの上限は50であり、それ以上のレベルアップのためには以下のクエストシリーズを通じて徐々に解放していく必要がある。
解放レベル | クエストシリーズ名 | 必要パッケージ |
55~ | 【女神の意志・解放の時】 | - |
85~ | 【光導くがごとく】 | |
100~ | 【聖戦への導き】 | 2.0 |
116~ | 【天声を聞きし者】 |
レベル90までは5ずつ解放され、レベル90からは3ずつ解放される。
最終的な限界は従来のDQ同様に99である事がDQXTVのVer.3.2後期情報内にて明かされ、Ver.3.5後期でその99に達した。
ところが、Ver.4.0でその方針を早くも撤回しレベル上限は100に引き上げられ、Ver.4.5までで110に到達。
Ver.5では新職業実装時を除いてバージョンアップごとに小刻みに上限を開放していくとのこと。とりあえずは120を目標とし、冗談半分に「999はない」としている。
そして、Ver.5のラストとなるVer.5.5後期でその120に到達した。ただ、クエストシリーズの「天声を聞きし者」では「五声」のうち三つまでしか登場しておらず、これ以上のレベル上限解放も予定されていることが示唆されており、Ver.6.1では122まで解放された。
なお、仲間モンスターの転生のようなシステムはやらないとのこと。
「聖戦への導き」までのクエストシリーズにおけるストーリー的な位置付けは「【大いなる闇の根源】に対抗するため冒険者を育てる」というものである。
しかしそれらのクエストを受けるよりも前に敵の親玉を倒してしまう事態は想定していないらしく、Ver.5クリア状態でもセリフが変化しない。
そのため「消えたはずの女神の声が聞こえる」「既に倒した敵の打倒を期待される」「顔見知りのはずの六聖陣が初対面のように接してくる」等の様々な矛盾が生じてしまう。
「天声を聞きし者」シリーズではVer.5クリア前後両方のセリフが用意され、問題なくなっている。
バージョン | レベル上限 | 備考 |
Ver.1.0 | 50 | |
Ver.1.1 | 55 | |
Ver.1.2 | 60 | |
Ver.1.3 | 65 | |
Ver.1.4 | 70 | |
Ver.1.5前期 | 75 | この間に1周年 |
Ver.2.0 | 80 | この間に2周年 |
Ver.2.4前期 | 85 | この間に3周年 |
Ver.3.1後期 | 90 | |
Ver.3.2後期 | 93 | この間に4周年 |
Ver.3.4前期 | 96 | |
Ver.3.5後期 | 99 | この間に5周年 |
Ver.4.0 | 100 | |
Ver.4.2 | 105 | この間に6周年 |
Ver.4.4 | 108 | |
Ver.4.5後期 | 110 | この間に7周年 |
Ver.5.1 | 112 | |
Ver.5.2 | 114 | この間に8周年 |
Ver.5.3 | 116 | |
Ver.5.5前期 | 118 | |
Ver.5.5後期 | 120 | この間に9周年 |
Ver.6.1 | 122 | |
Ver.6.2 | 124 | この間に10周年 |
Ver.6.3 | 126 | |
Ver.6.5前期 | 130 | この間に11周年 |
Ver.1時代はとにかく早いペースでレベル上限が解放されていたが、「このレベルにならないと遊べないということはないので、気長に育成してほしい」という旨の発言をしていた。
80→85は、新規プレイヤーが追いつけなくなることを懸念して1年ほど間が開いていた。
その後は概ね半年~9か月ごとに解放している。
Ver.4以降では、4.0を除いて新しい職業が追加されるタイミングでは解放されず、それ以外のバージョンで解放されるように調整されている。
【特訓モード】のスタンプ上限解放とも重ならないように調整しているようだったが、Ver.5.2では方針を変えたのか同時に解放された。
Ver.4.4は区切りでないタイミングで3という中途半端なレベル数の解放をしたが、これは「遅い」「早い」という両方の意見を汲み取った上で、あえて中間のような位置付けにしたようだ。
Ver.5では小刻みに解放する方針で必要経験値を少しずつ上げ、代わりにステータス上昇を大きくしている。
職人レベル
職人は見習いのうちはレベル10までとなっており、この間の転職は自由とされている。
しかし、本職になるとレベル上限が30まで解放されるのと同時に【ギルド移籍許可証】なしには転職できないようになってしまう。
こちらのレベル上限解放はギルドマスターから受ける試練をクリアすることで解放され、Ver.7.0現在は80となっている。
名声レベル
実装以来永らくレベル99で据え置きだったが、Ver.4.3で120に上限アップ。
チームレベル
実装当初はレベル30。不定期に半端な形で上がってきているが、Ver.6.5前期現在は80が最高。
仲間モンスター
当初よりレベル50で固定されているが、代わりに【転生】というシステムがある。こちらはVer.6.5後期現在、15回まで可能。
釣りレベル
実装当初はレベル20。Ver.2.3前期で25、Ver.3.3後期で30、Ver.4.0で35、Ver.4.4で40、Ver.5.1で45、Ver.6.1で50、Ver.6.5後期で55に上限アップ。
勇者姫アンルシア
実装当初はレベル50。Ver.2.3後期で55、Ver.2.4前期で60、Ver.5.3ストーリー【勇者復活】の進行途中で120に上限アップ。
おたからレベル(王家の迷宮)
実装当初はレベル50。Ver.3.1前期で60に上限アップ。
合成レベル
実装当初はレベル20。Ver.3.2前期で25、Ver.3.3前期で30、Ver.3.4前期で35、Ver.3.5中期で40、Ver.3.5後期で45、Ver.4.0で50、Ver.6.0で55、Ver.6.2で60に上限アップ。
達人のオーブ
各オーブとも実装当初はレベル40。Ver.3.0後期で45、Ver.3.1前期で50、Ver.3.5中期で55、Ver.6.0で60、Ver.7.0で65に上限アップ。
不思議の魔塔
Ver.6.0の改修直後は30、Ver.6.1で40、Ver.6.2で50、Ver.6.5前期で70に上限アップ。
なお、Ver.5.5後期までの改修前は80。
アスフェルド学園
実装当初はレベル40。ストーリー進行によって上限が解放されていく。
最終話(Ver.3.5後期)で追加されたレベル70が上限。
Ver.4.5後期より、レベルを引き継いだ状態でストーリーを最初から再プレイできるようになった。
牧場レベル(おでかけ便利ツール)
実装当初はレベル40。Ver.4.5前期にレベル50に上限アップ。